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NISAのデメリットを解説。仕組みを理解すれば投資は怖くない?

投資というと、「損をするかもしれない」と不安に思う人もいるかもしれません。そんな漠然とした不安を解消するには、仕組みを理解することが大切です◎投資で利用できる制度の一つであるNISAについて、仕組みやデメリットをご紹介します。

更新 2022.07.22 公開日 2022.07.27
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NISAで投資して大丈夫なのか不安です。

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投資をしようと思っていて、今興味あるのが「NISA」。
NISAなら、税金が非課税になるというメリットがあることは知っているけど、損することってないのかな?

そんなふうにNISAのデメリットが知りたいという人も多いのでは?
今回の記事では、NISAの仕組みやデメリットをご紹介します。
最後までチェックして、NISAについての仕組みを理解しましょう♡

NISAって損することはあるの?

NISA(ニーサ)は『少額投資非課税制度』のことで、非課税投資枠の範囲内であれば運用益に税金がかからないというメリットがあります。

ではNISAを利用して投資した場合、損をすることはあるのでしょうか?

元本割れのリスクはゼロではない

NISAにはメリットがあるものの、投資である以上、運用によっては損をする、つまり元本割れしてしまう可能性があります。

『元本(がんぽん)割れ』とは、自分が出した分のお金よりも、投資商品の価値が下がってしまうことです。
株式や投資信託が値上がりする保証はなく、タイミングによっては買ったときよりも価値が下がってしまうかもしれません。

中には、元手より下がらない『元本保証』がされている商品もあります。
でも、そういった商品はリスクが低い分、リターンも期待できないケースが多いんです。
ある程度のリターンを期待する以上、元本割れのリスクはゼロにはできません。

場合によっては税負担が大きくなる

NISA口座以外の口座でも投資している人は、状況によっては税負担が大きくなるかもしれません。
通常、利益が出た口座と損失が出た口座がある場合、利益と損失を相殺でき、その差額だけに課税されます。
この仕組みを『損益通算 (そんえきつうさん)』といいます。

NISA口座では損益通算ができないため、課税口座で利益が出て、NISA口座で損失が出ると、利益分にそのまま課税されてしまうんです。
課税口座を持っておらず、NISA口座だけで投資をしているケースでは、確定申告も必要なく、税金について気にすることはありませんよ◎

一般NISAにはどんな特徴があるの?

NISAには種類があり、その一つが『一般NISA』です。
まずは、一般NISAの特徴をチェック♡

自由に株式などを選んで買える

年間120万円まで(※2024年移行変更になります)の投資であれば、運用で利益が出ても最長5年間非課税になるのが一般NISAです。
例えば株式や投資信託を持っていることで得られる配当金や、値上がりして売却したときの利益などが非課税になります。

一般NISAでは、株式投資信託や国内外の上場株式のほか、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)などにも投資可能です。
株式を購入すれば、株主優待を受けることもできて◎

いろいろな金融商品から選べるのが一般NISAの特徴ですが、非上場株式や債券、FX(外国為替証拠金取引)などは対象になりません。

株式だけで非課税枠を使い切るのは難しい

一般NISAは株式に投資できますが、株式は銘柄によって購入に必要な最低額が違ってきます。
つまり、株式の組み合わせだけで、年間120万円の非課税枠をぴったり使い切るのは難しいんです。
余った非課税枠を翌年に持ち越すことはできないため、金額で指定できる投資信託など、ほかの商品と組み合わせて活用しましょう♡

また、NISAでは途中で売却した分の非課税枠は再利用できません。
例えば30万円分の株式を買い付け、それを同じ年のうちに売却してしまったら、その年は残り90万円分しか非課税枠での買い付けができなくなります。
あまり短期的に売り買いを繰り返すような商品は、NISAで投資しないのがおすすめです。

つみたてNISAの特徴もチェック

NISAで利用したいもう一つの制度が、『つみたてNISA』です。つみたてNISAには、一般NISAと違う特徴があります。

つみたてNISAの特徴をご紹介します。

長い期間運用するのが前提

つみたてNISAは年間40万円までの投資であれば、最長20年間非課税になる仕組みです。
年間の非課税枠は一般NISAに比べると少ないですが、毎年40万円をフルで使い切れば、トータル800万円分が、非課税で運用できます。

つみたてNISAは日・週・月ごとなどに、定期的な買い付けを行う方法で、長期的な運用を前提とした制度。
長い運用期間の中では、もしかしたら元本割れする時期があるかもしれません。

でも、値下がりしたときには『同じ金額で多くの商品が購入』できるということになり、次の値上がりまで待てば大きな利益を期待できます。
短期的な損得ではなく、長期的な利益を見込んでコツコツ続けられる人に向いていますよ。

投資信託やETFしか買えない

つみたてNISAの場合、一般NISAに比べると投資できる商品が限られ、投資信託や一部のETFのみが対象です。
その中でも販売手数料がかからなかったり、信託報酬が一定水準だったりという条件があり、長期投資に向いている商品が買い付けできるようになっています。

一般NISAのように株式には投資できないため、株主優待目的での利用はできません。
でも、自分で投資先を決めるのに自信がない投資初心者は、プロに運用を任せられる投資信託から始めてみるのがおすすめです。

NISAで失敗するケースって?

