10年後も着ていたいから

春/秋マストアイテムのトレンチコート。
10年経っても今と変わらず着ていたいはず。
永く愛用したいからこそ欠かせないこと、それは日々のお手入れ。
STEP1:ハンガーの掛け方はOK?

コートをハンガーに掛ける時、
・前ボタンを留めていない
・ベルトを外していない
・ポケットに物が入ったまま
…なんてことしていませんか?

ハンガーの掛け方次第で洋服の型崩れの原因になることも…。
・前ボタンを留める
・ベルトを外す
・ポケットに入っている物は出す
この3点を意識するだけでも変わるはず!
Qualsen 木製ハンガー
¥2,250
肩の部分の型崩れを防ぐために、コートは肩幅が広めのハンガーを使用することをオススメします。
その他、ジャケットやカッターシャツにも◎
STEP2:たまにはブラッシングを

日々の汚れやホコリは、生地の目に詰まっていきます。
ブラッシングをすることでそれを落とすことができるんです。
洋服ブラシはこすらずホコリを払い落とすように使いましょう。
基本原則は上から下にかけていくこと。肩からはじめ、胸・背中・両袖・裾の順番でブラシをかけます。
出典 hint-file.tokyu-hands.co.jp
ケアブラシ ブラウン
¥2,052
洋服ブラシはさまざまな種類がありますが、生地を傷めずまた静電気が起こりにくい、天然獣毛(馬毛や豚毛)がオススメです。
コートの生地によって使えないブラシがあるので、洋服の取り扱い表示をご確認ください。
STEP3:日々の汚れを3アイテムで解決

毎日着ていると、襟元や袖部分の汚れが気になることも…。
そういう時のお手入れは、おしゃれ着用洗剤・水・タオル2枚の3つのアイテムで解決しちゃいましょう!
1.洗剤液を作ろう

水4Lに対し洗剤10mlの割合で洗剤液を作ります。
タオルの端に洗剤液をつけてしっかりと絞り、コートの目立たない部分で色落ちしないかを確かめましょう。
2.タオルに汚れを移そう

キレイなタオルの上にコートの襟/袖部分を置き、洗剤液をつけたタオルで汚れをたたきます。同様の作業を裏側でもします。
洗剤液をつけすぎると、よれたり、しわができてしまう場合があるので注意しましょう。
3.洗剤を落とそう

水をつけたタオルで洗剤液をつけた部分をたたきます。
乾いたタオルをコートの下に置き、水分をタオルに移していきます。
この作業を2回繰り返したら、ハンガーに掛けて自然乾燥させます。
<やりたくなっちゃうけど、我慢して!>

早く乾かしたい…!とついついドライヤーで乾かしたくなりますよね。
でも輪ジミができてしまう恐れがあるので、必ず自然乾燥させましょう!
STEP4:手洗いできる素材も

綿やポリエステル、ナイロンでできたものは、自宅で手洗いできる場合があります。
手洗いできる製品かどうかは、洗濯表示で確認してください。
1.優しく押し洗いをしよう

洗面器やシンクにぬるま湯を張って、おしゃれ着用洗剤を入れます。
コートは軽くたたんで水溶液に浸けましょう。
優しく押し洗いをしたら、泡が出なくなるまできちんとすすぎましょう。
2.洗濯ネットは忘れずに

すすぎ終わったら、コートを軽くたたんで30秒ほど脱水にかけます。水気が飛んだら、ハンガーに掛けて自然乾燥させましょう。
3.アイロンで仕上げを

どんなに気を付けてもシワはつくもの。
自然乾燥をさせたら、アイロンで仕上げましょう。
アイロンをかけていくときは、あて布をすること! 生地の裏側から、低温であてていくことが上手に仕上げるポイントです。
出典 woman.mynavi.jp
ラボン シャレボン おしゃれ着洗剤
¥494
柔軟剤でお馴染みのLAVONS(ラボン)からおしゃれ着用洗剤が出ているんです。
100%植物由来の成分で柔軟剤も配合のため、やさしくふわふわに仕上がります♡
わたしの相棒

日々のお手入れを欠かさない理由―
それは、10年後もわたしの相棒はこのトレンチコートであってほしいから。
永く大切に愛したい。