Z世代社会人が投資をするなら…

先月公開した『Z世代社会人のボーナス事情』の記事でボーナスの使い道を伺ったところ、「投資・資産運用」が2位にランクイン。
Z世代社会人たちの投資への興味関心の高さが伺えました。
そこで今回は、MERYが調査した『Z世代社会人の投資事情』のアンケート結果を参考に、彼らのリアルな投資事情を紐解きます。
※2026年6月に実施した「Z世代のお金に関する調査」Z世代社会人250人の調査結果に基づく
Q:現在投資をしている?

はじめに、「現在投資をしていますか?」と質問。
「はい」と答えた人は33.6%で、一定数のZ世代社会人が投資をしていることがわかりました。
Q:どのような投資をしている?

続けて、投資をしていると答えた人に「どのような投資をしていますか?」と伺いました。
結果は、1位が54.8%の「NISAやiDeCoなど」、2位が53.6%の「株式投資」、3位が40.5%の「投資信託」といった並びに。
昨年、MERYが『Z世代の投資事情』を調査した記事でもTOP3の顔ぶれは同じでしたが、NISAやiDeCoが頭一つ抜けて人気がありました。
一方、今年の調査では株式投資を行っている人が約17%増加しており、1位と僅差で2位にランクイン。
株式投資の人気も高まってきているようです。
さらに、「金投資」をやっている人も昨年から10%以上増加していたのが印象的でした。
希少価値がある金は、長期にわたって価値が安定しやすいのが特徴で、物価の上昇や戦争・経済危機といった有事にも強い存在とされています。
近年の日本では、物価の上昇がたびたび話題になっており、ウクライナ情勢などの世界的に不安なニュースを耳にすることも少なくありません。
そういった影響からか、金に注目するZ世代が増えているのかもしれません。
Q:投資をしている理由は?

では、Z世代社会人はどんな目的で投資を行っているのでしょうか?
「投資をしている理由」を伺い、アンケート結果をランキングにまとめた結果がこちらになります。
全体を通しては、1位の「将来のため」や3位の「老後のため」など、資産形成を目的にしている人が多かったです。
Q:投資をするうえで気をつけていることは?
あまり気にしすぎない
さらに、「投資をするうえで気をつけていること」についても調査。
「一喜一憂しない」「引き出さないで放置している」など、あまり気にしすぎずに取り組むことを心がけている人が多かったです。
リスクヘッジをする
他には、「下調べを徹底」「ローリスクのものとハイリスクのものを組み合わせる」など、情報収集をしたり、投資先の選び方を工夫したりして、リスクヘッジをしている人も目立ちました。
事前にしっかりとリスクヘッジをし、投資先を決めた後はじっくり見守るというのが、Z世代社会人流の投資スタイルなのかもしれません。
Q:投資をしていない理由は?
お金に余裕がない
投資をしていないと答えた人には、「投資をしていない理由」を伺ってみました。
特に多く寄せられたのは、「投資に回すほどの給料がない」「物価高で投資できるお金がない」など、お金に余裕がないという声でした。
知識がない/抵抗感がある
「投資の知識があまりないから」「仕組みを勉強している最中だから」といったように、投資をするための知識が足りていないことを理由に挙げた人も多かったです。
また、「損をしそうだから」「リスクが怖い」など、投資そのものに抵抗感がある人も見かけられました。
物価高騰の影響などでお金に余裕がないことで、より投資のリスクが心配になっているというケースもありえそうです。
物価高騰などの影響で、安心感のある投資が選択肢に
Z世代社会人の投資事情を調査した結果、
・人気No.1はNISAやiDeCo
・金投資や株式投資をする人が増加
・投資の際はリスクヘッジ&気にしすぎないことを意識
といった傾向が見られました。
また、さまざまな質問をしていく中でも、近年の物価上昇の波は投資をする人・しない人にもそれぞれ影響を与えている印象を受けました。
お金のことで不安を抱えがちな現代だからこそ、非課税投資ができるNISAや私的年金制度のiDeCo、価値が安定しやすい金投資に、Z世代社会人の興味関心が高まっているのでしょう。





