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仕事に慣れるまでは出社したい!学生&新社会人が求める働き方とは

今回の記事では、学生&新社会人が求める働き方についてお届け。『株式会社学情』が発表した「フルリモートや居住地自由の企業に関する調査」と「入社後すぐのテレワークに関する調査」を紹介します。

更新 2024.06.04 公開日 2024.03.18
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Z世代の理想の働き方とは?

多様な働き方ができる企業が増えている今日この頃、学生や4月から新社会人となるZ世代はどんな働き方をしてみたいと思っているのでしょうか?

今回は20代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社『株式会社学情』が2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に行った「フルリモートや居住地自由の企業に関する調査」と2024年4月に入社を控える新社会人を対象に行った「入社後すぐのテレワークに関する調査」を紹介。

結果を踏まえながら、どんな働き方を希望しているのか考察していきます。

Q:フルリモートや居住自由の企業は志望度が上がる?

最初に紹介するのは、フルリモートや居住自由の企業についてのアンケートです。

「どちらかと言えば志望度が上がる(35.7%)」が一番多く、次に多かった「志望度が上がる(28.6%)」と合わせると約6割の学生がフルリモートや居住自由の企業は志望度が上がると答えました。

「どちらかと言えば志望度が下がる(4.4%)」「志望度が下がる(2.1%)」という人は1割未満と少数でした。

Q:出社の機会がある企業は志望度が上がる?

出社の機会がある企業についての結果も見ていきます。

約3割が「どちらかと言えば志望度が上がる(30.5%)」と回答。
次に多かった「志望度が上がる(21.6%)」と合わせると、約半数の学生が出社の機会がある企業は志望度が上がるということがわかりました。

回答には「出社の機会があるほうが、会社の雰囲気に早く慣れることができると思う」「出社したほうが早く仕事を覚えられると思う」「対面でコミュニケーションをとる機会を持ちたい」といった、入社してすぐの時にメリットを感じるという理由が挙げられていました。

入社後に出社することによってコミュニケーションが円滑に取れてその結果、仕事に早く慣れることができると考えているようです。

Q:入社式後すぐにテレワークを実施することに不安はある?

新社会人は、入社後に出社ではなくテレワークをすることについてどう思っているのでしょうか?

入社式後すぐにテレワークを実施することに不安はありますかという問いに約4割が「どちらかと言えば不安がある(38.6%)」と答えました。
「不安がある(35.9%)」と合わせると、約7割の人が不安を感じていることが判明。

学生同様、新社会人も入社後すぐは出社したいと思っていることが読み取れます。

Q:入社式後すぐのテレワークで不安なこととは?

こちらは、入社式後すぐにテレワークをする場合に何が不安になっているのかについての横棒グラフです。

一番多かったのは「仕事の進め方の習得(85.1%)」でした。
次いで「先輩や上司などの社内の人間関係(78.3%)」「仕事で必要なスキルの習得(73.2%)」と続き上位3つを占めました。

仕事を覚えるまでは出社の方が安心する!

学生も新社会も入社後は、早く仕事に慣れるために出社したいと考えていることが明らかに。
また、最初から出社しない働き方をすると会社の雰囲気に早く慣れることや周囲とのコミュニケーションを図ることが難しいと思っているZ世代が多いことがわかりました。

ただ、仕事に慣れてきたら自由度の高いフルリモートや居住地自由な働き方へシフトしたいというのが理想のようです。

『フルリモートや居住地自由の企業に関する調査』
調査対象:「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者 384件
調査期間:2024年1月10日~2024年1月24日
調査方法:Web上でのアンケート調査
調査主体:株式会社学情

『入社後すぐのテレワークに関する調査』
調査対象:「あさがくナビ2024」へのサイト来訪者 396件
調査期間:2023年11月14日~2023年11月30日
調査方法:Web上でのアンケート調査
調査主体:株式会社学情

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