クレカやデビットカードを作る前に、バンドルカードの魅力を知っておこう!
ネットやCMなどで『バンドルカード』という名前を耳にするけれど、どんなカードなのかまではよくわからなくて。
「クレカやデビットカードとは違うの?」「どういうメリットがあるの?」といろいろな疑問が…。
収入審査や年齢制限が設けられていないバンドルカードは発行もスピーディーなので、クレカやデビットカードを作ろうか迷っているという人は、選択肢の一つとして加えてみてもいいかも!
今回は、バンドルカードにまつわる基礎知識から気になるメリット・デメリット、カードの発行方法を解説していきます。
バンドルカードとは?
バンドルカードは2016年に生まれた、それまでになかった新しいタイプのカードなんです。まずは、バンドルカードの仕組みと特徴を見ていきましょう!
誰でも作れるVisaプリペイドカード
バンドルカードとは、株式会社カンムが発行するプリペイド式のVisaカード。クレジットカードとも、デビットカードとも異なるカードで新しいタイプのカードとして注目されています。
スマホにアプリをインストールして無料登録を済ませるだけで、ネットショッピングなどでの決済に使えるカードをすぐに発行できるところがうれしいポイント!あらかじめカードにお金をチャージしておいて、決済するときはその残高から支払うという仕組み。
バンドルカードの大きな魅力は、Visaのクレジットカードが使えるお店(Visa加盟店)であれば、基本的にはどこでも使えるという使い勝手のよさ◎。
『ソッコーでつくれるカード』がキャッチコピーで、発行に収入の審査や年齢制限がないことも特徴です。
カードの種類は三つ

バンドルカードには、『バーチャル』『リアル』『リアル+』の3種類があります。
バーチャルカードはアプリでアカウントを作成すると発行される電子カードであり、実物のカードは発行されません。一方、リアルとリアル+は、アカウントを作った後にアプリから発行手続きを行うことで発行される、物理カードなんですよ。
3種類のカードには、利用できるお店やチャージ上限額などにそれぞれ違いがあります。一部を画像の表にまとめましたので、チェックしてみてくださいね。
ちなみに、先ほど「Visaのクレジットカードが使えるお店(Visa加盟店)であれば、基本的にはどこでも使える」と紹介しましたが、バーチャルカードはオンラインショップでしか使用できないので注意。
バンドルカードのメリットをcheck
新タイプのカードであるバンドルカードには、クレジットカードをはじめとした今までのカードにはない、さまざまなメリットがあります。代表的なものを紹介しますので、発行を考えている人は参考にしてみてくださいね。
誰でも手軽に作れる
バンドルカードは、利用者側でお金をチャージしてから決済する『プリペイドカード』です。そのため、発行に年齢制限がなく、審査を受ける必要もありません。
アプリをインストールしてアカウントを発行できる環境さえあれば、誰でもすぐに利用を開始できます。
クレジットカードには『18歳以上(高校生を除く)』『安定した収入があること』『社会的信用があること』など、申請にあたっていくつもの条件をクリアしなければなりません。
その点、バンドルカードは発行のハードルがとっても低くて◎。年齢や経済状況などに縛られず手軽に発行できるバンドルカードは、フレキシブルで魅力的ですよね。
後払いできる
バンドルカードには、『ポチっとチャージ』という独自の機能があります。この機能を使うと、なんとチャージ金額の後払いができるんです!
ポチっとチャージを活用すれば、手持ちのお金に不安があっても、すぐにチャージが可能。実際の支払いは後日に回せるのが魅力です。
チャージの上限金額は5万円で、『チャージ金額+手数料』を翌月末までに支払えばOKですよ。
事前チャージが原則のプリペイドカードとしては、とても珍しいサービスといえるでしょう。ポチっとチャージの利用には審査が必要ではあるものの、支払い時期の調整ができるのは便利ですよね。
使えるお店が多い
バンドルカードは、国際的ブランドであるVisaカードの一種です。そのため、使えるお店の数が多いところもバンドルカードの強みの一つ!
Visaのクレジットカードが使えるお店(Visa加盟店)であれば、ガソリンスタンドや宿泊施設・ETCなどの一部対象外店舗を除き、幅広いシーンで活躍しますよ。
ただ、バーチャルカードではオンラインのVisa加盟店に限定されてしまい、ネットショッピング以外では使えません。実店舗で使いたい場合は、手数料を払ってリアルカードかリアルカード+を発行しましょう。
押さえておきたいデメリットとは?
