Z世代にとって欠かせない“SNS”

YouTubeで好きなインフルエンサーの動画を観たり、Instagramに日常の風景を投稿したりと、SNSはZ世代にとって欠かせない存在です。
現代はSNSの種類もどんどん増えており、Z世代はどのSNSをどんなシーンで利用しているのかも気になるところ。
今回はZ世代1,000人のSNSの利用実態を探るべく、MERYアンケートで『Z世代のSNSに関する調査』を実施しました。
※2026年9月に実施した「Z世代のSNSに関する調査」Z世代1,000人の調査結果に基づく
Q:利用しているSNSは?

まず、「X」「LINE」「Instagram」「YouTube」「TikTok」「Threads」「Facebook」「BeReal」の8種類のSNSの利用実態について調査しました。
はじめに「利用しているSNSを教えてください」と質問したところ、1位が66.6%の「LINE」、2位が63.6%の「YouTube」、3位が56.9%の「Instagram」でした。
コミュニケーションアプリのLINEは、日常生活において連絡ツールとして使われているため、1番人気だったのは納得の結果といえそうです。
Z世代の間では、写真や動画の投稿がメインのInstagramを連絡ツールとして活用している人も少なくなく、こちらも3位にランクインしました。
Q:最も利用しているSNSは?

さらに、「最も利用しているSNSはどちらですか?」と質問。
結果は、1位が22.9%の「YouTube」、同率2位が19.7%の「LINE」と「Instagram」、3位が19.3%の「X」でした。
連絡ツールとして親しまれているLINEやInstagramを抑え、オンラインの動画プラットフォームのYouTubeが堂々の1位に。
3位には、短文のテキストや画像などをリアルタイムで投稿・共有できる「X」もランクインしました。
Q:それぞれのSNSの投稿状況&活用用途は?
LINE

ここからは、「SNSの投稿状況」と「SNSの活用用途」について調査しました。
それぞれのSNS別にアンケート結果をご紹介します。
「LINE」の投稿状況は、「閲覧・投稿している」が21.2%、「閲覧のみ」が48.2%でした。

「LINE」の活用用途TOP3(「利用しない」の項目を除く)は、1位が61.9%の「連絡を取るため」、2位が18.9%の「情報を得るため」、3位が9.8%の「暇つぶしのため」でした。
コミュニケーションアプリのLINEは、大人世代にとって定番の連絡手段のひとつですよね。
一方、Z世代の間でも主に連絡ツールとして親しまれていることがわかりました。
またLINEは、「LINE マンガ」や「LINE MUSIC」などさまざまなサービスを提供しているのも特徴的。
1つのアカウントで複数のサービスを楽しめるという手軽さが、Z世代にもウケているのかもしれません。
YouTube

「YouTube」の投稿状況は、「閲覧・投稿している」が12.3%、「閲覧のみ」が65.9%でした。

「YouTube」の活用用途TOP3は、1位が47.7%の「暇つぶしのため」、2位が28.9%の「情報を得るため」、3位が26.9%の「好きなインフルエンサーを見る」でした。
オンラインの動画プラットフォームのYouTubeは、暇つぶしや好きなインフルエンサーを見るといった娯楽目的で利用している人が多い傾向に。
また、情報収集を目的に利用している人も目立ちました。
今年MERYが調査した『Z世代の投資事情』のアンケートでも、YouTubeで投資に関する情報収集をしているとの声が挙がっていました。

「Instagram」の投稿状況は、「閲覧・投稿している」が29.8%、「閲覧のみ」が38.7%でした。
全8種類のSNSのうち、「閲覧・投稿している」の割合が最も多かったです。

