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まつだあや
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「ととのう」ってなんですか?サウナ本の著者に聞いたオススメの「サ活」方法とは

最近話題の「サ活」。サウナのいろはがわかる書籍『ちょっとサウナ行ってきます こうあるべきを脱ぎ捨てて、明日がもっと軽くなる』の著者である岩田リョウコさんに、「ととのう」とはなんなのか? また、女子がサウナに入るメリットや女子がサウナを選ぶポイントまで、サ活How Toを教えてもらいます!

更新 2022.04.05 公開日 2022.04.05
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ブームになりつつある「サ活」、一体どんなもの?

サウナ通の人がよく使う言葉の「ととのう」って、一体どういう意味なのか知っていますか?

最近では、サウナに行くことを「サ活」と呼び注目を浴びていますが、そもそもとんでもなく熱く息苦しい部屋であるサウナでじっとして汗をかく苦行、何のメリットがあるんだろう? と、魅力を知らない人間からすると不思議なことも多いですよね。

でも、そんな人も「ととのう」について知ったら、きっとサウナに行きたくなること間違いなしなんです!

今回は、サウナについての知識が深まる書籍『ちょっとサウナ行ってきます こうあるべきを脱ぎ捨てて、明日がもっと軽くなる』の著者であり、サウナ・スパ健康アドバイザーの資格も持つ岩田リョウコさんに、「サ活」についてアレコレ聞いちゃいました!

サウナに入るメリットについて知りたい!

サウナに入らないという人の多くは「熱そう!」「水風呂が冷たそう!」というイメージがあるはず! 実は岩田さん自身もそう思っていたそうですが、あるできごとがきっかけでサウナ好きになったんだとか。

水風呂に入ったら心臓が止まる!?(笑)

「ずっと水風呂に入ったら心臓が止まって倒れる!と思っていたので、徹底的に避けていたんです。でも、サウナ好きの友人に半ば強制的にサウナ・水風呂に入れられて初めて『これがサウナなのか!』とわかったんです」(岩田さん)

サウナ大国のフィンランドでサウナに入ったことがあったものの、魅力に気がついたのはそのときではなく、日本でのできごとだったとのこと。

今では「隙あらば、サウナ」とサウナチャンスを狙って生活している岩田さん。多いときは週に9回行くこともあるんだそう! 1日に2回行く日もあるとは驚きですよね。

サウナの魅力って?

そこまで岩田さんをトリコにしているサウナの魅力について、教えてください!

「サウナは『いい自分になれる場所』だと思っています。

みなさん、疲れていたり、思い悩んでいたり、体調がすぐれなかったり、イライラしていることもあると思います。女性の場合は生理やPMSなどのアップダウンもありますが、私の場合はサウナに行くとそういうものがすべて汗と一緒に流れていってくれている気がします。

体の調子もよくなりますし、何よりも心が穏やかになるんです! 心の健康=体の健康っていうのが、サウナに行くと実感できます。心も体もいい状態の自分に“ととのえて”くれるのがサウナです!」(岩田さん)

体にもメンタルにも優しいサウナ。なんだかちょっと気になってきちゃいますよね。よくよく考えたらスマホの持ち込みもできないし、強制的にデジタルデトックスもできるのも魅力的かも。

「ととのう」について知ろう!

サウナと切っても切り離せないのが「ととのう」という言葉。一体、どんな感覚なのか教えてください!

「ととのう」ってどんな感じなの?

「ととのう感覚は人それぞれですが、『恍惚感』『ハイ』『多幸感』『ディープリラックス』などの言葉で表現されることが多いですね。体調や天気、サウナ室や水風呂の温度でも変わってくるので『これがととのう』と断言するのは難しいのですが……。

体が眠りに落ちる直前のような気持ちよさになるときもあれば、ザワザワするときも、ふわふわ宙に浮いているような感覚になるときもあります」(岩田さん)

花を持った女性

いろんな感覚なるなんて、サウナに通い詰めてしまう気持ちもちょっとわかりますよね。ちなみにこれは体の状態。心はどうなんでしょうか?

「心の方で言うと、優しい気持ちがあふれて、細かいことはどうでもよくなったり、感謝の気持ちでいっぱいになったりします。こんなふうに言うと『ととのう』ってちょっと危険な響きに聞こえますが(笑)、簡単に言うとサウナ・水風呂の後に休憩していて『気持ちいいな〜』って思えることが『ととのう』ってことです」(岩田さん)

心にとってもいいことだらけのサウナ。嫌なことがあったときに、熱い部屋に入って、あえて心をクールダウンさせるなんて使い方もできそうです。ちなみに岩田さんは著書の中で「右頬も打たれたら左の頬も差し出したくなる」気持ちになったことがあるとも書かれています(笑)。サウナの魅力、すさまじすぎる〜!

「ととのう」サウナの入り方って?

では「ととのう」ためにはどんなふうにサウナに入ればいいのか教えてください!

「サウナ室に4、5分入っていると汗が出始めます。その後もうあと1、2分もすると体の中まで温まってきます。『水風呂に入りたい!』と思い始めたら出ましょう。このとき、しっかり温まらないと水風呂に入れません。

水風呂に入る前は必ずかけ湯をしてから入ります。ポイントは、水鳥のように一気にスーッと入ることです。こうするとあまり冷たくないですよ。長く入る必要はありませんが、じっとしていると、急に肌の表面の冷たさを感じなくなってきます。吐く息が冷たくなったら、水風呂からあがるサイン! その後はゆっくり座れる場所を探して、目を閉じてリラックスしてください。

こうすると、ととのいの道へ入っていきます!」(岩田さん)

サウナ室では無理をしない、というのが1番大切だそう。絶対に無理は禁物というのを覚えておきましょう。

女子がサウナに入るときに気をつけておきたいことって?

