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見た目からでもいいんです。表紙が可愛い本を読んで憧れの電車で読書する女の子に

電車で本を読む女の子っていいなと思ったことはありませんか?でも、何を読めばいいか分からない。今回は、表紙が可愛くてつい手に取ってしまいたくなるオススメの本を8冊ご紹介。ブックカバーのようなお洒落なデザインや美味しそうな食べ物のデザイン、カラフルなものや個性的なものまで沢山あります。見た目で本を選んでみるのはいかが?

更新 2018.11.21 公開日 2018.11.21
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電車で読書する女の子って憧れる

電車で読書する女の子って憧れる 出典 latte.la

電車に乗っている人ってほとんどの人がスマホをいじっているけど、たまに見かける読書する人。
同世代の若い女の子が本を読んでいる姿を見ると、なんかいいなって思う時はありませんか?

見た目から入っても良いんじゃない?

確かに読書したいけど、慣れてないし何を読めばいいか分からないというあなた。
それなら形から入ってみるのはいかがですか?表紙の可愛さからつい手に取って読みたくなるオススメの本をご紹介します。

ブックカバーみたいな表紙

本を可愛くしたり、読んでいるものが他の人に分からないようにするためのブックカバー。
本のタイトルは隠れませんが、お洒落なデザインが全面に描かれたまるでブックカバーのような表紙の本からまずご紹介。

檸檬

檸檬

¥432

梶井基次郎(著)/ 角川文庫
角川文庫には、手ぬぐいなどを扱う『かまわぬ』の手ぬぐいと風呂敷の柄の表紙の本が多数あります。どのデザインも可愛いので、迷ってしまいそうです。
『檸檬』は教科書に載るほどの名作なので、読んだことがある人も多いかもしれません。

私は体調の悪いときに美しいものを見る贅沢をしたくなる。しかし最近は馴染みの丸善に行くのも気が重い。ある日檸檬を買った私は、その香りや色に刺激され、丸善の棚に檸檬一つを置いてくる。現実に傷つき病魔と闘いながら、繊細な感受性を表した表題作ほか、「城のある町にて」「雪後」などを収録。

出典 www.amazon.co.jp

雪だるまの雪子ちゃん

雪だるまの雪子ちゃん

¥724

江國香織(著)/ 新潮文庫
タイトルに合わせて雪の結晶が散りばめられた可愛いデザインです。主人公が雪だるまな点も、とてもファンタジックでつい手に取りたくなってしまう一冊。

ある豪雪の日、雪子ちゃんは空から降ってきたのでした。そして最初に彼女を発見した画家・百合子さんの物置小屋に住みつきました。雪子ちゃんはトランプや夜ふかしやバターが大好きで、数字が苦手な野生の雪だるま。近所の小学生と雪合戦やなわとびもします。夏の間は休眠するし、いずれは溶けてしまうので、いつも好奇心旺盛。「とけちゃう前に」大冒険! カラー銅版画12枚収録。

出典 www.amazon.co.jp

美味しそうな表紙

食べ物の絵って可愛いものが多いですよね。
続いては、読みたくなるだけでなく食べたくもなってしまうようなデザインの表紙の本をご紹介。

太陽のパスタ、豆のスープ

太陽のパスタ、豆のスープ

¥540

宮下奈都(著)/ 集英社文庫
鮮やかな緑に美味しそうな食べ物がたくさん描かれています。宮下奈都さんの作品は食べ物に纏わるものが多く、美味しそうな表紙の本が他にもあるので、ぜひチェックしてみてください♡

人生は自分の気持ち一つで変わるんだ!
結婚式直前に婚約を解消された明日羽(あすわ)。傷心の彼女に叔母のロッカさんが提案したのは“やりたいことリスト"の作成だった。自分の気持ちに正直に生きたいと願う全ての女性に贈る感動の物語。

出典 www.amazon.co.jp

夜中にジャムを煮る

夜中にジャムを煮る

¥680

平松洋子(著)/ 新潮文庫
この本も台所に纏わる短編集ということで、美味しそうな苺が描かれています。食べ物のエッセイ集は表現力豊かなものが多く、本に登場したものを食べたくなりそう。

土鍋でつややかに炊きあがったご飯のありがたみ、かき混ぜる両手が決め手の韓国料理の味わい。夜のしじまに、甘やかに漂う出来たてのジャムの香り……。つくるよろこびと食べるよろこび、どちらも大切にできる場所。それが台所。そこでは、いつだって新しい発見と笑顔が満ちている。食材と調理道具への愛情を細やかに描き、私たちの日々の暮らしを潤す、台所をめぐる17のエッセイ。

出典 www.amazon.co.jp

カラフルな表紙

色鮮やかでカラフルなものってやっぱり可愛いですよね。
本の表紙も、カラフルで可愛いデザインのものがあります。明るく派手目なデザインなので、人目を惹きそう。

食堂かたつむり

食堂かたつむり

¥605

小川糸(著)/ ポプラ文庫
黄色と黄緑が鮮やかで目を惹く表紙。
1日1組のお客様たちはみんな個性豊かで、それぞれのお客様にあった料理を作る主人公はとっても魅力的です。

おいしくて、いとおしい。
同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。
山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。
巻末に番外編を収録。

出典 www.amazon.co.jp

カラフル

カラフル

¥583

森絵都(著)/ 文春文庫
黄色地にシンプルなデザインの表紙。
読み進めるうちにカラフルになる主人公の環境の変化から目が離せません。自分の中学時代も思い出しそうな本です。

生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。不朽の名作ついに登場。

出典 www.amazon.co.jp

ちょっと個性的な表紙

本屋に並んでいたら、個性的でつい中を開きたくなってしまうような表紙の本もあります。
表紙が個性的なものって、もしかしたら内容も個性的なのかも。

ねこに未来はない

ねこに未来はない

¥518

長田弘(著)/ 角川文庫
シュールな表紙やタイトルから興味をそそられてつい手に取りたくなってしまう一冊。ユーモアあふれる本なので、電車の中でクスッと笑ってしまわないよう要注意です。

かわいいねこたちが、ある日突然、姿を消した!きびしい現実のなかで未来を奪われたねこたちに寄せた、さわやかなユーモアとあふれるウィット。話題をよんだ物語エッセー。

出典 www.amazon.co.jp

授乳

授乳

¥596

村田沙耶香(著)/ 講談社文庫
赤地に花や女の子が描かれていてお洒落な表紙です。
表紙にも惹かれますが、あらすじを読んでも、つい中を開きたくなる内容の本。見た目から入っても、気付けば内容の方にハマっている、なんてこともありそう。

いままでにない、小説、そして作家。戦慄のデビュー作。
「母が同い年のクラスメイトだったら、きっといじめてるな」
受験を控えた私の元にやってきた家庭教師の「先生」。授業は週に2回。火曜に数学、金曜に英語。私を苛立たせる母と思春期の女の子を逆上させる要素を少しだけ持つ父。その家の中で私と先生は何かを共有し、この部屋だけの特別な空気を閉じ込めたはずだった。「――ねえ、ゲームしようよ」。表題作他2編。

出典 www.amazon.co.jp

たまには本を読んでみる?

表紙が可愛いから手に取ってみたけど、内容も面白そう。
そんな本を見つけて、たまには電車でスマホじゃなくて本を広げてみませんか?
次はあなたが、「なんか憧れるな」って思われるかも♡

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