ずっと保険に入ろうか迷っているけれど、決断しきれなくて…
――親も周りの友達も保険に入っているから自分もそろそろ…考えつつも、まだ加入までには至っていないのが現状。
保険に入ったら、生活費とか趣味とかに使えるお金が減ると思うと、ついためらってしまいます。
そこで今回は、保険の必要性やどんな種類の保険があるのかを一緒にチェックしてみましょう。
この記事を読めば、保険の加入を検討中の人も決断するきっかけや保険選びの参考になるはず◎
そもそもどうして保険が必要なの?
「社会人になったら保険に入った方がいいのかな?」と思っていても、その必要性をしっかり理解できていなければ自分に必要な保険を選ぶのは難しいはず。保険に加入しようかどうか迷っている人に向けて、その必要性を解説します◎
万が一のとき生活をサポートしてくれる
病気やけがなど万が一の事態に陥ったとき、安心して治療を受けたり、生活できたりするようにサポートしてくれるのが保険です。
病気やけがをすると、医療費などに想像以上のお金がかかるものです。保険に入っていなければ、医療費を貯金でカバーすることになります。でも、社会人になって間もない頃は蓄えが少ないため、医療費を自力で工面するのが難しいケースも多いはず。
保険に入っていれば、病気やけがの治療にかかる費用や、働けなくなったときの生活費を保険金で賄えますよ。保険は、万が一のときの経済的リスクに、小さな負担で備えられる仕組みなのです。
4種類の保険の特徴&役割の違いをcheck!
最初に検討すべき保険を紹介する前に、世の中にはどんな保険があるのか確認しておきましょう!保険はそれぞれ異なる役割を持っているので、どんなリスクに備えたいかで選ぶべきタイプは変わってきますよ。
①病気やけがをしたときに頼れる「医療保険」
病気やけがの治療にかかる医療費をサポートしてくれるのが『医療保険』。
医療保険で支給される給付金として典型的なのが、『疾病・災害入院給付金』です。病気やけがで入院すると受け取れる給付金で、『入院1日あたり1万円』というように入院日数に応じて金額が変わるのが特徴。中には、入院一時金がもらえるものもあります。
医療保険は、加入している人がお金の心配をすることなく治療を受けられるよう、治療費をサポートしてくれます。医療保険に入っておけば、かさんでいく医療費を気にせず治療に専念できて◎
②亡くなったときに支払われる「死亡保険」
保険に入っている人が死亡すると、給付金が支払われるのが『死亡保険』です。死亡保険で支給される保険金は、遺族の生活費や加入者本人の葬式代などに使われるのが一般的。
また、死亡保険には『定期型』と『終身型』があります。定期型は『80歳まで』や『加入後20年』など、保障を受けられる期間が決まっているタイプです。一方の終身型は、保険の加入者が亡くなるまで保障が続きますよ。
死亡保険の役割は、残された家族にお金を残すことです。加入した時点で保障額の満額を遺族が受け取れるようになるので、子供や収入のない配偶者がいる場合、メリットが大きいといえますね。
③働けなくなるときに備える「就業不能保険」
病気やけがで働けなくなったとき、生活費をサポートしてくれるのが『就業不能保険』です。就業不能保険の保険金は、会社からもらう給料のように毎月給付されるのが一般的ですよ。
「病気やけがへの対策には、医療保険さえ入っていれば大丈夫なのでは?」と思うかもしれません。でも、生活費をカバーしてくれる就業不能保険と、治療費をカバーしてくれる医療保険は役割が違います。そのため、「どちらかさえ入っていれば大丈夫」と言いきることはできません。
病気やけがのリスクに万全に備えたいなら、医療保険と就業不能保険にセットで入るのが◎。医療費も生活費もダブルでカバーできますよ!
④高額な治療費をカバーする「がん保険」
がんにかかったときの医療費をサポートしてくれるのが『がん保険』です。がん治療は医療費が高額になりがちなので、一般的な医療保険ではカバーしきれないことも。そのため、がん治療には専用の備えが必要なのです。
がん保険で支払われる給付金の中でも特徴的なのが、がんの診断確定とともに一時金として支払われる『診断給付金』です。
がんという診断が確定すると、「助かるのかな」「医療費はどれくらいかかるんだろう」とさまざまな不安に襲われるはず。診断給付金が手に入れば、医療費に関する負担はいくらか軽減できるので、少しばかり気持ちが楽になるかもしれません。
ライフステージ別におすすめの保険をpickup
社会人になったら最初に入るべき保険を紹介します。おすすめの保険に入った後は、想定されるリスクに応じて入る保険を増やすと◎。負担を最小限に抑えながら、リスクに対応できますよ。
最初に加入すべきは“医療保険”
社会人になって最初に加入を考えるべきなのは『医療保険』です。病気やけがで入院するリスクは、誰にでも平等にあるからです。
学生のうちは病気やけがで入院しても、医療費の支払いを親に頼ることができます。ですが社会人になると、病気やけがの医療費は自分で負担するようになりますよね。
社会人になったばかりだと貯金が少ない可能性があるので、急な病気やけがに対応するのは難しいはず。でも、医療保険に入っていれば、保険金で医療費を賄って経済的負担が軽減できますよ。
妊娠・出産を検討中なら急いで加入しよう!
もし、現時点で妊娠・出産を計画中なら、医療保険には早めに入るのが◎。妊婦になると加入に追加条件が課せられるためです。
医療保険によっては、医療行為を伴う分娩にかかった費用にも保険金が支払われます。でも、妊婦になってから医療保険に入ろうとすると、妊娠・出産に関する支払いに新たな条件が課せられることが大半です。本来ならカバーされるはずの分娩で、給付金が受け取れなくなってしまうことも。
たとえ妊娠・出産を計画していても、実際に妊婦になっていなければ追加条件が課されることはありません。医療保険に入っていない女性で妊娠・出産を計画中の人は、妊婦になる前に医療保険に入るのがベストですよ。
子供が生まれたら“死亡保険”を
子供が生まれたら、『死亡保険』への加入を考えるのがおすすめです。死亡保険の保険金があれば、家計を支える人が亡くなった後も、残された配偶者と子供の生活を守れますよ。
子育てには、肉体的・精神的負担だけでなく、養育費や教育費など経済面での負担もかかってきます。
死亡保険に入っていれば、万が一のことがあったとき、まとまったお金が遺族に給付されます。場合によっては、その保険金を子供の養育費や教育費に回すという手もあるので、残された家族のことを間接的にサポートできるかもしれません。
最初に加入すべき保険で「もしも」に備える
保険は、生活の中で直面する『もしもの事態』に備えられるシステムです。自分が抱えているリスクをよく理解した上で選ぶと、入るべきタイプが見えてきますよ。
社会人としての一歩を踏み出した人は、医療保険への加入を最初に考えるのが◎。今は健康でも、いつ病気やけがをするかは誰にもわかりません。医療保険は、病気やけがのリスクを抱える全ての人におすすめの保険なのです。
この記事で紹介したことを参考に、保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか?
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