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一般NISAって何?制度の仕組みや気になる疑問を徹底解説◎

一般NISAは『少額投資非課税制度』とよばれる制度のひとつで、仕組みや活用法を理解すれば、お得に投資できます。一般NISAの基本的な知識や、素朴な疑問について紹介します。また、2024年から始まる新制度についても把握しておきましょう!

更新 2022.07.15 公開日 2022.07.20
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投資初心者さん必見!一般NISAの基礎知識を押さえよう

出典dbgirl.jp

これから投資を始めたいという人にとって、少額投資非課税制度のひとつである「一般NISA」は魅力に感じられるはず。
よりお得に一般NISAを活用したいなら、その仕組みをしっかり把握しておくのが重要です。

基礎知識はもちろん、気になる疑問や2024年から開始予定の「新NISA」についてもばっちり解説しているので、ぜひ最後までお見逃しなく!

2023年までの一般NISAって?

現在運用されているNISA(ニーサ)には、一般NISAとつみたてNISAがあります。NISAの制度は2024年から新しくなることが決まっていますが、それまでの間利用できる一般NISAとは、どんな制度なのでしょうか?

投資で得た収益は最長5年間非課税になる

投資をすると配当金がもらえたり、売却時に購入時より値上がりしていれば利益が出たりします。本来、そうして得られた収益には20.315%の税金がかかりますが、NISAを利用すると非課税になるのです。

非課税になる期間は、一般NISAでは最長で5年間、つみたてNISAでは最長で20年間。

通常の投資では運用益に約20%の税金がかかるので、8割ほどしか自分の収入にはなりません。ですが、NISAを活用することで全て自分の利益に◎

税金がかからないため、利益が出ても確定申告は必要ありません。

一年で120万円までの新規投資が対象

一般NISAでは年間120万円まで、つみたてNISAでは年間40万円までの新規投資が非課税になります。非課税期間を全て利用すれば、一般NISAは600万円、つみたてNISAは800万円の投資分には税金がかかりません。

ただし、売却してもその分の非課税枠は復活しない点には、注意が必要ですよ。例えば、120万円分投資し、同じ年のうちに50万円分を売ったとしても、売却した50万円分はNISAとして再利用できず、NISA口座で商品を買い足すことはできません。

投資では価格が下がったときに買い、上がったら売って短期的に利益を生む方法もあります。でも、NISAは短期間に売り買いする方法には向かない仕組みです。また、その年の非課税枠が余っても翌年に繰り越しはできないため、注意しましょう!

一般NISAで買える商品例をチェック!

投資で買える商品には、さまざまな種類があります。一般NISAではどんな商品が買えるのでしょうか?

配当金や株主優待目当てもアリ「上場株式」

一般NISAの特徴といえるのが、国内外の株式に投資できることです。つみたてNISAでは個別の株式に投資できないので、気になる企業があるなら一般NISAを選ぶのが◎

株式を持っていれば配当金がもらえたり、株主優待が利用できたりというメリットがあります。株主優待の内容は商品券や自社製品がもらえるなどさまざまで、持っている株数に応じて内容が決められています。

企業が株主優待を用意していないケースもあるため、優待目的で株式を購入するなら、事前に内容や条件をしっかりチェックしてくださいね。

分散投資ができる「投資信託」

投資信託とは、複数の投資家から集めたお金をまとめてプロが運用する方式で、1人に大きなお金がなくても投資に参加できます。

一般NISA・つみたてNISAのどちらでも投資信託を購入できますが、現時点では一般NISAの方がより多くの種類から選択可能です。

投資信託はたくさんの商品があり、それぞれに特徴があるので、どんな商品にどんな割合で投資しているのかをチェックしておきましょう!そうすることで、どんなリスクがあるかも判断できます。

また、どんな運用を目指しているかという方針も確認したうえで、商品を選ぶのがおすすめですよ。

一般NISAについての気になる疑問

いざ、一般NISAを始めてみようかと思っても、投資初心者には不安も多いはず。そんな不安を解消するために、気になる疑問について解説します!

一回の投資で何十万円も必要って本当?

