Z世代の間ではどんなリップが流行っている?
脱マスクの流れで今重要視されているのがリップメイク。
近年はマットテクスチャーや色持ちが良いものなど、マスク生活の中でも使いやすいリップが人気でしたが、その流行りにも変化の兆しが!
今回の記事では、MERYユーザーアンケートでZ世代に人気だったリップの種類やカラーなどをご紹介しながら、最近のリップトレンドを考察します。
※2023年7月に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代110人の調査結果に基づく
よく使うリップの種類は?
まず、よく使っているリップの種類を伺ったところ、Z世代ユーザーの間で1番人気だったのは「ティントリップ」で全体の約6割が回答しました。
次点の「リップスティック」は約3割の票を集め、こちらも一定数から支持が。
一方、少数派となった「リップグロス」や「リキッドルージュ」は、どちらもテクスチャーが液状という共通点があります。
この結果を見ると、Z世代はしっかりカラーが密着してくれるようなリップを好む傾向にあるのかもしれません。
好きなリップのカラー系統は?
ピンクベージュ、モーブピンク、ローズピンク…といった感じで、リップはつい似たような色味を集めがち。
では、Z世代にはどんなカラーが人気なのでしょうか?
好きなリップのカラー系統について質問すると、Z世代の約4割が「レッド系」と回答し多数派に。
ただ、2位の「ピンク系」と3位の「コーラル系」とはそこまで大きく差は開きませんでした。
明るめカラーは票が割れる中、唯一「ブラウン系」は1割程度と少なめで、ダークカラーには手が伸びづらいこともうかがえました。
Z世代の人気リップランキングTOP3
リップの種類やカラー系統の好みに加え、今回のアンケートではMERYユーザーがリアルに愛用しているリップも調査!
Z世代の中で人気だった商品をランキング形式でご紹介します。
第3位:ウォータリーティントリップ(CEZANNE)
第3位にランクインしたのは、『CEZANNE(セザンヌ)』の「ウォータリーティントリップ」(4人)でした。
低価格で高品質なコスメがそろうブランドとして有名なCEZANNEですが、こちらもお値段660円とかなりお手頃。
水に濡れたような唇を演出してくれるツヤタイプのリップで、長時間キレイな発色が続きます。
トレンドのツヤ系×ティント、そしてコスパも高めとまるでZ世代の好みを詰め込んだようなリップで、今回人気だったのも納得です。
第2位:ジューシーラスティングティント(rom&nd)
コスメ・ファッション・グルメと、どのジャンルでもZ世代の間で支持を集めているのが韓国カルチャー。
今回のランキングでも、韓国コスメブランド『rom&nd(ロムアンド)』の「ジューシーラスティングティント」(7人)が第2位に躍り出ました。
もぎたて果実のような透明度の高いツヤと、塗り重ねても重くなりづらい発色が魅力のリップで、流行りのくすみ系やヌーディー系などカラー展開もかなり豊富。
今年6月には日本限定カラーも登場しており、引き続き注目を集めそうなアイテムです。
第1位:リップモンスター(KATE)
ランキング第1位に輝いたのは、SNSでバズりまくって一時期入手困難となったあの『KATE(ケイト)』の「リップモンスター」(21人)でした!
リップモンスターは、唇から蒸発する水分を活用し、密着ジェル膜に変化させる独自技術で色持ちの良さを実現した口紅として話題に。
保湿力を兼ね備えている点も大きな魅力で、唇を染める仕組みのティントとも、さらっと仕上がるマットタイプともまた違った強みを持っていたのが、マスク生活の中で絶大な人気を誇った理由だと思われます。
実際に愛用しているユーザーからは「KATEのリップモンスターにLakaのティントを重ねてます!」とのコメントも。
実は、公式でも“ミックスモンスター”と題して同シリーズの複数のカラーを重ね塗りすることを提案しているんです。
自分らしいリップメイクを楽しみやすいところも、Z世代から支持を集めている理由のひとつかもしれません。
今年のトレンドは落ちにくいツヤ系リップ!
今回のアンケートでは、ティントリップやリップモンスターなど“落ちにくいリップ”にZ世代の支持が集まっていました。
また、愛用しているリップを伺った質問では、ランキングTOP3のアイテムに加え、『KiSS(キス)』の「リップアーマー」や『Ririmew(リリミュウ)』の「センシュアルフィックスティント」など、特にツヤ系リップの名前が多く挙がっていたのが印象的でした。
マスク生活の中で重視されていた色持ちの良さに加え、ツヤ感を兼ね備えたリップが今年はトレンドになっているようです◎