「長風呂は乾燥する」というけれど

今や常識となった「長風呂は肌が乾燥する」という考え方。
ひたすら長くつかれば体が温まって美容効果もあるということではないんです。
でもやっぱり、お風呂に長くつかるのが好きなんです。
そんな方のために、この記事では
・そもそも長風呂はなぜよくないのか(デメリット)
・デメリットをできるだけ抑えて美容効果を生む方法
についてまとめました。
デメリット:寝つきが悪くなる

特に熱めのお湯での長風呂は活動のスイッチとなる「交感神経」を刺激してしまい、かえって目がさえてしまうそうです。
実際に私自身も熱いお湯に長い時間つかることが多いのですが、最近なかなか眠りにスムーズに入れなくなっていました。
デメリット:内臓に負担がかかる

このデメリットは私もまったく知らなかったのですが、入浴中の水圧(体にかかる圧力)は肩までつかった場合、なんと1トンにも及ぶそうです…!
それが長時間の入浴となるとかなりの負担が体にかかってしまいます。
長風呂した後、立ち上がると心臓がドキドキしてつらい思いをしたことはありませんか?
そういった症状は水圧が原因だと考えられます。
デメリット:肌が乾燥する

肌が乾燥するという長風呂のデメリットはかなり重大なものかと思います。
特に寒い季節は空気の乾燥によって肌が敏感になりがちです。
それに長風呂の乾燥が加わるとお肌は大変なことに…。
お風呂に入ると肌がかゆくなってしまうのもこの乾燥が原因です。
負担を少なくするにはどうすればいいの?

以上のように、「こんなに良くないことがあるの?!」と思わず驚いてしまうほど、長風呂の悪影響があることが分かりました。
実際に、紹介した3つのデメリットは今現在私が悩んでいることそのものですごく驚きました…。
では、こうした憎きデメリットを取っ払って長風呂の気持ちよさはそのままにするにはどうしたらいいのでしょう?
その1:お風呂の温度を少し下げてみる

まずは熱すぎるお湯につかっていないか振り返ってみましょう。
お湯の温度の目安は最高でも40度までにしましょう。
全身浴のほかにも、半身浴も取り入れて体への負担を徐々に減らしていきましょう。
その2:入浴剤にこだわる

お湯(水道水)には塩素が含まれています。
そして、塩素は乾燥したお肌に刺激を与えてしまうそうです。
そんな塩素は減らして入浴したいですよね。
塩素を除去するにはレモン汁スプーン一杯など、ビタミンCをお風呂に加えるといいようです。
ほかにも、保湿にこだわった入浴剤などもうまく活用したいですね。
その3:洗う場所を少なくする

毎日の入浴で全身を洗う方がほぼ全員だと思います。
しかし、お湯を流すだけでほとんどの汚れは落ちるようなので、全身をゴシゴシと洗うのはなるべくやめたほうがいいでしょう。

逆に、洗ってよい場所は、「顔・胸・脇・お尻・デリケートソーン」の5か所です。
最初は慣れないかもしれませんが、ぜひ習慣化したいものですね。
ボディソープも肌に優しいものを
ボディソープ
¥481
hadakara(ハダカラ)の肌を守って洗うボディソープ。
価格が良心的なところも嬉しいですね♡
私も実際に使用していましたが使用感が良く洗い流した後は適度に潤っていた感じがしました。
デリケートゾーンのケアだって大事なの
デリケートウォッシュオイル
¥3,780
PEACH JOHN(ピーチ・ジョン)から出ているデリケートゾーン専用のラインのアイテムです。
自然由来成分95%以上のオイルで汚れを優しく浮かせ洗い上げます。
肌が敏感になっているときはデリケートゾーンにもトラブルが生まれやすいのでケアアイテムは揃えておくのが吉です◎
その4:保湿ケアを忘れずに♡
ここまで気を付けて長風呂を楽しんだら最後には保湿ケアを欠かさないでくださいね♡
本当に乾燥に困っているのなら、インバスで使えるボディトリートメントを使い、お風呂から出た後にも通常のボディクリームを使えば乾燥知らずのボディが完成♡
インバスで使える保湿アイテム
パーフェクトホイップマスク
¥640
お風呂の蒸気で柔らかくなったお肌の角質に集中的にうるおい成分が浸透してお風呂上がりの急激な乾燥を防ぎ、次に使うスキンケアの効果も高めてくれる優れもの。
泡状になっていて面倒な作業がないのも続けやすそうで高得点。
インシャワーボディーローション
¥1,650
高い保湿効果が人気のニベアから、塗って流すだけで保湿が完了する時短アイテムが展開されています。
肌が丈夫な方はこれだけで、肌が乾燥していてピンチな人はお風呂をあがってからゆっくりボディケアをしてみてください。
その他の豆知識

最後に書ききれなかった「知っておくと役に立つ豆知識」を紹介します。
①入浴前に緑茶で水分補給すると美肌効果が期待できる
…入浴することで緑茶に含まれるカテキンが約7倍吸収されるそうです。今や海外でも健康効果が人気の緑茶を効果的に摂取してみましょう♪
②炭酸ガスは体感温度を上げてくれる
…熱いお風呂が好きでやめられない方はやってみてください。炭酸系の入浴剤を入れることで体感温度が上がるそうです。炭酸にそんな効果があったなんて驚きですよね。
最後

長風呂が好きな人のための対策と方法を見ていきました。
肌の乾燥をはじめとするトラブルに負けずに入浴美容を楽しみましょう♡