好きな雑誌は
「好きな雑誌は?」と聞かれたとき、
「FUDGE(ファッジ)」
「CLUEL(クルーエル)」
このどちらかを挙げるあなたは、洗練されたカジュアル、トラッドな装いが好きな人でしょう。
ハイセンスなお洋服たちに胸を躍らす。
でもなかなか真似するのは難しい。
だって…

だって、みんな海外モデルさんなんだもん。
そんな風に思った経験、ありませんか?
たしかに、脚が長くて、目の色がきれいな海外モデルさんを見ると自分とは違うって1歩を引いてしまうことも。
でもやっぱり自分が好きなファッションは貫きたい、
憧れのモデルさんのような装いをしたい、
その気持ちは変わらないはず。
今回は日本人の女の子のトラッドスタイルを参考にJapaneseトラッドスタイルを考えていきましょう!
What's トラッド?

実はトラッドとは和製英語なんだそう。
もともとは英語のtraditional(トラディショナル:伝統的)という言葉からできたんだって。
源流は英国の紳士の装いとも言われています。
たしかにFUDGEなどトラッドスタイルの雑誌の中には「パリジェンヌ」や「英国風」などヨーロッパにまつわる言葉がたくさんありますね。
トラッド界の代表的Item
トレンチコート
トレンチコートの歴史をたどるとイギリス軍のレインコートとも言われています。またトレンチコートの代表ブランドであるバーバリーもイギリス発ですよね。
そんな英国感あふれるアウターはトラッドスタイルには欠かせないアイテムの一つです!
ポロシャツ
ポロシャツはフランスのファッションメーカー、ラコステが初めておしゃれ用として生み出したとも言われています。
清潔感があってクラシカルな雰囲気はトラッドスタイルにもばっちりハマります。ボタンを上までしめ、かっちり着こなしても、少し開けてラフに着こなしても◎
ラップスカート
トラッドといえばチェックパンツやチノパンツが多いイメージですが、スカートを取り入れるならラップスカートがおすすめ。
ガーリーでもカジュアルでもない独特な雰囲気は、トラッドスタイルと掛け合わせることでさらに洗練さに磨きがかかる化学反応が期待できます♡
チェックアイテム
外せないのはチェック柄。
ジャケット、スカート、パンツ、シャツetc.
色々なアイテムと組み合わせてみてね。
バーバリーチェックやタータンチェック、ギンガムチェックなど種類にも注目して選んでみるといいかも♡
How to be トラッド
まずはベージュを着こなす
第一ステップはベージュを着こなすこと。
トレンチコートを中心にコーデを組み立てれば考えやすそう。
できるだけシンプルなデザインで、シルエットにこだわることでアイテムの良さをぐっと引き出すことができます。
ベージュ一つとってもトーンや色味が違っているので、いろいろな組み合わせを考えてみてね。
差し色は赤が無難
差し色はクラシックなレッドが無難みたい。
小物やメイクにも赤を意識してみて。
逆転の発想で考えると、アイテム選びの際に、赤いアイテムとの相性を考えることで着回ししやすいアイテムを選んでいけそう。
上級者はブルーやイエローにも挑戦!
物足りなさは帽子で解決
シンプルすぎて物足りなさを感じたら、ピアス・イヤリングなどアクセサリーに頼りたくなる。
だけどトラッドな装いには帽子がぴったり。
ベレー帽、キャスケット、ハットなどを合わせれば手抜き感のないコーデに仕上がりますよ。
トレンドは形ではなく柄に宿す
トラッドなスタイルではシルエットやスタンダードなデザインを重視したい。
でもおしゃれに見せるのに、トレンド感は大きな鍵となりますよね。
トレンド感は柄に取り入れてみましょう。
例えば、2019S/S流行中の花柄を使ったコーデ。
サイズ感ぴったりのホワイトアイテムでフレンチルックに仕上げてみて。
遊び心は足元に
トレンド感のほかにも周りとはちょっと違うな、と思わせるために大切なのが遊び心。
遊び心は足元で出してみて。
例えば、ロールアップやボトムスの丈を調節してくるぶしを見せる。
シューズに柄を入れてみたり、靴下をカラーにしてみるのもいいかも。
靴下の長さはハイソックスを選ぶと見えない部分までこだわった紳士風なスタイルになりますよ。
【上級者】黒より‘濃い色’を選べ
ここからは上級者になるためのポイント。
ブラックはコーデを引き締めてくれるので、ワードローブの中では欠かせない色かも。
でも、より軽やかなトラッドスタイルにするために極力ブラックは減らして、替わりに濃い色のアイテムを選んでみて。
ネイビー、カーキ、ブラウン、グレーなど色味にこだわってみよう!
【上級者】海外のスクールルックをお手本に
ヨーロッパの制服をイメージしたコーデはかなりハイセンスなトラッドLOOKに。
ハーフパンツやカラータイツを上手に組み合わせて、おしゃれなボーイズライクな雰囲気に。
ローファーやサスペンダーも取り入れてみてね。
Japaneseトラッドはじめよう

憧れのトラッドスタイル。
雑誌の中には海外モデルさんばっかりかもしれない。
だけど、自分の好きなファッションを諦めるなんてもったいない!
ファッションへの愛さえあれば、国籍やスタイルなんて超えて自分に似合うスタイルを実現できるのです♡
あなたもJapaneseトラッドスタイルに挑戦してみては?