聞き上手から相談され上手に。相談したいと思ってもらうために守りたい6つのコト
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聞き上手から相談され上手に。相談したいと思ってもらうために守りたい6つのコト

聞き上手だねって言われたことはあるけれど、悩み相談をされても上手に返せるわけじゃない。そんなあなたに教えたい、6つの大切なコツがあるんです。簡単に実践できるものばかりなのに、その6つさえ守れば相談され上手さんにステップアップができるから。大切な人との会話に取り入れて「話したいと思える相手」になりましょう♡

更新 2020.08.05 公開日 2020.08.05
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私、役に立ててるのかな

友達の恋愛相談を聞いていて、思ったの。
「聞き上手だね。」って言ってもらえたことはあるけれど、「話してよかった!」って言われたことないなって。

もしかして私、ただ相手の話を聞いてるだけになってるのかな。

誰かに話したくなったときに「あの子にしよう」って選んでもらえる“相談され上手”さんになりたくて。
相談され上手さんたちが守っている、6つの約束事を知りたいんです。

心構え1:寄り添う姿勢

誰かの相談を受けるときに忘れてはいけないのは、相手があなたを信頼して相談をしてくれているということ。
だからこそ、傷つけたり、がっかりさせてしまうようなことにはなりたくないですよね。

相手が見ている景色と、完全に同じものを見ることはできないかもしれないけれど、なるべく同じ視点に立って、同じ立場で考える「寄り添いの姿勢」を見せることが最も大切。

「絶対大丈夫だよ!」「気にしすぎだって!」
とりあえずでそんな風に言ってしまっていませんか?

どんな相談内容でも、まずは相手の立場になってみることを心がけましょう。

心構え2:「聞いているよ」を表現する

相手の話を聞くときは、しっかり「聞いているよ」と相手に伝えることが大切。
うなずいたり、「うんうん」と相槌を打つことで、相手が受け入れてもらえているんだと感じることができます。

相手の目を見て、話を聞く。
何気なく携帯をいじったり、手遊びをしてしまったりしていませんか?
相談をしているのに相手が自分にフォーカスしてくれていないと感じると、誰しも悲しくなるはずです。

話してくれていることに感謝して、しっかり相手に向き合いましょう。

心構え3:繰り返し、伝え返し

相手が一息ついたタイミングで、「話されたことを繰り返してみる」こともとても大切。
【おうむ返し】【言い換える】など、やり方は様々。

自分の話が相手に伝わっているという安心感を与えてあげることは、「もっと話したいな」を引き出す重要なポイントになるはず。

「〜ってことがあったんだ。」
「そっか〜。〜だったから〜だったんだよね?それはすごく悲しいね。」
と自分の受け取り方が相手と一致しているのか確認することもできるので、話し手との間にズレが生じるのを防ぐためにも大切なプロセスなんです。

話の続きを促す技法は、相手の気持ちや話題に出てきた登場人物の気持ちを確認しながら丁寧に行いましょう。急ぎすぎると、話し手との信頼関係を損ねてしまいやすいです。

出典 www.kaonavi.jp

心構え4:質問の種類を意識する

みなさんは質問には、
・オープンクエスチョン
・クローズドクエスチョン
の2つの種類があることをご存知ですか?

オープンクエスチョンとは、単純にはい・いいえで答えられない質問のことを指し、クローズドクエスチョンはその反対を指します。

相談を受けているときには、どうしても「なんでそう思うの?」「どうして〜しないの?」など、なぜ、どうしてを聞くオープンクエスチョンを多用してしまいがちです。

ですが、相手が負担に感じてしまうこともあるかもしれないということを忘れてはいけません。
どちらの質問の仕方が相手にとって答えやすいのかを想像して、状況によって上手に使い分けてみましょう。

心構え5:意見を押し付けない

「〜した方がいいよ!」
「絶対〜だって!」
なるべくポジティブに話したい、悩みを解決してあげたいと思うとどうしてもこんな風に話してしまうものですよね。

出典 dejou.jp

もちろん励ますことは大切なのですが、あまりにもその傾向が強いと相手は自分の気持ちを無視されたように感じてしまうことも。

意見は押し付けるのではなく、「私はこう思うけど、どうかな?」とあくまで自分の気持ちとして伝えてみましょう。

また、自分の考えが浮かんでも相手にとって必要のないことであれば伝えない、という選択も「考えを押し付けない」ということになります。

出典 conlabo.jp

心構え6:解決ではなく方向性を

「相談」のゴールは、解決策を提示してあげることではありません。
あくまで相談をしてくれている側が、自分で「こうしてみようかな」と方向性を決められるようにフォローをすることこそ相談され上手さんの条件です。

話しているうちに、だんだんと自分の気持ちが整理されていくという経験をしたことがある方もいるはず。

「いい解決策を出してあげなきゃ。」と責任を感じる必要はなく、相手が自分で納得のいく決断をできるように、話を聞くことで気持ちの整理のお手伝いをしてあげましょう。

相談され上手さん、こんにちは

今回は、聞き上手から相談され上手にステップアップするための6ヶ条をまとめてみました。
どれも簡単に思えるかもしれませんが、意外とできてなかった!と気づいた方もいたのではないでしょうか。

1つ1つのチェックリストをゆっくりクリアして、素敵な相談され上手さんになれたらいいですよね♡

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