「Instagram」の活用用途TOP3(「利用しない」の項目を除く)は、1位が38.5%の「情報を得るため」、2位が31.6%の「暇つぶしのため」、3位が16.8%の「好きなインフルエンサーを見る」でした。
写真や動画の投稿がメインのInstagramは、トレンドグルメが食べられる飲食店やSNS映えする観光地などのおでかけスポットを探す際にも一役買ってくれる存在。
実際、Z世代も情報収集を目的として利用している人が多いようです。
また、全8種類のSNSの中で「連絡を取るため」を目的にしている人の割合がLINEに次いで多かったのも、Z世代らしい傾向だったのではないでしょうか?
X

「X」の投稿状況は、「閲覧・投稿している」が25.6%、「閲覧のみ」が40.8%でした。

「X」の活用用途TOP3(「利用しない」の項目を除く)は、1位が39.6%の「情報収集を得るため」、2位が32.3%の「暇つぶしのため」、3位が15.2%の「インフルエンサーを見る」でした。
短文のテキストや画像などをリアルタイムで投稿・共有できるXは、活用用途TOP3の顔ぶれがInstagramと全て同じという結果に。
いずれも情報収集が1位だった点を踏まえると、Z世代の最新トレンドを追うためには“XやInstagramをチェックするのが効果的”なのかもしれません。
TikTok

「TikTok」の投稿状況は、「閲覧・投稿している」が13.1%、「閲覧のみ」が37.9%でした。

「TikTok」の活用用途TOP3(「利用しない」の項目を除く)は、1位が28.4%の「暇つぶしのため」、2位が19.6%の「情報を得るため」、3位が14.3%の「好きなインフルエンサーを見る」でした。
ショート動画を作成・投稿できるTikTokは、動画系SNSのYouTubeと同様に、暇つぶしをしたい場面で利用している人が最も多かったです。
最近SNSでは、ドーパミン中毒のガキを略したネットスラング「ドパガキ」をよく耳にします。
SNSやショート動画、ゲームなどの“即時的な強い刺激を得られるコンテンツ”に慣れてしまった人のことを表す際に、用いられているようです。
ショート動画に特化しているTikTokは、即時的な強い刺激を得られるSNSの筆頭格ともいえ、そういった側面がZ世代ウケする要因になっているのかもしれません。
Threads

「LINE」の投稿状況は、「閲覧・投稿している」が8.9%、「閲覧のみ」が20.7%でした。

「Threads」の活用用途TOP3(「利用しない」の項目を除く)は、1位が13.1%の「暇つぶしのため」、2位が9.8%の「情報を得るため」、3位が5.3%の「なんとなく」でした。
Threadsはテキストの投稿を主としたSNSで、Instagramを運営する『Meta』社が提供しています。
「なんとなく」が活用用途の3位にランクインしている点を踏まえると、Instagramのユーザーがなんとなく利用しているというパターンも少なくなさそうです。
BeReal

「BeReal」の投稿状況は、「閲覧・投稿している」が12.6%、「閲覧のみ」が12.3%でした。

「BeReal」の活用用途TOP3(「利用しない」の項目を除く)は、1位が9.1%の「暇つぶしのため」、2位が6.1%の「連絡を取るため」、3位が6%の「情報を得るため」でした。
ありのままの日常を共有することがコンセプトのBeRealは、暇つぶしに加え、連絡ツールとして活用している人も多い傾向に。
Z世代といえば、SNSでは映えを意識しているイメージがあります。
しかしBeRealは、通知が届いた後すぐに撮影した写真を共有するという仕組みがあるため、映えを狙うのが難しいSNSともいえます。
だからこそ、BeRealは身近な人や気心の知れた友人などと楽しむ目的で利用し、その流れで普段の連絡をする人も多いのかもしれません。

