エリザベス女王逝去のロンドンレポート
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ロエベ、セリーヌ、カルティエ…etc. 憧れブランドも追悼。エリザベス女王逝去のロンドンを現地レポート

2022年9月8日、英国・エリザベス女王が永眠。ジェームズ・ボンドや「くまのパディントン」とも共演し、「国民の母」と慕われた女王の旅立ちに喪失感漂う街の様子を、ロンドン屈指のブランドストリートを中心に現地からレポートします。

更新 2022.09.27 公開日 2022.09.27
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96歳、最年長の国家君主・エリザベス女王

ロンドンオリンピックでは映画『007』のヒーロー、ジェームズ・ボンドと共演(ヘリからスタジアムにダイブ!)。

プラチナ・ジュビリーの祝賀コンサートでは「くまのパディントン」とオープニングを飾り、チャーミングなウィットとユーモアで愛されたエリザベス女王(エリザベス2世)。

コロナ禍には「ウイルスとの戦いにきっと勝つ」と国民を力づけ、昨年のクリスマススピーチでは最愛の夫・フィリップ殿下を亡くした寂しさを語るなど、人間臭さも国民に親しまれ、長い治世のなかで人々に寄り添う王室を体現しました。

英国に衝撃がはしった9月8日

2022年は9月8日午後、女王がスコットランド・バルモラル城で逝去、のニュースが英国を衝撃で包みました。華やかなロンドンの街はその日のうちに光を失い、企業の電子広告はブラック、もしくはエリザベス女王を称えるものに。

奇しくも今年はその在位70年記念のプラチナ・ジュビリーの年。華やかにその功績を祝ったばかり。フランス国王・ルイ14世に続く2番目そして英国史上では最長、最年長を誇った96歳の君主との別れは突然やってきました。

ポートレートやメッセージで哀悼。女王で彩られたボンドストリート

ロンドン・ウエストエンドに位置し、ラグジュアリーブランドが並ぶボンドストリート。

国葬までの服喪期間、錚々たるブランドのディスプレイは女王のポートレートや哀悼メッセージで、長きに渡る無私の奉仕へ敬意を示していました。

英国レザーブランド「マルベリー」

空白がアートなモノクロのポートレートとシンプルなメッセージを掲示。

「献身的な奉仕に感謝し、世界中があなたの不在を悼んでいます」

英国ステーショナリーブランド「スマイソン」

ブランドカラーのブルーをベースに「女王陛下の逝去を悼むのは、非常に悲しいことです。彼女の思いやりのある精神、たゆまぬ献身、誠実な使命感は、永遠に記憶されるでしょう。ロイヤルファミリーへ、心からお悔やみを申し上げます」と掲げています。

「ロエベ」

半旗にモノクロのポートレート、美しいフラワーアレンジメントでミニマルに。

「セリーヌ」

王冠にドレス、若かりし日の素敵な姿です。

「カルティエ」

ベアトップドレスの女王に、黒いリボンをかけています。

エリザベス女王はいつまでも人々の心に

約10日間の服喪期間。盛大で厳かな儀式の連続も、愛犬のコーギー2匹が見守るなかウィンザー城へのファイナルジャーニーを終え、棺の埋葬で幕を閉じました。

逝去の翌日、バッキンガム宮殿の上空にはダブルの虹が。エリザベス女王はそれを渡って、昨年旅立ったフィリップ殿下に会いにいったのでは…。

そんなドリーミーなハッピーエンドを思わせるシーンもありましたが、国民が愛し続けた女王を失った喪失感は、まだまだロンドンの街に漂い続けています

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