Z世代の睡眠に対する意識とは?

心身の健康や日中のパフォーマンスなどに大きな影響を与える睡眠。
Z世代は普段、しっかり睡眠時間を確保できているのでしょうか?
今回は『株式会社アップデイト』が47都道府県在住のZ世代男女895名を対象に行った“睡眠に関する実態調査”についてご紹介。
平均何時間寝ているか、睡眠不足になってしまう原因、睡眠の質を上げるために行っている対策などの様々なアンケート結果を詳しく見ていきます。
Q1:一日に平均何時間寝ていますか?
最初に紹介するのは、平均何時間寝ているかについてのアンケートです。
一番多かったのは「5~6時間(39.1%)」で約4割が回答。
次に回答が多かった「7~8時間(35.4%)」と合わせると約7割(74.5%)のZ世代の平均睡眠時間が5~8時間であることがわかります。
Q2:ご自身の毎日の睡眠時間に満足していますか?
毎日の睡眠時間に満足しているかという問いに対しての回答を見ていきます。
「はい(51.7%)」の方が若干多いが「いいえ(48.3%)」と回答した人も約半数いて、睡眠時間に満足している人も満足してない人も大体同じくらいいることが明らかに。
Q3:1週間の中で、何日睡眠不足を感じる日がありますか?
1週間の中で、何時間睡眠不足を感じる日があるのか聞いた結果はこちら。
「週3~4日(25.4%)」が一番多く約3割いました。
次いで「週1~2日(19.3%)」「毎日(17.9%)」「週5~6日(17.5%)」「睡眠不足は感じない(12.3%)」「週1日未満(7.6%)」と続きました。
このことから、睡眠不足を感じないZ世代は約1割しかいなく、残りの9割は頻度の差はありますが睡眠不足を感じていることが判明しました。
Q4:睡眠不足になってしまう原因は何かありますか?
こちらのランキングは、先程の質問で睡眠不足を感じていた人に睡眠不足になってしまう原因について伺ったものです。
一番多かった原因は「つい夜更かしをしてしまう(331人)」でした。
3位に「仕事や学校が忙しい(229人)」がランクインしていることからもわかるように、日中は忙しくて中々できない勉強や趣味などに時間を当てようとすると気が付いたら夜中になっているという人も多いのではないでしょうか?
「悩みやストレスを抱えている(279人)」が2位に入っていることから、精神的なことが原因で眠れない人も多いことがわかりました。
Q5:睡眠についてどんな悩みがありますか?
睡眠についての悩みを見ていきます。
一番回答が多かった悩みは「たくさん寝ても眠い(38%)」でした。
「寝ても疲れが取れない(25.2%)」が次に多いことからも、睡眠の質に悩んでいる若者が多い傾向が読み取れます。
「なかなか眠れない(21.5%)」「眠っている途中に目が覚める(20.3%)」といった睡眠時間が短くなってしまう原因となる悩みを抱えている人も多くいました。
Q6:睡眠時間が日中のパフォーマンスに影響を与えていると思いますか?
睡眠時間が日中のパフォーマンスに影響を与えていると思うかという問いには全体の8割が「はい(80%)」と答えました。
影響を与えていないと思っている人は約2割と少数派でした。
Q7:睡眠の質を高めるために何か行っていることはありますか?
最後に睡眠の質を高めるために行っていることを聞いた結果を紹介します。
「特になにもしていない(303人)」が1位で一見多く見えますが、2位から6位までの対策をしている人の割合と比較すると約3割と少数派で、約7割のZ世代は対策をしているという結果に。
対策として一番回答が多かったのは「寝る前にスマホを見ない(224人)」でした。
他にも運動をしたりお風呂に浸かったり、寝具にこだわったりと様々な対策をしていることが判明しました。
睡眠の質を高めるために身近にできる対策を行っている!
以上、睡眠に関する実態調査をお届けしました。
今回のアンケートでは、自身の睡眠の質を上げ、睡眠時間に満足できるように様々な対策を行っているZ世代が多いことが明らかに。
日中のパフォーマンスを下げないために、誘惑に負けずに寝る前にスマホを見ないように対策をしている人が多く、睡眠に対する意識が高いことがわかりました。
【調査概要】
『睡眠に関する実態調査』
調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)
調査期間:2023年12月11日~2023年12月12日
調査対象:47都道府県在住のZ世代男女 895名
調査主体:株式会社アップデイト