赤坂にニューオープン!「OMO3東京赤坂 by 星野リゾート」って?
全国にリゾート施設や温泉旅館などを展開する「星野リゾート」の都市観光ホテルブランド「OMO(おも)」の新しいホテルが、都心の一等地である赤坂に誕生です。
2022年2月25日(金)よりグランドオープンしたのは、「OMO3(おもすりー)東京赤坂 by 星野リゾート」。
シンプルで洗練されたデザインのコンパクトなホテルは、都内観光にも最適。さらに、歴史や文化の街・赤坂の魅力を再発見できる仕掛けもたっぷりなんですよ♪
気になるこちらのホテルを、オープンしてすぐにMERYスタッフが取材してきました!
コンセプトは「イイとこみっけ」。知られざる赤坂の魅力も体験できる♡

ホテルのコンセプトは「イイとこみっけ」。
赤坂迎賓館離宮や御所があり、政治やビジネスの表舞台として知られている大人の街。料亭文化が今も残り、老舗店が集まる街でもあります。
入口から入ってすぐのところにある、フロントとラウンジを備えたパブリックスペース「OMOベース」には、OMOスタッフおすすめの店やスポットが掲載されたご近所マップや、ホテルから歩いて行けるさまざまな名店の情報が書いてある木札がずらりと並んでいます。

館内で楽しめるアクティビティとして、「著名人も愛する!?赤坂の手土産ダーツ」があります。
政治や経済の中心地である赤坂で重宝されているのが手土産。TBS社屋もあることから、著名人が好んで買いに来る名店が多くあります。
どういうお店があるのかな?と迷ったときは、OMOベースに置いてある大きなダーツに挑戦しましょう♪ ダーツを投げて、刺さったところのテーマに沿ったお店の豆知識やおすすめの商品とペアリングを、OMOレンジャーが教えてくれます!

スマホでもおすすめの店は調べられるかもしれませんが、実際に赤坂で多くのお店を訪れ、さまざまな商品を食べ比べて本当にいいと思ったものをOMOレンジャーが厳選してくれているので、その生の口コミは参考になるはず。
最後まで説明を聞くと、最後にはQRコード付きのカードをプレゼントしてくれます。コードを読み込むとお店からのメッセージ動画が見られるので、実際にお店を訪れて手土産を買ったら、贈る相手にこのカードも一緒に渡せば、商品とともにお店の魅力もより伝わるかも♡
お部屋はシンプルな2種類!

今回、見せてもらったのはひとり用のベッドが2台のツインルーム。白とベージュが基調になった優しく落ち着いたトーンのお部屋で、とってもシンプルです。
ほかのOMOとデザインが共通の5角形のオリジナルクッションがアクセントに♡
ちょうどベッドに寝転んで見られる位置に大きなテレビがあるので、日中観光を楽しんだら、お部屋で推しの動画鑑賞会という楽しみ方もできそうです!

ベッドだけでなく、くつろげるソファーや冷蔵庫もあり、小さいながらテーブルもあるので、テイクアウトグルメでお部屋食もいいですね。
トイレとお風呂と洗面台を別々に配置した3点独立型なのもうれしいポイントです!
お部屋タイプは、ツインのほかにふたり用のベッドが1台のダブルルームもありますよ。
赤坂の街をディープに楽しむサービス「Go-KINJO」を活用して

赤坂観光に活用したいのが、OMOベースにあるご近所マップ。
そして、チェックイン当日もしくは翌朝にぜひ体験してほしいのが、OMOレンジャーツアーです。
現在は、OMOレンジャーから「ま・さ・か」な話を聞きながら街歩きができる「まさかの赤坂さんぽ」と、OMOレンジャーが朝ならではの「徳」を感じられるスポットに連れて行ってくれる「早起きは三文の徳ツアー」の2種類があります。
いずれも赤坂の知られざる魅力を感じられるツアーになっているとのこと。
今回は、「まさかの赤坂さんぽ」に参加してみました♡
「まさかの赤坂さんぽ」に参加してみた

さんぽを先導してくれるOMOレンジャーが持っていたのは、
「まずは、〇〇
さくっと、〇〇
かくれ家に〇〇」
と書いてあるボード。
まずは、赤坂と言えば……の、坂!
赤坂には主なものだけでも19もの坂があり、すべて名前が付いているんですよ。江戸時代に名が付けられた坂も多いのだそう。

途中、老舗和菓子屋の「とらや」赤坂店を通りました。こちらも、「赤坂の手土産ダーツ」で豆知識を教えてもらえるお店のひとつです。
2018年に世界的に有名な建築家の内藤廣さんが設計したモダンな建物に生まれ変わった赤坂店。店内は、奈良県の吉野ヒノキを使った、温かく洗練された空間となっています。
手土産ダーツでゲットした豆知識やおすすめ商品を確かめに、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
また、赤坂はTBSの社屋があることや、手土産の名店が多いことから、芸能人に会える確率が高い街でもあります。ミーハーさんはつい街歩きや店巡りをしながらキョロキョロしちゃうかもしれませんね(笑)。

坂の次にくる、「さくっと、〇〇」のスポットがこちら、芸能の神様がいると言われる「豊川稲荷」です。パワースポットとしても有名なので、お詣りに来たことがある人もいるのでは?
境内に入ると、都会のど真ん中にあるとは思えないほど、ビル街とは全然違った閑静な雰囲気。天気のいい日にここを歩いているだけでも癒やされるハズ。
由緒正しいこちらの神社で、さくっとできることって一体……!?