「Facebook」の投稿状況は、「閲覧・投稿している」が7.8%、「閲覧のみ」が15.9%でした。

「Facebook」の活用用途TOP3(「利用しない」の項目を除く)は、1位が7.7%の「暇つぶしのため」、2位が6.5%の「連絡を取るため」、3位が6.2%の「情報を得るため」でした。
Facebookは、実名での利用を基本とした、コミュニケーションなどができるSNSで、運営会社はInstagramやThreadsと同じ『Meta』社です。
活用用途のTOP3の割合を見比べると、1位の「暇つぶしのため」は7.7%、3位の「情報を得るため」は6.2%と、上位内でもあまり差が開かなかったのが印象的でした。
また全8種類のSNSのうち、「利用しない」の割合が最も多かったです。
FacebookやBeRealのように、リアルな日常に重きを置いたSNSは、利用することに抵抗を感じる人も少なくないのかもしれません。
Q:SNSへ投稿するときに気をつけていることは?

続いて、いずれかのSNSを「閲覧・投稿している」と答えた人に対し、「投稿するときにどのような点に気をつけていますか?」と質問。
1番多かった回答は33.4%の「個人情報が見えないか」でした。
次点には30.8%の「見る人が不快にならないか」、その次に27.5%の「他人に共有されても問題ないか」が続く形に。
「映え」「自分が盛れているか」といった項目よりも、個人情報や他人への配慮などに気を遣っている傾向が見られたのは、少し意外な結果だったかもしれません。
Q:PR投稿で紹介されていた商品を購入した経験は?

次に、アンケート回答者全員に「PR投稿で紹介されていた商品を購入したことがありますか?」と質問。
結果は、「はい」が19%、「いいえ」が81%でした。
Q:PR投稿から商品を購入したきっかけは?

ここからは、「PR投稿で紹介されていた商品を購入したことがある」と回答した190人のうちの100人を対象に、アンケートを実施しました。
まずは、「PR投稿から商品を購入したきっかけを教えてください」と質問。
1番多かった回答は、44%の「PR関係なしに商品が良さそうだった」でした。
次点には39%の「好きなインフルエンサーの投稿」、その次に22%の「よく見かける商品だったから」が並ぶ形に。
どちらかというとPR投稿の内容よりも、商品そのものが魅力的かどうかを判断し購入している人が多そうな印象を受けました。
Q:PR投稿をきっかけに購入した商品は?
続けて、「PR投稿をきっかけに購入した商品を教えてください」と伺いました。
特に多く寄せられたのは、以下のようなスキンケア/コスメ系のアイテムでした。
「ロート製薬のスキンケア」
「メイベリン ニューヨークのマスカラ」
「fweeの下地」
またその中でも、新作コスメがたびたびSNSで話題になる韓国のメイクアップブランド「fwee」や、韓国発のグローバルスキンケアブランド「Anua」など、韓国系のブランドを挙げる声が目立った点にはZ世代らしさが伺えました。
【MERYレンズ】情報収集が主な目的となっているSNSでのPR投稿が効果的?
Z世代1,000人のSNSの利用実態を調査した結果、
・Z世代が利用しているSNSのTOP3は「LINE」「YouTube」「Instagram」
・InstagramやXで情報収集をしている人が多い
・SNSへ投稿をする際には、個人情報や他人への配慮に気を遣っている
といった傾向がみられました。
PR投稿をテーマにしたアンケートでは、PR投稿の内容よりも商品そのものに興味を持ち、商品購入に至ったパターンが多かったようです。
また、Z世代に人気の韓国コスメを筆頭とした、スキンケア/コスメ系の商品を購入している人が目立ちました。
上記を踏まえたうえで、Z世代ウケしやすそうなSNSのPR投稿のやり方・内容を考えるならば、
・Z世代の間で情報収集が主な利用目的となっているSNS(InstagramやXなど)で投稿を行う
・スキンケア/コスメのジャンルで人気のインフルエンサーに投稿を依頼
・商品の特長や魅力がしっかりと伝わるコンテンツを製作する
といった点を意識することで、購買行動につながっていくのではないでしょうか?
MERYのWebサイトや公式SNSでは、こうしたZ世代の反応データを日々蓄積しています。
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