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お金の使い方が上手な人の特徴とは?今日からできる使い方のコツも

お金の使い方に自信はありますか?「たぶんうまく使えていない…」「そもそも上手なお金の使い方って?」という人に向けて、お金の使い方が上手な人の特徴や賢く使うコツを紹介します。これを読めばあなたも、きちんと貯金ができる人にレベルアップできるはず。

更新 2022.06.14 公開日 2022.06.29
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上手なお金の使い方って?

『お金の上手な使い方』とよく言いますが、そもそもどんな使い方のこと?それをわかっていないと、うまくお金を使える人にはなれませんよね。

自分にとって価値の高いものに使うこと

黄色のワンピースの女性出典17kg.shop

上手なお金の使い方とは、『自分が価値が高いと思うものに使う』こと。自由に使えるお金は無限ではありません。ムダなものに使っていては、すぐになくなってしまいますよね。

あなたが使えるお金は、もらう給料によって決まります。給与アップもあるかもしれませんが、それでも毎月手元に残るお金は限られているはず。限りある中でうまくお金を使いたいなら、自分が『価値がある』と思うものに使いましょう!

何を大切にするかは、その人によっていろいろです。同じ1万円を使うにしても、本を何冊も買ったほうが満足できる人もいれば、ブランドのコスメに使うほうが満足できる人もいます。

お金をムダなものに使って後悔していては、価値の高いものを買っているとはいえません。何かを買おうと思ったときは、本当に価値のあるものなのかを考えるのがおすすめ♪

上手なお金の使い方の具体例

『お金を上手に使う=自分が価値を感じるものに使う』と言われても、ピンとこない人もいますよね。お金の使い方がうまい人は、具体的にどんな使い方をしているのでしょうか?

スキルアップや自分磨きなどの自己投資

自分を成長させるためにお金を使う『自己投資』は、賢い使い方の例です。将来のプラスになることに使えば、ムダになってしまう心配がありません。

仕事に使う知識をつけるための本や資格のテキストを買うのは、自己投資のひとつ。セミナーや勉強会に行ってみるのも、仕事でレベルアップするのに役立ちますよね。

そこで学んだことを仕事に生かせれば、昇進やボーナスのアップにつながるかもしれません。今より給料の高い会社に転職できるチャンスもあるはず。

美容や筋トレなどの『自分磨き』にお金を使うのも、自己投資です。将来もっとキレイになるために使えば、その金額はムダになりません。

どちらもすてきな未来を引き寄せられ、またお金が入ってくるという、素敵なサイクルが生まれるかもしれませんよ。

ずっと元気でいるための健康管理

年をとっても元気でいられるよう、健康管理をするのは上手なお金の使い方。長生きをしても病気をすると、自分でできることが少なくなってしまいます。

結果的にお金がどんどん出ていってしまうようになるのも、健康管理にお金を使わないデメリットです。治療や入院が重なったり介護が必要になったりすれば、シャレにならない金額がかかります。

1年に1回・半年に1回など、タイミングを決めて健康診断を受けるのは賢いお金の使い方といえます。早めに病気が見つかり、手術をしなくても治せるうちに手を打てるかもしれません。

年を取っても元気で、幸せな生活を送りたいと思う人は多いはず。まだまだ先のことと思わずに、若いうちから健康管理にはお金をかけておくのがおすすめです。

人生を豊かにする人間関係

人付き合いにお金を使うのも、自分にとって価値の高い使い方です。人は1人だけでは生きていけないので、人間関係をよりよいものにするための出費は自分にプラスとなります。

たとえば、友人との食事会や家族との旅行で、大切な人たちと同じ時間を過ごすためにお金を使うのです。人付き合いの費用をもったいないと思ってしまうと、すてきな経験を逃してしまうかもしれませんよ。

お金も時間も惜しまずに築き上げた人間関係は、仕事やプライベートで起こるピンチからあなたを救ってくれることもあります。予想外のチャンスを運んできてくれるかもしれません。

本当に価値があると思うもの

香水BASE

心から価値を感じられるものやサービスにお金を使うのも、賢い使い方。何より大事だと感じるものは人によって違いますが、実は使わなくても良かった出費でお財布を寂しくしている人も…。

値段の違う2種類の商品で、どちらを購入するか迷ったときを想像してみましょう!本当は高いほうが魅力的だと思っていても、「贅沢してはいけない」と思って安いほうを買ったことはありませんか?

