上手なコミュニケーションって?

対人関係は難しい。
出会いの季節になると悩む方も多いはず。
友情関係においては対等な関係を築き、
居心地をよくすることも大切になりますよね。

今回はそんな対人関係において、
気をつけておきたいことを行動編・意識編に分けてご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
▷:行動編
対話を大切にする

まずは会話のキャッチボールをすること。
相手に何かを伝えるとき、
一方的に押し付けてしまうとダメ出しになり相手が意固地になってしまうことも。
自分の主張を伝えるときは、
感じたことを中心に伝えてみるとよさそうです◎
「こういうところがだめ」
→「悲しかった、驚いた」
「思いやり」という暴力
¥648
著者:中島義道
出版社:PHP研究所
教師の問いかけに答える学生は少ない。
日本人はなぜ「対話」することを避け、沈黙を続けるのだろうか。
思いやりの底に眠る深層心理に迫る一冊。
相手の真意を確かめる

相手の行動の真意を確かめることも大切◎
どうしてそんな行動を取ったのか聞いてみることで、
相手も自分自身の行動を見直すことができるため双方に取ってよい結果になることが多いんだそう。
相手の話を聞く機会を取ってみるのもよさそうですね。
自分の口できちんと伝える

信頼している友達から、
「誰々がこんな事を言っていたよ」
なんてことを聞かされたことはありませんか?
自分の悪いところを第三者から聞かされるのは気分のいいものではありませんよね。
嫌なことがあったなら本人に伝えることで関係をこじらすことが少なくなりそうですよ。
「やばいこと」を伝える技術
¥1,080
著者:西澤真理子
出版社:毎日新聞出版
ハッピーなニュースを伝えることはさほど難しいことではない。
しかし、「やばいこと」「トラブル事」は正確には伝えづらい。
上手にコミュニケーションを取るためにはどうするべきか考えさせられる一冊となっている。
自分の常識を押し付けない

物事に対する認識は、判断する人によって違いますよね。
自分の常識を押し付けることは相手を不快な気分にさせることも。
相手との関係よくするためには自分の中の判断を変えることも必要になります。
これを自分だけじゃなく、両者ができると良好な関係を続けることができそうです。
▷:意識編
人はみんな違う価値観を持っている

人はみんな異なる性格や考え方、気性を持っています。
どう考えるかはその人自身の問題。
自分の型にはめようとせず、
一度相手の考えに寄り添ってみるのもよさそうです。
対等でいることを意識

友達とは対等であるべき、
とは言っても実際にはパワーバランスが存在していることも。
嫌だと思っても嫌われたくないと考えてしまうのは、
そのせいかもれません。
どちらかが我慢している状態はあまりいい関係とはいえませんよね。
自分の意見を言っても受け止めてくれる友達を大切にしてみましょう◎
思いやりを忘れない

相手に自分の感情を伝えるのは、
ものすごい労力を必要とします。
でも、思いやりを忘れずに伝えることができれば、
相手も嫌な気分になる可能性が少なくなりそう。
本当の友情を手に入れるために、
ときには決心が必要になりそうです。
「思いやり」の心理
¥1,026
著者:加藤諦三
出版社:大和出版
「もっと心を開ける親友がほしい」など、
人付き合いをするときに意識したい考え方が紹介されている。
対人関係に悩んだときに読んで欲しい一冊です。
期待をしすぎない

相手に期待をしすぎるのも、
相手から期待をされすぎるのも意外としんどいもの。
たとえ自分の期待通りにならなくても、
そんなときもある、
と考えることで気持ちが楽になりそうです。
自分の「スキ」を大切に

自分の気持ちを一番大切に。
嫌だと感じたら、
「思いやり」をもって対応してみてください◎