GLOBAL WORK店頭回収ボックス
田中いつき
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ファッションのワクワクを未来まで!「GLOBAL WORK」「niko and …」「LOWRYS FARM」のSDGsな取り組みに注目♡

「GLOBAL WORK」「niko and…」などのアパレルブランドを多数展開するアダストリア。全ブランドを横断して、SDGsな取り組みを行っているんです。素材のリサイクルはもちろん、新しいエコな素材の開発も行っていて、そうした素材を使ったアイテムもどんどん登場中。「誰も取り残さない」というSDGsの理念にもかなったインクルーシブな商品もたくさん! どんなサステナブルな取り組みがあるのか、伺いましたよ。

更新 2022.09.28 公開日 2022.09.28
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多くのファッションブランドを展開する「アダストリア」にSDGsな取り組みを聞いてみた

「GLOBAL WORK」、「niko and …」、「LOWRYS FARM」。
みんな大好きなブランドですが、実は「アダストリア」という同じ会社が運営しているブランドなんです。異なるスタイルのブランドだけど、実は同じ会社であることで、サステナブルな取り組みが大規模にできているんだそう。

アダストリアのSDGsにまつわるたくさんの取り組みについて、経営企画室の藤本さんに伺いました!

どこのお店の洋服でもOK!衣料品回収リサイクル「Play Cycle!」

GLOBAL WORKの店頭で不要な洋服を回収するボックスを見たことがありませんか? 最近、よく聞く回収ボックスだけれど、常設のボックスはけっこう珍しいかも。

「アダストリアでは2016年から衣料品回収リサイクル『Play Cycle!』を行っています。

当初は日にちを決めて回収するイベントでしたが、コロナ禍でイベントが開催できなくなったこと、不要な洋服は日常的に発生することから、GLOBAL WORK、repipi armario、BAYFLOWを中心に常設の回収ボックスを設置。2021年3月~2022年2月の期間では31.5tを回収しています」(藤本さん)

これは買ったお店に、不要な洋服を持っていくというイメージでしょうか。

「必ずしもそのお店で買ったアイテムである必要はなく、他店やほかのブランドで購入された洋服も回収しています。

というのは、再生可能な素材であるアイテムが家庭で可燃ごみに捨てられてしまうことを減らしたいという思いがあるからです」(藤本さん)

実は日本で廃棄される衣類は圧倒的に家庭からが多いんだそう。環境省によると2020年に日本で廃棄された衣類は78.7万tですが、そのうち家庭から出ているものは75.1t。そのうちリユースリサイクルされているのは34%に過ぎず、多くが焼却処分されてしまっています。

店頭で回収された洋服はリサイクル工場で、大きな釜に入れられ化学薬品によって溶かされ、ポリエステルのペレットととして取り出されます。それが糸になり、新しい布になっていきます。

つまり、まとまった量が回収できればリサイクル素材として効率的な再生ができるということ。

「8月末時点で、120店舗に回収ボックスを置いていますが、今期は200店舗まで増やす予定です」(藤本さん)

回収場所が増えれば、回収できる量も増えます。紙やペットボトルのように、洋服もリサイクルが当たり前になる生活がそこまで来ていますね。

タグをチェックするとわかる!サステナブルマークを発見しよう

各ブランドの商品をよく見てみると、こんなマークが記されたタグがついていることがあるんです。これはそのアイテムがサステナな素材を使っていることを表す「サステナブルマーク」。

「コットンひとつを取っても、オーガニックコットン以外にリサイクルコットンやアメリカの環境認証であるコットンUSA、慣行栽培よりも低農薬低化学肥料で育てているコットンなど、多くのサステナブルなコットンがあるんです。

そうしたコットンを使っているなど複数の基準を設定し、どれかを満たしていればマークをつけるようにしました」(藤本さん)

タグを見れば一目でわかるので、そうしたマークがついた商品を選べばSDGsに貢献できるというわけです。

「2022年現在、サステナブルマークがついているのは全アイテムの20%ほどですが、2030年には商品の50%がサステナ素材になっていることを目指しています」(藤本さん)