なんだかサウナに入りたい気分になってきた人も多いと思いますが、ここからはサウナに入るときのポイントやサウナの選び方について教えてもらいますよ〜!

「髪の長い人は、髪の毛をしっかり洗って、結んで入るようにしましょう。水風呂でも髪の毛がつからないようにするのがマナーです。サウナ室に髪の毛が落ちていると嫌な気分になりますし、基本的には普通の入浴マナーと一緒です。

また、生理中はご遠慮くださいと書いてある施設もあれば、生理中でももれないようにすればどうぞと言ってくださるサウナもあります。生理中は、体がむくんでいるのでサウナにサクッと入りたくなることも。そんな場合は、月経カップを利用するのをオススメします!」(岩田さん)

また、サウナでそのまま座るのはNGです。必ずレンタルか自身のサウナマット(orタオル)を使用するようにしましょう!

岩田さんが必ずサウナに持っていくものは?

「私は、小さなボトルに自分がいつも使っている化粧水を入れて持ち歩いています。肌が弱いので、温浴施設にある備え付けの化粧水だと荒れてしまうんです」と、岩田さん。

入浴施設に行くときと同じで、化粧品などのアイテムや下着の着替えなどもあるといいようです。先ほどお伝えした通り髪の毛を洗って入るのもマナーです。お気に入りのシャンプーやコンディショナー・ボディーソープがある人は、持参するのをお忘れなく♪

どんなサウナに入ればいいの?

サウナは大きく分けてミストタイプとドライタイプがありますが、どっちに入るのがオススメなんでしょうか?

「ドライサウナは、熱で温まるカラッとした乾式サウナです。ミストサウナは水蒸気で温まる湿式サウナのことです。これは、焼き魚と刺身、どちらからトライするかと聞かれているのと同じなので、お好きな方でいいと思います!」(岩田さん)

サウナによって温度もまったく違います。まずは行きやすいサウナに行ってみて、「もっと熱い方がいい」「もっと温度が低い方が好み」などを自分の好みを知ってから、次にいくサウナを決めるとよさそうです。

ちなみにサウナや水風呂の温度については、公式HPなどで調べられることがほとんど! お好みのサウナ温度を見つけてみてください。

サウナ初心者の女性にオススメのサウナ施設3選

最後は、サウナを求めてに旅に出ることもある岩田さんに、初心者にオススメのサウナ施設について教えていただきました!

3つのサウナを試せる「東京ドーム天然温泉 スパ ラクーア」(東京)

「ドライサウナ、ミストサウナ、そして露天スペースにはまるでフィンランドに来たかのようなサウナ小屋がある施設です。テレビもなく静寂に包まれているのもポイントです」(岩田さん)

「サウナストーンにアロマ水をかけ蒸気で温度を上げる『ロウリュ』もすることができます。水風呂は20度ほどの入りやすい温度なので、初めての水風呂チャレンジにも向いています!

3つのサウナを試しながら、自分の好みを探ることができてオススメです。お風呂もたくさんありますよ」(岩田さん)

サウナの室温は、約80℃、約70℃、約45℃。スタッフによるロウリュサービスでは、週替わりでアロマオイルを変更。香りにも癒やされそう〜♡

フィンランド気分に浸れる「サウナラボ名古屋」(愛知)

「ここに来たら、サウナってこんなおしゃれなの?とびっくりするかもしれません! ビルの8階にあるんですが、まるでフィンランドの森に来たような気分になれます。ここは水風呂ではなくマイナス25度の冷凍サウナで体を冷やすんです」(岩田さん)

「ポンチョを着てサウナハットをかぶり、サウナに入る。ご飯を食べたり、本を読んだりとゆっくりリラックスできますよ!」(岩田さん)

サウナ利用は予約優先なのでご注意を。ポンチョガウンやサウナハットのレンタルもあるので、持っていなくても安心です。

女性専用の細やかな気遣いが魅力「神戸レディススパ」(神戸)

「エステサロンに来たような高級感と清潔感が魅力的な施設です。女性専用なのでゆっくりくつろげますよ。

スタッフの方がロウリュサービスをしてくれるので、アロマのいい香りと共に高湿で体の芯までじっくり温まります」(岩田さん)

「ミストで温まるローズテルマリウムでは、肌にも髪にも優しいバラの蒸気浴ができます。女性のことをたくさん考えてくれている場所で、デトックスウォーターが設置されていたり、ゆっくりお化粧のできるパウダールームもありますよ」(岩田さん)

年中無休・24時間営業なので、いつでも行けるのもうれしいポイントです。カプセルホテルやレストランも併設されているので、一日中楽しめちゃいそう!

そうだ、サウナに行こう!

「わたしは、サウナがある人生で本当によかったなって思っています。サウナに入っていると大切なことが見えてきて、自分はこうしたい、自分はこうありたい、と自分と向き合い、自分を知ることができます。

ちょっと疲れていたら、ぜひサウナへ行ってみてください。明日がもっと軽くなると思います」(岩田さん)

岩田さんの著書『ちょっとサウナ行ってきます こうあるべきを脱ぎ捨てて、明日がもっと軽くなる』では、サウナ初心者だけでなく、もっとサウナのことを知りたいサウナー向けのサウナ事情も盛りだくさん! ポップなイラスト付きで読みやすく、その道のプロとの話や、女性の体とサウナのことについても書かれているなど、サウナのいろはを知るのにぴったりな一冊です。

ぜひこの本をバイブルに、「サ活」をはじめてみて♡

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ちょっとサウナ行ってきます こうあるべきを脱ぎ捨てて、明日がもっと軽くなる

¥1,650

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