突然の肌荒れ警報
なんの予兆もなく、突然訪れた肌荒れ。
スキンケアを変えたわけでもなく、食生活も変わりない…原因がわからない肌荒れってとっても厄介ですよね。
実は自分の問題だけではなく、季節の変わり目なども関係しているのかもしれません。
肌荒れの正体は“ゆらぎ肌”
考えられる一つの原因に“ゆらぎ肌”というものがあります。
いつもに比べて、お肌に違和感がある状態(ピリピリ感やカサカサ感など)をゆらぎ肌と言います。
原因は様々で、季節の変わり目や、生理中などに荒れることもあれば、ストレスや天気も関係することも。
それだけ女性の肌はデリケートなんです。
食事や睡眠、心の在り方はもちろん、日々の気温、湿度などの外的環境まで、私たちの生活の中で様々なことがお肌には影響します。日々同じでいられない毎日の中で、お肌に違和感を覚えること、それを“ゆらぎ肌”と呼んでいます。
出典 www.michellebio.jp
敏感肌とゆらぎ肌の違いは?
実はゆらぎ肌は、敏感肌の手前の状態なことも多いのです。
敏感肌は、常に肌が敏感な状態です。
そのため敏感肌の人は、優しい成分のものにしたり、人一倍スキンケアに気を使っていますよね。
一方ゆらぎ肌は、突然起こる異常な肌のこと。
乾燥肌だったのに突然皮脂の分泌が多くなったり、ニキビが出にくい体質なのにニキビが一瞬でできてしまったり…。
ゆらぎ肌をそのまま放置してしまうと、敏感肌となりあれてしまった状態と通年で向き合わなければならなくなってしまう可能性もあるのです。
敏感肌は細胞間脂質の生成が下がって皮脂膜を補えず、通年バリア機能が低下している肌。揺らぎ肌は皮脂膜を補えるけれど、時々バリア機能が低下してしまう肌
出典 i-voce.jp
いつもの肌に戻すためには?
肌を立て直すにはどうしたら良いのでしょう。
ゆらぎ肌は、敏感肌の手前の状態な場合も多いので対処法は基本的に似ています。
ストレスフルでないか、また、バリア機能の低下、ターンオーバーの乱れの改善などを目指してみてください。
原因の改善
例えば原因がストレスの場合。
1日の終わりにゆっくり湯船に浸かるだけでも、ストレスの軽減に繋がるリラックス感を感じることができます。
入浴剤やアロマを活用し、癒しの空間を作ってみてください。
バブ ナイトアロマ 12錠入
¥338
アロマキャンドルを焚いているかのような香りの空間を楽しむことができます。
炭酸力が温浴効果を高めて、体の芯まで温まることができます。(疲労・肩こり・腰痛・冷え症に効果あり。)
クリームバス ゴートミルク (保湿入浴液) 1000ml
¥1,797
ヤギミルク入りの入浴剤です。
諸説では世界三大美女のひとり、クレオパトラが入浴の際にヤギミルクを用いていたと言われているんです。
保湿効果の高い成分が配合されている入浴剤なので、すべすべの肌へ導いてくれます。
バリア機能を高める
*洗顔やボディソープを肌に優しいものに変えてみる。
筆者の場合はバリア機能を低下させる原因の1つと言われている「合成界面活性剤」を避けるなどしています。
もし合成界面活性剤が入っていないものを選ぶ場合は、「無添加」と記されているものではなく、「合成界面活性剤不使用」と明記されているものを選ぶと◎です。
皮ふバリア機能にもっとも重要な役割を果たす角層細胞間脂質は、界面活性剤によって洗い流されやすく、洗浄力の強い洗顔料を使うと次々と溶かし出されてしまいます。毎日使う洗顔料はなるべく刺激が少なく、皮ふ表面の汚れを落とすだけのものがおすすめです。
出典 www.zenyaku.co.jp
*肌断食をしてみる。
肌が自力で活動してくれるように、お休みの日などに1日最低限のスキンケアしかしない日を作ってみてください。
例えば、合成ポリマーが含まれているものは保湿力がありますが、ラップで覆っているのと同じ状態になります。
そうすると肌は、勝手に潤ってくれているからと活動を怠けてしまうのです。
肌断食をすることで活を入れるというわけです♩
正常なターンオーバーに導く
正常なターンオーバーの状態に戻しましょう。
そのために、角質ケアなどのピーリングは少しお休み。
強いピーリングの効果は、角質が減って肌がツルツルになったように感じ、毎日行う方もいるでしょう。
しかしそれはターンオーバーを早めてしまうことにつながるのです。
角質ケアは、ターンオーバーを正常化する役割と同時に、やりすぎて異常化させてしまう可能性もあるのです。
ビタミン摂取
ビタミン不足も原因の一つかもしれません。
美肌にビタミンは欠かせない栄養です。
ビタミンA.B.C.D.Eをバランスよく摂取できるように心がけてみましょう。
質の高い睡眠をする
生きる上でも食事と同じくらい大切な睡眠。
寝ている間に成長ホルモンが分泌されて、疲れの回復・お肌の回復・血流改善などをしてくれるのです。
一般には睡眠開始から1〜3時間後に活発に分泌されるそうなので、ぐっすり眠れる自分なりの工夫をしてみてください。
予防も心がけよう
せっかく綺麗な肌に戻ったのに、繰り返してしまうのは嫌ですよね。
だからこそ、日頃からゆらぎ肌にならないためにも予防を心がけましょう。
予防に一番効果的なのは“保湿”です!
保湿が、肌のバリア機能を高めてくれるのです。
手で温めながら肌になじませて使うと、カサつきなどの乾燥を改善&予防してくれる商品です。
外的刺激からお肌をやさしく守ってくれます。
キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム 40g
¥2,530
セラミド機能成分を配合した潤い成分が入っています。
乾燥性敏感肌を考えて作られているため、保湿力に優れ肌に優しい商品と言えます。
ゆらぎ肌、バイバイ
突然訪れる厄介者の“ゆらぎ肌”。
お肌と向き合って、早めのケアを目指しましょう。