え、何て言った?
夕飯作りのお手伝い中。
野菜を切って、鍋にそれを入れて…。
そしたら、お母さんに「あ、ビックリ水しておいて~!」と頼まれました。
ん…?“ビックリ水”…?
全然わからず、固まってたらお母さんに「いやビックリして、とは頼んでないよ」と怒られました。
料理をするうえで、聞き慣れない難しい用語ってたくさんある。
この記事では、知っておきたい料理用語を紹介します。
:知ってる?料理用語
ビックリ水
麺を茹でてる時、沸騰して泡が吹きこぼれそうになって慌てた…!
なんて経験ありませんか?
そんな時、吹きこぼれないようにするために入れる水のことを「ビックリ水(さし水)」と言います。
材 料(2人分)
出典 recipe.rakuten.co.jp
ラーメンの生麺3玉
ほうれん草90g
しめじ100g
鶏ムネ肉3分の1
水(ラーメンの汁用)700ml
固形コンソメ2個
岩塩小さじ半分
梅干し2個
ごま油小さじ2
柚子胡椒小さじ1
水(びっくり水用)200ml
落としぶた
「落としぶた」は、煮物を作る際、材料の上に直接のせるふたのこと。
アルミホイルなどでも代用が可能なんです。
その場合、中央に穴をあけて。
煮ものをするとき、鍋の中に落とし込んで材料に直接のせるふたのこと。
出典 www.lettuceclub.net
落としぶたをすることで、煮立った汁がふたにぶつかって対流を起こし、煮汁が全体にいきわたって均一に煮ることができる。
また、沸騰による材料の動きをおさえて、煮くずれを防ぐ役割も。
落としぶたには、木製、ステンレス製、プラスチック製などがある。
木製の場合は、煮汁がふたにしみこむのを避けるため、水で湿らせてから使う。
アルミホイルやオーブン用ペーパーなどで代用することも。その場合は、中央に空気抜きの穴をあける。
材 料(4人分)
出典 recipe.rakuten.co.jp
かぼちゃ1/2個
酒大さじ2
砂糖大さじ1.5〜2
醤油大さじ1
出汁2/3程浸かるぐらい
色止め
青菜などを茹でた後、それを色鮮やかにさせるためにするのが「色止め」。
茹で終わったあと、余熱で色が悪くなってしまうのを防ぐために急激に冷やします。
青菜などをゆでたあと、すぐに冷水にとって一気に冷やすこと。
出典 www.lettuceclub.net
色鮮やかに仕上がる。
急激に冷やすことで、余熱で加熱が進んで色が悪くなるのを避ける。
材 料(2〜4人分)
出典 recipe.rakuten.co.jp
ナス3本
水5カップ
焼きミョウバン小1
:その違いってなんだろう?
レシピに書いてある「塩少々」や「塩ひとつまみ」。
一体、何が違うんだろう?
はっきりとしたグラム表記ではなく、一見曖昧な表現に戸惑ってしまう…。
勘違いしやすい料理用語とその違いを紹介します。
少々 と ひとつまみ
「少々」は親指と人差し指の指2本を使って、つまんだ量のことをさします。
「ひとつまみ」は、親指と人差し指と中指の指3本を使って、つまんだ量のことです!
「ひとつまみ」の方が「少々」よりちょっと多めの量になりますね!
一般に、「少々」は親指と人さし指でつまんだ量。「一つまみ」は親指と人さし指、中指でつまんだ量が目安です。または、下ごしらえや料理の仕上げなど、状況によって判断する場合もあります。
出典 textview.jp
余熱 と 予熱
「余熱」は、火を止めたあと、使った調理器具や材料自体に残った熱のことをさします。
ある程度火を通してから余熱であたためることで、焦げずにほどよい仕上がりに。
余熱があることを計算して、料理をするといいでしょう。
「予熱」は、オーブンなどを使う時に、あらかじめ温度を上げておくことをさします。
これは、焼く時間とは別のものです。
予熱をすることで、焼きむらを防ぐことができます。
お菓子作りでは、欠かせない工程のうちの1つです。
「予熱」は、器具などをあらかじめ熱しておくこと。 「余熱」は、加熱を止めた後に残っている熱。
出典 mainichi.jp
かぶるくらい と ひたひた
「かぶるくらい」とは、鍋の中の材料の頭が水につかるくらいの状態をさします。
材料を茹でたりする時の水の量は、かぶるくらいの量で大丈夫です。
一方、「ひたひた」は、鍋の中の材料の頭が少し出るくらいのことをさします。
水の量が少なめなことで、煮崩れ防止につながるんだとか。
カボチャやイモの煮物などを作る時は、「ひたひた」と「かぶるくらい」を間違えないようにしたいですね。
お鍋に材料を入れて、その材料が水面から出ない量が「かぶるくらい」。少し材料の頭が見えるくらいの量が「ひたひた」だそう。
出典 asajikan.jp
料理用語を覚えましょう~!
料理をするうえで、知っておきたい料理用語。
用語をいっぱい覚えて、料理の腕を磨いてみましょう♡