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株初心者におすすめの運用方法って?証券会社の選び方や注意点も紹介

株式投資はどうして注目されているの?そもそも株って何?投資を始める人が増えている理由や、株を持っているとこんなメリットがあるといった「株」「証券会社」に関する基礎知識をまとめました。

更新 2022.03.17 公開日 2022.02.14
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株初心者には少額から始められる『ミニ株』や『投資信託』がおすすめです。株で資産形成を始めたいと思っても、何からすればいいか分からない人もいるはず。株を始める手順やネット証券会社の選び方などを見ていきましょう!

株式投資はどうして注目されているの?

資産形成の方法として、株式投資への注目がますます高まっています。多くの人が投資を始めるのは、なぜなのでしょう?株の基本的な知識や、株を始める人が増えている理由を紹介します。

この記事では基礎知識として、株にまつわる情報をまとめてありますので、保存しておくと後で読み返せて便利です♪

そもそも株って何?

株を発行しているのは、株式会社です。

そもそも会社という集団は、事業を展開し利益を得ますが、取り組む事業の種類や規模によっては、会社が持っているお金では足りないかもしれません。

そこで株を発行し、投資家に買ってもらうことで、資金を集めます。株を買った投資家には、後々利益が還元される仕組みです。

自分の好きな商品やサービスを扱っている会社の株を買えば、その会社のサポートにもなりますよ。ただし株式会社であっても、上場していないと一般的には株を購入できません。

まずは気になる会社が上場しているか、調べてみてもいいですね。

投資を始める人が増えている理由

投資を始める人は以前より増えています。将来への不安を感じている人が、対策として投資に取り組んでいるようです。

給料や退職金、年金支給額まで減少傾向にあることが、不安の背景といわれています。ひと昔前までは、給料の残りを定期貯金に預けておけば、資産形成ができていました。老後の暮らしも、退職金と年金で支えられていたのです。

ですが状況が変わり、私たち現役のビジネスパーソンは、これらだけでは十分な資産形成ができなくなってきています。

そこで預貯金より高い利回りを期待できる株で、長期投資に取り組み、時間の力を借りながら資産形成を目指す人が増えています。

株を持っているとこんなメリットも

株を持つメリットには『配当金』や『株主優待』『売却益』が挙げられます。それぞれどのような特徴があるのでしょうか?メリットを知っておくと、効果的に資産形成ができますよ。

配当金や株主優待がもらえる

配当金は、会社が行う投資家への還元のひとつです。1年に1~2回、持っている株式数に応じて配られるケースが一般的。配られる金額や回数はそれぞれの会社が決めています。

そのため、配当金が高額の会社もあれば、それほど受け取れない会社、そもそもない会社もありますよ。ただし、今少ないからといって、今後もずっと少ないとは限りません。業績向上などにより、受け取れる金額が増えていく会社もあります。

会社によっては、自社製品や優待券・ギフトカードなどの株主優待を受けられるかもしれません。投資家へのサービスとして、オリジナルの優待を用意している会社もたくさんありますよ。この株主優待目当てに株を購入している人もいるんだとか。

株主優待を実施していない会社もあるため、株を買う前に実施状況を確認しておくと◎。

将来的に株の価値が上がる可能性がある

買った株は、将来的に価値が上がるかもしれません。この点も株を持つメリットです。買ったときより高い値段になれば資産が増えますし、売ればその差額が利益になります。これが売却益と呼ばれます。

そのため株を買うときには、将来成長しそうな会社を選ぶと◎。「これから伸びそうな事業を扱っているか?」「多くの人に役立っているか?」といった点に注目し、会社選びをしてみましょう!

初心者におすすめの株の投資方法

経験が浅い初心者のうちに株へ大金をつぎ込むと、失敗したときのリスクも大きくなってしまいます。中には数万円より少ない少額で始められる株投資もありますよ。初心者でもチャレンジしやすい、少額で始められる投資方法をチェックしましょう。

数百円から始められる「ミニ株」

株取引では通常、最低の売買株数が決められています。最低の株数は1単元(たんげん)と呼ばれ、1単元=100株が一般的です。

例えば1株5,000円の株なら50万円を用意できなければ、株を始められません。初めての株を1単元単位で買うのはハードルが高いですよね。

そこでおすすめなのが『ミニ株』です。証券会社が提供しているサービスで、単元株数の1/10から取り引きできますよ。1単元=100株であれば、10株から購入可能です。

先に挙げたのと同じ1株5,000円の株であれば5万円で投資でき、より手軽で◎。ただし、基本的に株主優待や株主総会での議決権はありません。

専門家に運用してもらう「投資信託」

投資家から集めた資金をまとめ、投資のプロであるファンドマネージャーが金融商品を運用する『投資信託』も、初心者にぴったりです。集めたお金を株式へ投資する投資信託であれば、間接的に株を始められます。

投資信託は複数の金融商品で構成されています。どこか1社の株ではなく、運用目的に合った多数の株へ投資できるため、リスクを抑える分散投資が可能。

運用成果の分配は、投資額に応じて行われる仕組みです。

毎月決まった金額を積み立てる「るいとう」

1万円以上100万円未満、1,000円単位で金額を指定し、毎月一定の金額で株を買えるのが『るいとう』です。積立貯金のように、少しずつ投資株を増やしていけます。

保有している株数に応じて配当金を受け取れ、購入し続けて保有数が1単元に達すると、株主優待や議決権といった株主の権利も得られるのが特徴です。

例えば1単元=100株で、1株=1,000円の株を毎月1万円ずつ購入した場合、10か月で1単元に達します。すると、るいとうから自分名義の口座へ振替られる仕組みです。

1単元を分割購入するのと同じ意味合いの買い方ができますね。

株を始めるには何をすればいい?