少ししか含まれていなくても、それをたくさん広めることで全体の量を増やすという戦略を取っているそう。いろいろなマークがあるので店頭でタグをチェックしてみてくださいね。

「特にコットンについては2025年までに、コットンを使用したすべての商品にサステナブルなコットンを取り入れていくことを目指しています」(藤本さん)

こちらはJEANASISの2022秋冬アイテム「サスティナブルヴィンテージウラケBIGプルオーバー」。流行のビッグシルエットをリサイクルコットン使用で、エコに着こなすことができますよ。

JEANASIS「サスティナブルヴィンテージウラケBIGプルオーバー」¥7,150

「さらにアダストリアでは既存のサステナブル素材を使った商品を作るだけでなく、環境に配慮した素材の開発も行っています。

普通のコットンの糸を作る際に発生する短い繊維『落ち綿』は、今までは洋服にはしなかったのですが、独自技術で製糸・布にし『Refallco(リファルコ)』という素材にしています。

また、『WOOLLYTECH(ウーリーテック)』という天然ウールのような風合いを持つ素材を、化合繊のテクノロジーを駆使して開発しました。ウール特有の質感や暖かさを持ちつつも、ウールよりも20%軽い素材になっていて、着心地もよくなっています」(藤本さん)

こちらの商品はそのWOOLLYTECHを使用したHeatherの2022年新商品「WOOLLYTECH/2WAYロングコート」。

実は動物系の素材はどうしても、生きている動物を利用するため動物への負担があることに加え、その動物のエサを作ったり、飲み水が大量に必要だったりと環境への負荷が高くなりがち。

機能性が高い新素材を開発することで、環境へ配慮することができるんです。

Heather「WOOLLYTECH/2WAYロングコート」¥13,200(予約商品)

ファッションのワクワクを未来まで! アダストリアのサステナブル

リサイクルの手前、アップサイクルの取り組みもしているそう。

「アダストリアはそもそも業界トップクラスにロスが少ないのですが、それでも出てしまった余剰在庫をアップサイクルブランド『FROMSTOCK』として販売する取り組みを始めました。

これは販売していた商品を黒染めするものです。素材によっては一部染まらない部分も出てくるので、単純に黒い色として展開している商品とは違った風合いに仕上がります。私たちもどんなふうに仕上がるかわからないのでドキドキしながら作っています。現在は、カラー染めの商品もあるのでぜひ、公式WEBストアの『ドットエスティ』をチェックしてみてください」(藤本さん)

当然ながら点数は少ないので、お宝アイテムになりそうですね。

そもそもSDGsには「誰も取り残さない」という理念があるのですが、アダストリアでは誰もがファッションを楽しめるように継続的にインクルーシブ商品の開発にも取り組んでいるそう。

「インクルーシブファッション商品として、車いすや病院着でもファッションを楽しめるアイテムの発売もあったり(終売)、介助が必要な方が使いやすい『コオフクマスク』ワークショップへ参画し商品を共同開発・販売するなど、みんなで楽しむファッションのあり方を探っています」(藤本さん)

さらに直接、アパレルと関係のない取り組みもしています。

「自然とファッションを楽しむ『BAYFLOW』の海に近い店舗では、スタッフとお客様が一緒に行うビーチクリーンを開催しています。

毎月のようにどこかで開催しているので、お近くの店舗で確認して、お気軽に参加してくださいね」(藤本さん)

洋服を買うだけでSDGsな取り組みができる!アダストリアのブランドをチェック♡

買うだけでサステナブルな取り組みができてしまうアダストリアの商品。実は今、使っているアイテムがサステナなアイテムだったなんてこともあるかもしれませんね。

さらに、回収ボックスやビーチクリーンなど、積極的に関われる活動もあって素敵です。「自分にも何かSDGs的なことができないかな?」と思ったら、公式サイトやお店を覗いてみてくださいね♪

Heather「エアサーマル/ロングコート」¥16,500

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