特徴を理解したところで、NISAではどんなときに失敗しやすいのかをチェックしておきましょう。

あらかじめ気を付けるポイントが分かれば、失敗を回避できるはず。

投資額を多くしすぎて、急な出費でピンチ

NISAには非課税枠があるため、それを最大限に利用しようと、無理して投資額を増やしてしまうケースがあります。
投資に回すお金を捻出するために、生活費を圧迫するような事態は避けたいですよね。

まずは日々の生活に必要なお金を計算し、余ったお金を投資に回すのがポイントです。
また、医療費や冠婚葬祭など、急な出費が必要になることもあります。
そんなときに困らないよう、貯蓄でも余裕を持たせておきましょう♡

NISAはいつでも引き出せますが、何かある度に引き出していては、投資の効果が十分に得られません。
特に値が下がっているときに引き出すと損をしてしまうため、注意してくださいね。

価値が下がったときに焦って売却してしまう

投資の初心者がやりがちなのが、価値が下がったときに焦って売却してしまうことです。
株式や投資信託は日によって価格変動があり、一時的にマイナスになることもあります。

でも、いったん下がったとしても、その後また盛り返すかもしれません。
それなのに、下がったタイミングですぐに売ると、逆に損をしてしまう可能性があるのです。

一時の値崩れに惑わされず、長い目で見て運用していきましょう。
過去の値動きなどもチェックすると、参考になって◎

NISA口座の知っておきたいポイント

NISAを利用するには、口座の開設が必要です。

口座を開設する前に、チェックしておきたいポイントをご紹介します。

NISA口座開設には時間がかかる

NISA口座は、開設したい金融機関へ申し込んでも、すぐに利用できるものではありません。
持てる口座は1人1口座と決まっており、金融機関への申し込み後に税務署の審査が行われます。
その審査を終えて初めて、口座が利用できるようになるんです◎

口座の申し込みには申込書のほか、本人確認書類やマイナンバーのわかる書類が必要なため、用意しておいて。
申し込み後、金融機関から税務署への申請が行われ、口座開設完了の通知が届くまでに3~4週間かかることもありますよ。

一般NISA、つみたてNISAを切り替えるとき

一般NISAとつみたてNISAの併用はできませんが、年1回に限り、金融機関に申し出ることで切り替えられます。
切り替えのタイミングは、その年に買い付けを行ったかどうかで異なります。
その年のうちにNISA口座で1度も買い付けを行っていなければ、年内の切り替えが可能です。

1度でも買い付けすると年内の切り替えはできないため、翌年からの切り替えとなります。
このケースでは原則として10~12月の間に変更手続きを完了する必要があるので、注意してくださいね。

なお、切り替えの前年までに買い付けていた分は、切り替え後も一般NISAなら最長5年、つみたてNISAなら最長20年の非課税の適用対象です。
切り替えをするからといって、慌てて売却する必要はありませんよ。

NISA口座を持つ証券会社を変更するとき

投資できる対象や手数料は、証券会社によって違います。
もしNISA口座開設後に、ほかの証券会社に変更したいと思ったら、年1回のみ変更が可能です。
一般NISAとつみたてNISAの切り替え同様、その年に買い付けがなく、9月30日までに手続きを終えたケースに限ります。

証券会社を変更するには、まず現在NISA口座を開設している証券会社に廃止を申し出ましょう。
手続きが完了したら『管理勘定廃止通知書』が届くため、それを新しい証券会社に提出して申し込みをすれば◎
変更には1カ月程度かかることもあるため、なるべく最初の口座開設前に証券会社を比較して決めておくのがおすすめです。

非課税期間後のことも考えておこう

運用を続けていれば、いずれ非課税期間が終了しますが、そのあとどうするのかについても、あらかじめ考えておくことが大切。

どのような方法があるのか、見ていきましょう♡

一般NISAはロールオーバーが使える

一般NISAの場合、非課税期間が終了したときに『ロールオーバー』が使えます。
ロールオーバーとは、保有している金融資産を翌年の非課税投資枠に移動することで、再度5年間非課税で運用できる仕組みです。

5年間で得た利益分を含めて120万の年間非課税枠を超えていても、全額移せます。
ただし、その場合はすでに非課税枠を使い切っているため、その年は新たな投資はできません。

それ以外の方法としては、一般口座や特定口座といった『課税口座に移す(移管)』か、『売却する』パターンがあります。一部の銘柄を移管・売却し、残りをロールオーバーするなどの併用も◎

つみたてNISAはロールオーバーできないため、課税口座に移すか売却するかを選ぶことになりますね。

値下がり時に移管し、そのあと値上がりしたら?

課税口座に移す際には、移したときの時価がその後の元本とみなされます。
つまり、購入時より値下がりしていた場合、その後はその値下がりした額が元本となります。

例えば50万円で購入した商品が、課税口座に移すときは40万円に値下がりしたケースを考えてみます。
その後60万円まで上がったときに売却すると、最初の50万円ではなく、移管したときの40万が元本となり、差額の20万円に税金がかかってしまうんです。

課税口座で運用していれば、実際に値上がりした10万円にだけ税金がかかるため、NISA口座での運用の方が損をする結果になります。
こういったリスクがあることをふまえ、非課税期間終了後どのような方法を選択するかを決めてくださいね。

NISAのデメリットや仕組みを理解すれば投資は怖くない♡

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投資という言葉から、漠然と損をしたときのことを考えてしまう人もいるはず。
でも、NISAの仕組みをちゃんと学び、どんなケースで失敗しやすいのか理解しておけば、必要以上に怖がることはありません◎

メリットだけでなくデメリットも把握した上で、自分に合った方法で投資にチャレンジしてみて♡

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