このとき、実はお金を上手に使えているとはいえないのです。節約したという満足感はあっても、心の底では納得していないはず。安いものを選んだばかりに、かえって買い換えのタイミングが早くなるというムダもあるかもしれません。

上手なお金の使い方とは、ただ節約することではないのです!本当に必要だと思ったものに使えなければ、限りある手元の予算で自分を満足させられませんよ。

お金の使い方がうまい人の特徴

「自分に上手なお金の使い方はできるんだろうか?難しそう…」と思った人は、賢く出費する人の特徴をまねしてみましょう!最初は慣れないかもしれませんが、続けていくうち、きっとお金をうまく使える人になれるはず。

予算は前もって決めておく

お金の使い方が上手な人は、何かを買う前に予算を決めます。毎月使えるお金の中から、家賃や電気代・ガス代・スマホ代など、どうしても必要なお金は最初に計算しておきましょう。

さらに余った分を、週ごと・目的ごとに分けていきます。『いつまでにどれだけ使えるか』『何にどれだけ使えるか』を、見やすくメモに書いていくのがポイント。

お金の使い方がうまい人は、予算を決めたらよほどの事情がない限り、予算を超えた買い物はしません。予算を決めてその通りに買い物をすれば、給料日の前にお財布が寂しくなる心配がなくて◎。

「消費」より「投資」にお金を使う

お金の使い方がうまい人は『消費』より『投資』にお金を使おうとします。消費とは『今の自分のためにお金を使うこと』です。一方、投資とは『将来の自分のために使うお金』を指します。

例えばスイーツを買うお金は、「今食べたい!」という欲求のために使いますよね。ただ、もしあなたがお菓子の開発に携わっていれば、このお金は新しい味を探し求める投資になるはず。

お金の使い方がうまい人は、消費ではなく投資が自分の人生を豊かにすると知っています。使い道を自由に決めていいお金を、できるだけ投資に使おうとします。

必要なときはしっかり出費できる

「これは必要だな」と感じたものにまとまったお金を使えるのも、お金の使い方が上手な人の特徴。

例えば、ベッドのマットレスを買うときを考えてみましょう!お金を使わないようにしようと思えば、体を支えてくれるだけのシンプルなマットレスを選ぶこともできますよね。

ただ、お金の使い方がうまい人は、買った後のことも考えて質の高いマットレスを選びます。いいマットレスを使って睡眠の質がアップすれば、生活や仕事の質も上がると考えるからです。

お金の使い方がうまい人は、使うべきポイントではしっかりと使います。一方で節約すべきところではきゅっと締める、メリハリのある使い方をするのが特徴です。

お金の使い方が下手な人の特徴

お金の使い方が下手な人にも、特徴があります。自分が当てはまっていないかを考えて、使い方を見直してみましょう!今の使い方ではマズいと気付くことで、積極的に直そうと思えるはず。

小さな出費が重なっている

お金の使い方が下手な人は、『小さな出費』が多くなりがちです。小さな出費とは1回に払う額が少ない買い物のことで、『ラテマネー』とも呼ばれます。

ラテマネーのいい例が、コンビニでの買い物です。ついつい手が伸びてしまうプチプラコスメや100円ショップのアイテムなどに使うお金も、ラテマネーにあたります。

小さな出費は『お金をたくさん使っている』という感じがしないため、知らず知らずのうちに積み重なりがちです。1回ではお財布に大きなダメージを与えなくても、まとまると暮らしに響くほどの大きな出費になってしまいます。

