古き香港の退廃美が漂うゲームセンター。11月閉店の‘電脳九龍城砦’の魅力おさらい
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古き香港の退廃美が漂うゲームセンター。11月閉店の‘電脳九龍城砦’の魅力おさらい

川崎にある『ウェアハウス川崎 電脳九龍城砦』が2019年11月17日に閉店してしまいます。遠方から足を運ぶファンも多かった電脳九龍城砦の魅力を、改めて確認しましょう。香港に実在した伝説のスラム街「九龍城砦」の驚きの再現度、おどろおどろしい雰囲気の内装、そして様々な仕掛けなどを最後にじっくりと満喫して。

更新 2021.09.19 公開日 2019.11.05
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刺激と非日常感を味わいたいなら

同じような時間に寝起きして、同じようなことを淡々とこなす毎日にちょっぴり飽きてきた。普段の生活では絶対に味わえないような刺激が欲しい。

そんな風に非日常感を欲している方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたい、おでかけスポットがあります。

電脳九龍城砦に迷い込んでみて

その名も『ウェアハウス川崎 電脳九龍城砦(でんのうくーろんじょうさい)』です。
既に写真から伝わってくるおどろおどろしさに驚いている方もいるかもしれませんね。

ここは、なんとゲームやビリヤードを楽しむことができるゲームセンター、つまりアミューズメント施設なのです。こんなに雰囲気が抜群なゲームセンターなんて初めてですよね。

シューティングゲームやプリクラ機、UFOキャッチャーなどといったゲームの種類もたくさんあります。両替機の機会の汚れの塗装も、とてもリアルなのでぜひチェックしてみてください。

館内にはビリヤードやダーツなど、様々なゲームを楽しめるコーナーが。
5Fには、ネットカフェもあります。

しかし、11月17日を最後に閉店

根強いファンが多い電脳九龍城砦ですが、なんと2019年11月17日の23:45を最後に閉店してしまいます。SNS上では、電脳九龍城砦の閉店を惜しむたくさんの声が。

既に行ってみたことがある方も、一度も行ったことがない方も、閉店前に電脳九龍城砦に行ってみませんか。

最後にお別れを告げに行こう

そんな電脳九龍城砦は、川崎にあります。
建物の外見からして、早速不気味な雰囲気が漂っていますね。

そして電脳九龍城砦のコンセプトは‘大人のためのアミューズメントパーク’。入り口に「18歳未満立入禁止」という看板があるように、18歳未満は入店できないため気をつけてください。

住所:神奈川県川崎市川崎区日進町3-7
時間:平 日 9:00〜23:45
   土日祝 7:00〜23:45
(ダーツ・卓球・ビリヤードとネットカフェは24時間)

電脳九龍城砦のここが本当にすごい

伝説のスラム街の驚きの再現度

電脳九龍城砦とは、香港に実在した伝説のスラム街「九龍城砦」をモデルにしています。
スラム街というように無法地帯で、建て増しが繰り返されたため、独特な建築模様になっているのが特徴的です。今ではもう取り壊されています。

そんな九龍城砦の混沌としたさまや退廃美が、驚きの再現度で現れています。

中には様々なチラシや看板、ゴミなどが。
なんとこのチラシや看板、そしてゴミまでも香港から直接輸入しているのだとか。

そして、できるだけ九龍城砦の街並みを忠実に再現できるように、絶妙な配置で並べられているとのこと。こだわりを感じますよね。

出入り口にも様々なポイントが

お店に入る瞬間から、お店を出る瞬間まで飽きずに楽しめる仕掛けがたくさん。

お店に入ってすぐは、心臓の弱い方は少しびっくりしてしまうかもしれません。
異国の言葉が飛び交う道を歩いて館内に進みます。目だけではなく、耳でも雰囲気を満喫し尽くせるなんて圧巻ですよね。

お店を出る時は、石を渡ります。
周囲は本当の水なので、濡れないように気をつけてください。

水が幻想的に光るため、ここで写真を撮る方もたくさん。周囲の人の邪魔にならない程度に、気をつけながら写真を撮ってみては。

店内でのルールをきちんと守ろう

大掛かりな撮影&制服はNG

ここで、電脳九龍城砦のルールを改めて確認しましょう。

電脳九龍城砦ではスマホ等による簡単な撮影はOKですが、大掛かりな機材を使っての撮影やモデル撮影、コスプレをしての撮影などはNGになっています。

また、18歳以上でも制服を着た状態ではNG。
学校のない土日か、あるいはお店に入る前に着替えてから入店するようにしましょう。

電脳九龍城砦におさらばを

遠方から足を運ぶファンも多い、電脳九龍城砦。
11月17日に閉店してしまう前に、ぜひあの非日常空間を堪能してみて。

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