神社内にある、ずらりと並ぶお稲荷様が圧巻!
……なんですが、このほかに実は神社内に、ある有名な神様たちがいるんです。
それはなんと、七福神!
豊川稲荷内だけで、さくっと七福神めぐりができちゃうというわけです。なんともご利益がありそう!

神社の側にあるいなり寿司のお店もぜひチェックを。1870年に創業し、豊川稲荷境内で軽食を提供し続ける「家元屋」です。
甘くてジューシーすぎるおあげと、甘めの酢飯がからみ合ってたまらない味わい! 境内に置かれた椅子に座って食べるのもおすすめです。

さんぽのラストは、「かくれ家に〇〇」。OMOレンジャーの憩いの場にもなっているというとっておきのかくれ家に連れていってくれるというのです!
知る人ぞ知る、元芸者の女将さんが営むバー「のら犬」。
ホテルからほど近くの雑居ビルの7階にあり、確かに一見入りづらいというか、慣れない土地でいきなり訪れるような場所ではありません。
バーは、なかなかひとりでは入りづらいという人も多いはず。バーデビューしたい方にもぴったりですよね。

こちらのお店、日中はティーサロンとして営業。昼間訪れたこともあって、バーと聞いて想像する雰囲気よりも、カフェのようなカジュアルな雰囲気。女将さんの趣味かと思われるインテリアも温かみがあって素敵です♡

「まさかの赤坂さんぽ」ではウェルカムドリンク一杯が無料で楽しめますが、さらに宿泊者特典として¥1,000で、ずっと飲み放題なんですよ。コスパがよすぎて心配になるレベル……!
ウェルカムドリンクの中から、自家製レモンサイダーをいただきました。ドリンクはおいしく、居心地も最高。これは、OMOのスタッフさんたちが長居してしまうのもうなずけます♪
赤坂は韓国料理などテイクアウトのおいしいグルメも多いことから、持ち込みも大歓迎。お店でもおつまみ料理は出していますが、ドリンクさえ頼めば料理は自分で好きなものを買ってきてここで食べることができるんです。
バーにいながら、電話注文で配達してもらうお客さんもいるそうですよ。女将さん、寛容すぎます!

こちらがそんなバーの女将、湯川倫代さん。「若い人にもぜひ来てほしい」とのことで、今回若い世代の利用も多い「OMO3東京赤坂」の利用客限定のサービスを提供しています。
コロナ禍の中、お店を楽しんでもらえる方法を模索し、ホームシアターも設置。貸し切り利用客が増えて、誕生日会や推し会、上映会など、みなさん好きずきにバーを利用しているそうですよ。
ある程度人数が集まれば貸し切り利用もとってもリーズナブルなので、好きな赤坂グルメを持ち寄って女子会や推し会も楽しそう~! 料金は¥5,500(1h、ドリンク代別途)で、現在は最大12人までです。
一等地の赤坂にあるバーは、「なんだか敷居が高そう」「一見さんお断りなのでは?」と思っている人も多いかもしれませんが、訪れてみると湯川さんの人柄や雰囲気もあり、包み込んでくれるような温かさのある場所でした。
見逃し厳禁!お得な宿泊者限定メニュー
最後に、「OMO3東京赤坂」ならではのグルメをご紹介。
ホテル内にレストランなどは付いていませんが、ホテル1階にあるカフェ「上島珈琲店 赤坂一ツ木通り店」にて宿泊者限定で注文できるのが「真鯛出汁香るスクランブルエッグサンド」。
宿泊者限定メニューって、なんだか特別感があっていいですよね。こちらを朝食にいただくのがおすすめです♪
また、ホテル近くにあるクラフトビール専門店「YONAYONA BEER WORKS 赤坂店」では、入店後すぐに飲めるウエルカムビールのサービスも。
さらに限定おつまみ「赤YONA宴ボール」を注文できます。お重に見立てた三段のボール型のうつわに、お肉やサラダ、たこわさ、いぶりがっこなど10種類のおつまみが入っていてとっても豪華!
いずれの限定メニューも、赤坂の料亭文化に着想を得て、和の要素を取り入れているんだそう。
ぜひチェックイン当日や翌朝に楽しんでみてください。
都内観光も、赤坂の新発見も、女子会も♡
都内観光のためにホテルはコスパをおさえたい人。友人との女子会にホテルを利用したい人。知られざる赤坂の魅力を見つけにいきたい人。
どんな人も満足できる「OMO3東京赤坂 by 星野リゾート」を、ぜひ週末や春休みを利用して訪れてみてはいかが?
【施設情報】
『OMO3東京赤坂 by 星野リゾート』
住所:東京都港区赤坂4-3-2
電話番号:0570-073-099(9:30〜18:00)
料金:1泊1室¥12,000~(食事別)※東京都宿泊税がかかる場合あり