小さな出費が多い人は、自分のお金の使い方を見直してみてくださいね。

「安いから」を理由に買い物しがち

袋に入ったステッカーBASE

お金の使い方が下手な人は、『セール』や『お買い得』などの言葉をきっかけに買い物をしがち。安いと聞いて買いたくなってしまう人は、本当に必要なものでなくても買ってしまうことが多くなります。

そこまで欲しくなかったものでも「買わなくちゃ損するかも!」という気持ちが大きくなり、ついつい商品をかごに入れてしまいがちです。

ただ、たとえお買い得な商品でも、実際に使わなければ意味のない消費になってしまいますよ。『セール』や『割引』などの言葉に弱い人は、本当に必要なものなのかを考えてみてくださいね。

「欲しい」感情に流されやすい

立っている女性出典17kg.shop

お金の使い方が下手な人の多くは、気持ちをコントロールするのがうまくありません。いっときの「欲しい」という感情に流され、本当は必要のないものまで買ってしまう傾向が…。

例えば、仕事帰りのスーパーできれいに並べられているスイーツを見て、つい手が伸びてしまった経験はありませんか?

そのときの気持ちに流されてする買い物は、欲しい気持ちを満たしてくれるかもしれません。ただ長い目で見れば、あなたに与えてくれる満足感はあまり多くはないかも。感情のままにする買い物は、ときに上手なお金の使い方とはいえなさそう。

お金の使い方を格上げするコツ

お金の使い方をワンランクアップさせる方法を紹介します。自分のお金の使い方に自信がない人は、できることからチャレンジして、『賢くお金を使う人』を目指してみてくださいね!

家計簿でお金の流れをつかむ

家計簿をつけるのは、お金の使い方を格上げする最初のステップです。日々の支出を記録していくと、自分がどんな風にお金を使っているかが見えるようになります。

家計簿をつけ続ければ『どんなシチュエーションでお金を使いすぎているか』がわかってきて、ムダな部分が見えてくるはず。

例えば、お給料が入ってすぐのタイミングで財布のひもが緩みがちとわかれば、1週間で使える予算を決めてみましょう!消費の波が抑えられ、だんだんとお金の使い方がグレードアップしていきますよ。

ちょっと先の未来をイメージしてから買う

座っている女性BASE

お金の使い方をレベルアップさせるには、商品やサービスを買うとき『少し先のこと』を考えてから買うか決めると◎。本当にその金額を払う価値があるのか、判断しやすくなりますよ。

例えば、かわいいスカートを目の前にしたときは、次のようなことを考えてみましょう!


・今持っている服と合わせられるか
・すぐに飽きるデザインではないか

スカート自体がかわいくても、手持ちの服と合わなければ買っても活躍しませんよね。飽きやすいデザインなら、何回か着ただけでクローゼットに眠らせることになるかもしれません。

目の前のものを買った後、少し先の未来がどうなるかをイメージするクセを付けると、ムダな買い物が減りますよ!

本当に必要かどうかをよく考える

目の前に欲しいものが現れたとき、『自分の人生に必要なアイテムか』考えるのも、お金の使い方をランクアップさせる工夫の一つです。優先順位を考えて価値があるものだけにお金を使えば、ムダになってしまう心配がありません。

買い物をするときはすぐにレジに持っていくのではなく、『なぜ欲しいのか』『欲しい気持ちは本物なのか』を考えるのが、本当に必要なものを見極めるコツです。欲しいものに出合ったら一度立ち止まり、自分に問いかけてみてくださいね。

お金の使い方を見直してゆとりのある生活を

お金の使い方には、受けてきた教育やこれまでの習慣も影響するでしょう。だからといって、大人になってから直せないものではありません。工夫や努力によっては、お金の使い方をランクアップさせられますよ。
お金の使い方がうまくなれば、今よりゆとりを持って暮らせるようになるはず。
「ムダな使い方をしているかも…」と自信がない人は、家計簿をつける・買いたいときに立ち止まって本当に必要か考えるなど、明日からでもできる工夫を取り入れてみましょう!

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