「投資にはたくさんのお金が必要になるのでは?」と考えている人も多いはず。もちろん、年間120万円という非課税枠を有効に使うには、ある程度の資金はあった方が有利です。でも、一回の投資で多額のお金が絶対に必要というわけではありません。

例えば、株式投資は100株単位で売買されるのが一般的なので、最低でも100株購入できるだけの資金は必要です。でも、証券会社によっては、『ミニ株』という10株程度の少ない株数から投資できる方法があります。

こういった制度を活用すれば、数千円程度からでも株式投資にチャレンジできますね。ただし、ミニ株では配当金は通常と同じようにあるものの、株主優待はもらえないケースが多いため、注意しましょう!

一般NISAで積立投資はできないの?

少額を積み立てて運用する積立投資をするなら、つみたてNISAを利用した方がよいのかと迷うかもしれません。しかし、一般NISAでも積立投資は◎

積立投資は価格が高いときには少なく、低いときには多く買い付けます。購入のタイミングを分散させることで、高い時期に一度に購入するよりも、結果的には一口あたりの買付価格の平均を引き下げられるわけですね。

一般NISAでも、毎週や毎月など自動的な買い付けを設定できるため、購入の手間もかかりませんよ。

2024年からはどうなるの?

2024年からは、新しいNISAの制度が始まることが決定しています。その制度とはどんな内容なのでしょうか?一般NISAの今後についても、合わせてチェックしておきましょう。

新NISAが始まる

2024年から始まる新NISAでは、2階建ての仕組みになります。1階部分はつみたてNISAで利用できる商品だけが対象で、年間20万円までの積立投資が最長5年間は非課税です。原則として、この1階部分を利用した人だけが、2階部分を利用できます。

2階部分では現在の一般NISAと同様に、国内外の株式や債券などさまざまな商品から選択できます。年間の非課税枠は102万円で、期間は最長5年間です。

なお、一般NISAの利用者などの投資経験がある人は、2階部分だけでも利用できます。ただし、その場合は投資対象が上場株式だけに限定されるため、注意してくださいね。

つみたてNISAについては、新規に投資できるのが2037年から2042年に延長されただけで、現行の制度と変更はありません。

2023年までに購入した株式などを移せる

一般NISAで2023年までに投資した商品は、5年間の非課税期間経過後、新NISAの非課税枠にロールオーバー(移管)して持ち続けることができます。

新NISAの1階部分・2階部分を合わせた122万円の非課税枠を超えていても、全額ロールオーバーできます。でも、非課税枠を全て使い切ってしまうことになるので、新たな投資はできません。

また、新NISAで投資対象外となった投資信託や上場廃止の可能性がある株式は、新NISAにロールオーバーできないので、注意してくださいね。

一般NISAを始めてみよう

一般NISAを始めるにはどうすればよいのでしょうか?一般NISAの手続き方法を紹介します。

金融機関を選んで口座開設をする

一般NISAを始めるには、専用口座の開設が必要です。どの金融機関に口座を開設するかを選び、申し込み手続きをしましょう!

NISAは証券会社や銀行・信用金庫など、さまざまな金融機関で取り扱いがあります。金融機関によって投資商品が違ってくるため、自分がどんな商品を買いたいかを考えて金融機関を選んでくださいね。また、手数料を比較しておくことも重要ですよ。

金融機関に申し込みをしたら、金融機関から税務署に申請が行われます。NISA口座は1人1口座しか持てないため、口座がダブっていないかのチェックが必要なのです。問題がなければNISA口座が開設され、投資できるようになります。

つみたてNISAと併用はできない

NISA口座は1人1口座で、一般NISAとつみたてNISAとの併用はできません。開始するときに、どちらで投資するかを選ぶ必要があります。

一般的に、まとまったお金があり、株式などさまざまな商品に投資したい人は一般NISAが、手数料を抑えてコツコツ投資したい人はつみたてNISAがおすすめです◎資金の額や投資する目的、投資したい商品などを考えて決めましょう!

なお、1年に1回に限り、NISAとつみたてNISAの変更ができます。ただ、手続きが必要で時間がかかることと、その年に一度でも買い付けをすると変更不可になる点には注意です。

一般NISAでお得に投資家デビューしよう!

出典dbgirl.jp

一般NISAを使えば、年間120万円までの投資が最長で5年間は非課税になります。これは通常の税率を考えれば、とってもお得に投資できる制度ですよね◎

今後の制度変更のことなども理解したうえで、NISAでの投資を始めてみませんか?

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