「〇〇ちゃんって、読んでる本までお洒落だね」装丁で選びたくなる本12選
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「〇〇ちゃんって、読んでる本までお洒落だね」装丁で選びたくなる本12選

どこまでもお洒落に抜かりないMERY女子の皆さんは、読む本だって素敵な表紙の本を手に取りたくなるはず!今回は、読み応え抜群で、尚且つセンスに溢れた装丁の本を12冊ご紹介します。「〇〇ちゃんって、読んでる本までお洒落だね」と嬉しい言葉も貰えちゃうかも。

更新 2018.12.23 公開日 2018.12.23
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読書だって、センスがきらり

メイクやファッション、持ち物だけじゃなくて、私は全てにこだわりたい。
読書だって、センスがきらりと光る人でありたい。
『どこまでも抜かりなくお洒落に』それが私のモットーだから。

お仕事や学校の休憩時間、電車やバスの移動時間、読書をしている姿にまでセンスを感じさせるような女性に。

見た目だけじゃなく、内容も読み応え抜群でしっかり味わえる素敵な本を早速ご紹介します。

◯さくっとショートストーリー◯

例えば、おやすみ前のひと時や電車の移動時間、さくっと読み切れる短編集はいかがでしょう。
長編だと、前に読んだ記憶が曖昧で入り込めなかったり、途中で飽きて最後まで読めない!といった方におすすめです。

本のアラカルト♡

私が好きなあなたの匂い

¥1,944

著 者:長谷部 千彩
出版社:河出書房新社

クリードやゲラン、トム・フォード、クロエなど、実在する香水から紡がれた全36編のショートストーリー集。過去の甘やかで時にほろ苦い思い出が、香りとともに蘇りそうな一冊です。

週末は彼女たちのもの

¥494

著 者:島本理生
出版社:幻冬舎

ルミネの広告として使われていたショートストーリーをまとめた一冊。著者の島本理生ならではの、丁寧で繊細な心理描写が恋に揺れる女性の心をリアルに描き出します。

◯思わずクスッと、エッセイ集◯

エッセイとは、自由な形式で気軽に自分の意見を述べた散文のこと。その自由さがエッセイの魅力なので、物語形式よりも読みやすい!という方も多いかもしれません。

筆者の人柄や価値観が垣間見える、ブログのようなこのジャンルを楽しんでみて。

作家さんの個性、溢れまくりです

Room talk

¥1,728

著 者:岡尾 美代子
出版社:筑摩書房

スタイリストの岡尾美代子が送る、日々の何気ない幸せが詰まったエッセイ集。読む度に、のんびりとした空気を纏った写真と文章が心をふわりと癒やしてくれそうな一冊。

エコラム

¥853

著 者:リリー・フランキー
出版社:新潮社

リリー・フランキーが考える、「愛とは何か」「友達と知り合いの違いは」「いい女ってどんな女」などなど、人生をめぐる哲学を抱腹絶倒の直球コラムで届ける作品。

◯不思議な世界にトリップ◯

ファンタジー、架空の設定、独特な空気を纏った物語。私達の普段の生活とはかけ離れた世界に入り込んで楽しめるのが読書の醍醐味でもありますよね。

一度ハマると抜け出せないほど濃密なブックワールドを堪能して。

くらりと圧倒、酔いしれて

ポーの話(新潮文庫)

¥720

著 者:いしいしんじ
出版社:新潮社

「うなぎ女」たちのもとに生まれた主人公、ポーの数奇な人生の物語。独特な世界観を展開する、いしいしんじワールドを感じてみて。

無花果とムーン

¥691

著 者:桜庭一樹
出版社:KADOKAWA/角川書店

18歳の少女、月夜の大好きなお兄ちゃんが、ある日突然月夜の目の前で死んでしまう。そんな中現れた流れ者の少年が兄と同じ顔をしていて…?!独創的な言葉のセンスと甘ったるい世界観に酔いしれて。

鳥打ちも夜更けには

¥1,620

著 者:金子薫
出版社:河出書房新社

古典『見聞録』で楽園と謳われた島の架空の港町が舞台。鳥打ちという架空の職業に就く3人の青年の「自由」を巡る圧倒的作品。

◯ポップな味も涙の味も家族小説で◯

ラブストーリーやミステリー小説を好んで読まれる方はきっと沢山いらっしゃると思いますが、たまには家族を描いた小説を読んでみるのはいかがでしょうか。
ポップなテンションのものから、「家族の形」とは何かを考えさせられるものまで、そのテイストは様々です。

カラフルな家族のカタチ

偽姉妹(単行本)

¥1,836

著 者:山崎ナオオーラ
出版社:中央公論新社

真面目で地味な35歳の正子は夫の浮気で離婚。シングルマザーになり姉妹と暮らすことになった正子だが、姉妹同士の生活に息苦しさを感じはじめ、「私、お姉さんたちとは別に、姉妹になりたい人ができたの」と奇想天外の提案をする。3億円の宝くじを当て、姉妹のメンバーチェンジを試みた正子が巻き起こすポップな家族小説。

TIMELESS

¥1,620

著 者:朝吹真理子
出版社:新潮社

恋愛感情のない結婚をした、うみとアミ。やがてうみは妊娠し、アミは姿を消す。過去と現在をオーバーラップさせながら展開される内容と美しく儚い言葉のセンス、緻密な描写を堪能して。

◯心を動かされたいあなたへ◯

時たま「今ものすごく感動するものに出会いたーい!」と、感情が湧き起こる時はありませんか?思いっきり泣きたい、心を動かされたい、じーんと胸が熱くなる感覚を味わいたい、そんなときにおすすめの長編小説をご紹介します。

愛のカタチもそれぞれです

ひとりの体で (上巻)

¥2,160

著 者:ジョン・アーヴィング
出版社:新潮社

小さな田舎町に生まれ、不安と葛藤の間で揺れながらもバイセクシャルとしての自らの性を受け入れた少年。やがて少年は、友人や父親もそれぞれに性の秘密を抱えていたことを知る。切なくも愛に溢れた傑作長編。下巻と併せてお楽しみ下さい。

奇跡の人 The Miracle Worker

¥488

著 者:原田マハ
出版社:双葉社

盲目で耳が聞こえず、喋ることもできない三重苦の少女と、人間の可能性を信じて彼女の教育に身を尽くす女教師。二人の長い闘いを描いた感動の物語。

〇拭えない寂しさに寄り添うお話〇

何をしても消えない憂鬱や、拭えない寂しさ、切なさ。そんな感情が高まる夜更けに優しく寄り添ってくれるような小説をご紹介。

ブルーな気持ちに酔ってみるのもまた乙です。

溶けない寂しさの中で微睡んで

薬屋のタバサ(新潮文庫)

¥562

著 者:東直子
出版社:新潮社

「平穏な時間。それ以外に欲しいものなんて何もない」とすべてを捨てて家を飛び出した山崎由実。彼女が辿り着いた古びた薬屋の店主、タバサは由実を住み込みとして雇ってくれるが、タバサの本心は分からぬまま…。言い知れぬ寂しさや孤独が渦巻きながら進んでいく物語はラストまで見逃せない。

心ときめく本で内面から自分磨き◎

自分好みの素敵な装丁の本に出会えたでしょうか。
見た目も中身もお気に入りの本は、きっと一生モノの財産になるはず。
心ときめく本を読んで、内面から自分磨きをしてみましょう♡

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