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低予算のデートや割り勘についてどう思う?Z世代の恋愛に紐付く価値観とは

株式会社セクションエイトが運営する『相席屋』が行った「恋愛に紐付く価値観の調査」の結果を見ていきます。13~29歳の男女538名を対象に行ったアンケートで「低予算のデート」「割り勘」「お金の話をするタイミング」「気になる人へのアプローチ」についてご紹介。Z世代の最近の恋愛に紐付く価値観が明らかに。

更新 2023.11.07 公開日 2023.08.15
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お金をかけないデートや割り勘についてどう思っているの?

「若者の恋愛離れ」「結婚離れ」が進んでいると言われている今日この頃、Z世代の恋愛についての価値観はどうなっているのだろうか?

そこで今回は、株式会社セクションエイトが運営する『相席屋』が発表した“恋愛に紐付く価値観の調査”をご紹介。

アンケートで明らかになった「低予算のデート」「割り勘」「お金の話をするタイミング」「気になる人へのアプローチ」についての結果と考察を詳しくお届けしていきます。

【低予算のデートについて】

Q:低予算のデートについてどう思いますか?

まず最初に「低予算のデート」についてのアンケートを見ていきます。

「低予算のデートについてどう思いますか?」という質問に対し、94.4%が「賛成」で5.6%が「反対」となっています。

このことから、Z世代の9割以上が低予算のデートでも満足しているということがわかりました。

Q:いくらからが低予算と感じますか?

「いくらからが低予算と感じますか?」という質問の結果は画像の通り。

賛成の人のコメントには「何かと出費が多い世の中だから。」「物価高でお財布状況が厳しい。」「全ての商品が値上がりしているので、できる限り安く済ませられるといいと思う。」「自分自身がデートにそんなにお金をかけたくないから。」といった、現在の物価高等による貧困化が感じられる理由が目立っていました。

その他にも「低予算の方が何回も遊べるから。」「予算内でどう使うか考えるのが楽しい。」「低予算で立ち飲みハシゴ旅とか楽しそうだし、公園でコーヒー飲んでるだけでも好きな人となら楽しいから。」などのコメントがあり、低予算であることをプラスに考えているようですね。

大前提として低予算デート=マイナスと捉えていないことが伺えます。

【割り勘について】

Q:付き合う前の割り勘についてどう思いますか?

お次は「割り勘」について。

「付き合う前の割り勘についてどう思いますか?」というアンケートでは、77.9%が「賛成」で22.1%が「反対」という結果に。

賛成が約8割を占めていることから、付き合う前から割り勘を不満に思うZ世代は少ないことがわかります。

賛成の人の意見には「今のご時世、割り勘もありだと思う。」「相手には相手の事情があるだろうし、自分としてもお金に余裕があるわけではないから。また、借りた貸したという関係になりたくないから。」「男性の方が稼いでいる時代でもないと思うから。」「自分が全額払えないから。」といったコメントがあり、そもそも相手に全額払ってもらおうと考えていないという考え方が見受けられました。

Q:付き合ってからの割り勘についてどう思いますか?

「付き合ってからの割り勘についてどう思いますか?」という質問に対しても84.2%が「賛成」で、15.8%が「反対」となっていて、付き合う前の割り勘同様、多くの人が賛成であることが判明。

賛成の人の理由を見てみると「自分が全額デート代を出すことを継続出るほどお金に自信がないから。」「経済的に厳しい人もいるから。」「負担をかけてそれが原因で別れたくないから。今の時代共働きが普通だと思うし、必ずしも男性のほうが収入がいいとは限らないから。」といった、お金に対して堅実的&現実的な考え方を持っているコメントが目立ちました。

また、昔と違って女性も男性と同じようにバリバリ働く人も多く、男女によって収入の格差があまりなくなってきたことも要因となっているのではないでしょうか?

【お金の話をするタイミングについて】

Q:付き合う前に給与や金銭的な話をすることについてどう思いますか?

「お金の話をするタイミング」についてです。

「付き合う前に給与や金銭的な話をすることについてどう思いますか?」という問いには、63.8%が「抵抗はない」で、36.2%が「抵抗がある」という結果に。

全体の半数以上のZ世代は付き合う前であってもお金の話をすることに抵抗を感じないことがわかりました。

抵抗がないという人の回答には「相手の収入もある程度知ってないと後々困ることもあると思うから。」「将来を考える上で金銭感覚の一致は大事だから。」という意見がありました。
付き合った後やもっと将来のことを真剣に考えていく上で相手の収入やお金の価値観について話をするのは大事だと思っているようです。

抵抗があるという人は「付き合うか分からない人にお金のことを教えるのは抵抗がある。」「結婚を意識したり将来的なことまで話が進んでからにしたい。」という回答があり、まだ深い関係ではないのにお金の話をするのは抵抗があるようです。

Q:付き合った後に給与や金銭的な話をすることについてどう思いますか?

「付き合った後に給与や金銭的な話をすることについてどう思いますか?」という質問では、83.3%が「抵抗はない」で、16.7%が「抵抗がある」となっています。

やはり付き合う前より付き合った後の方が信頼関係が築けているため、抵抗がない人の割合が増えています。

抵抗がない人の回答には「将来子どもを育てる際にお互いの年収を知っておくことは重要だから。」「結婚後の家計について話し合うことが出来るから。」「ある程度のお金が担保できないと結婚や子育ては難しいから。」「貯蓄の目標設定をしたいから。」といった意見があり、結婚を見据えた上で生活していくためにお金の話をしっかりすることは大事だと考えているようです。

【気になる人へのアプローチについて】

Q:気になる人に自分からメッセージを送ることについて抵抗はありますか?

最後に「メッセージやデートへの積極性」について見ていきます。

「気になる人に自分からメッセージを送ることについて抵抗はありますか?」というアンケートでは、52.4%が「抵抗がある」で47.6%が「抵抗がない」となっていて、抵抗がある人の割合の方が少し多いです。

抵抗がある理由としては「返事が来なかったり無視されたら嫌だから。」「傷つけないかとか迷惑ではないかとか色々考えて結局伝えたい事が伝えられないから。」といった、傷つくのが怖い気持ちが表れていました。

Q:気になる人に自分からデートに誘うことについて抵抗はありますか?

「気になる人に自分からデートに誘うことについて抵抗はありますか?」という質問に対しては、61.5%が「抵抗がある」で、38.5%が「抵抗がない」という結果に。

抵抗がある理由では「相手の好みじゃなかったら申し訳ないから。」「奥手なためデートに誘うきっかけが難しい。」「本当は行きたくないと思われてたら嫌だから。」「自分に自信が持てず、緊張してしまうため。」といった消極的な意見が目立ちました。

気になる相手にメッセージを送るのでさえ抵抗があるのに、デートに誘うとなったらよりハードルが高いと感じているようですね。

恋愛に関するお金の価値観は堅実&現実的な考えも持っている!

以上、恋愛に紐付く価値観の調査結果をご紹介しました。

メッセージとデートのアプローチをするのは苦手で消極的ですが、この人と付き合いたいと思ったら付き合う前からお金の話をするのに抵抗を感じない人が多く、積極的な一面もあることがわかりました。

低予算デートや割り勘については、とても前向きで堅実的な考え方している人が多いことが明らかに。
Z世代は恋愛に関するお金の価値観について現実的な考え方をしていることがわかりました。

【調査概要】
『恋愛に紐付く価値観の調査』
調査対象:13~29歳 男女538名
調査期間:2023年2月2~5日
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社セクションエイト

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