手軽に作れて便利なバンドルカードですが、知っておきたいデメリットもあります。後で「しまった…!」とならないように、しっかりチェックしてから申し込みをしてみて。
登録にはSMS認証が必要
バンドルカードの発行に審査はありません。とはいえ、アプリでアカウントを登録するには、『SMS認証』が必要。SMS認証というのは、スマホの電話番号を使って個人を認証する機能のことを指します。
格安SIMに用意されている、通話機能のない『データ通信専用』のプランではSMSを受信できません。電話番号を持っていないスマホでは、バンドルカードを発行できないのです。
バンドルカードを発行するには、アプリのインストールができてSMSの受信もできるスマホが欠かせません。発行するときの認証方法がSMSオンリーなのは、バンドルカードのデメリットといえそうです。
ポイントの還元がない
2022年6月現在、バンドルカードには使ったときにポイントが還元されるサービスはありません。
クレジットカードやデビットカードには、利用額に対して0.5~1.0%程度のポイント還元があるケースが多いですよね。貯めたポイントはお買い物の支払いにあてられたり、景品と交換できたりします。
バンドルカードの場合、いくら決済をしてもポイントでプラスになることが基本的にはありません。「カードでポイ活をしてみようかな」と思っている人には向いていないかも。
支払い方法によっては手数料がかかることを考えると、少しお得感は感じにくいかもしれません…。
ポチっとチャージは手数料がかかる

バンドルカードでポチっとチャージを使うとき、実は手数料がかかるんです。
ポチっとチャージでのチャージは3,000円からできるようになっており、1,000円刻みで5万円までチャージできます。金額ごとの手数料は表にまとめているので、合わせてチェックしてくださいね。
プリペイドカードでありながら後払いができるようになるポチっとチャージは、とても便利な機能ですよね。とはいえその分、手数料は高めの設定になっていることは覚えておきましょう!
バンドルカードの作り方をレクチャー!
メリットもデメリットも知ったうえで、「バンドルカードを作ってみたい」となった人もいるはず!実際にどのように発行をするのか、バーチャルカードとリアルカードに分けて方法をご紹介します。
バーチャルカードの場合
バンドルカードのバーチャルカードは、アプリのインストールとアカウントの登録を済ませるだけで発行できますよ!
発行の手順を、iPhoneの場合を例に説明します。Androidの場合も大きな違いはありません。
①App Storeでバンドルカードのアプリをダウンロードする
②アプリを開いて『新規登録』ボタンを押す
③ユーザーIDとパスワードを入力する
④生年月日、性別を入力する(未成年者なら『保護者の同意を得ています』にチェックを入れる)
⑤携帯電話番号を入力し、SMS認証をする
⑥内容を確認し、『利用規則に同意する』にチェックを入れる
⑦『バンドルカードを発行する』を押す
発行されたカードにチャージすれば、すぐにでもネットのお買い物で使い始められます。iPhoneならApp Storeから・AndroidならGoogle Playから、アプリをダウンロードしましょう!
リアルカードの場合
バンドルカードでリアルカードを発行するには、アカウントの登録とバーチャルカードの発行を先に済ませましょう!リアルカードの発行には手数料がかかるので、バーチャルカードの残高がないと作れません。
1,000円以上チャージした状態で手続きを始めましょう。
①アプリを起動して、『カード』タブを押す
②画面下部に表示される『リアルカード発行』をタップする
③カード発行手続き画面に移ったら、カードの仕様・デザインを選ぶ
④チェック項目を確認しながら、送付先・メールアドレス・生年月日の登録を行う(リアル+カードの場合、本人確認書類をアップロードする)
⑤『発行する』ボタンを押す
カードが届いたら、アプリから『有効化の手続き』を行いましょう!カード番号やセキュリティコードが、リアルカードのものに更新されます。残高や利用履歴などは引き継がれますので、安心してくださいね。
バンドルカードの利用は計画的に◎
発行に際して年齢制限がなく審査もいらないバンドルカードは、誰でも気軽に作れるプリペイド式Visaカードです。
アプリでアカウントを作成するだけで、すぐにバーチャルカードを発行できるところがうれしいポイント。手続きをしてリアルカードを発行すれば、実店舗でのお買い物にも使えるようになりますよ♪
バンドルカードはプリペイド式のため、使いすぎも防止できて◎。便利な後払い機能(ポチっとチャージ)もありますが、予算内におさまるよう、計画的な利用を心がけてくださいね。
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