少額の株があるとわかっても、すぐに買えるわけではありません。株を始めるには準備が必要ですよ。株を買うまでにしなければいけないことをチェックしましょう!

証券口座を開設する

まず必要なのは『証券口座』です。口座といっても銀行で作るのではなく、証券会社で作ります。口座を開く証券会社を選び、手続きをしましょう!

手続きはオンラインでできる証券会社がほとんどです。マイナンバー確認書類や本人確認書類など、必要書類の写真をアップロードし、住所や氏名などの項目を入力するだけで申し込めますよ。

このとき下記の3種類から、口座の種類を指定しなければいけません。税金の納め方に違いがあります。

・一般口座:自分で税金を計算し、確定申告をする
・特定口座(源泉徴収なし):証券会社が作成する年間取引報告書をもとに、簡易な確定申告をする
・特定口座(源泉徴収あり):証券会社が源泉徴収するので確定申告は不要

確定申告の手間を省略するなら、『特定口座(源泉徴収あり)』を選べばOKです。

口座に入金する

口座開設完了の通知とログイン情報が届いたら、システムへログインし入金しましょう!入金すると株を買えるようになりますよ。代表的な入金方法は下記の通りです。

・即時入金サービス:証券会社のマイページから即時入金できる方法、振込手数料は基本不要
・銀行振込:証券会社指定の口座へATMや銀行窓口から振込入金する方法、振込手数料が必要

タイムラグが発生せず、すぐに入金できるのは『即時入金サービス』です。素早く入金できるため、株を買うタイミングを逃しづらくなります。

株を実際に購入する

証券口座を作り入金できたら、株を購入します。そのためには投資する株を選ばなければいけません。株式市場には4,000社近くが上場しているため、「選ぶのが難しい」と感じる人もいるはず。

まずは買いたい業種を絞るといいですね。その中からチャレンジしたい投資スタイルに合う銘柄を選びましょう!例えば株の値上がりを期待するなら、この先業績が伸びそうな企業を選びます。

注文は証券会社の取引画面から行います。今の価格より値下がりしたときに買う『指値(さしね)』か、現時点の価格ですぐに買う『成り行き』から選び購入する仕組みです。

成り行きであれば必ず買えますが、注文成立までに価格が上がる可能性があります。一方指値は高値で買う恐れはありませんが、株価が上がり続けると購入できないかもしれません。

証券会社の種類を知ろう

口座を開設する証券会社を選ぶには、種類ごとの特徴を知っていると、自分に合うタイプを選びやすいですよ。『店舗型』と『ネット型』について確認しましょう!

実店舗のある「店舗型」

店舗型は実店舗がある証券会社です。担当者がつく対面での取引をメインに行います。どの銘柄を選ぶといいか判断が難しいときには、担当者に聞くとアドバイスをもらえますよ。

「初めての投資を相談しながら進めたい」と考えている人に◎。インターネットを使い慣れていない人も、店舗で取り引きする方が安心かもしれません。

店舗型の証券会社は、全国規模の『大手証券』、一部地域を中心に展開している『中堅証券』、特定の地域に特化している『地場証券』の3種類です。迷ったときは大手証券を選ぶのが無難といえます。

店舗を持たない「ネット型」

実店舗がない証券会社はネット型です。パソコンやスマホで取引画面を操作すれば、いつでもどこでも好きなタイミングで取り引きできるのが特徴です。

証券会社の窓口を訪れなくても、手軽に取り引きを始められますね。「投資を学びながら取り引きしたい」「銘柄を自分で決めたい」と考えている人にぴったりです。

店舗型の証券会社と比べて、取引(売買)手数料が安く設定されているのもポイントですよ。例えば10万円の株の取引なら、店舗型では手数料が2,000円以上する証券会社もありますが、ネット型ならほとんどが100円程度で済みます。

手数料は売買のたびにかかるので、取引の回数が多い人にもうれしいですね。

投資初心者におすすめは「ネット型」

投資初心者が初めて開設するならネット型が◎。無料で作れる上、情報も豊富です。例えば『会社四季報』『ランキング』『分析チャート』などを使えます。

そのため株に関する勉強に役立てられます。証券口座を開設したからといって、すぐに株を買う必要はありません。まずは無料の情報で勉強し、十分理解してから取り引きするのもいいですね。

株初心者におすすめのネット型証券会社4選

ネット型の証券会社もたくさんあります。初めて選ぶときには、どの証券会社を選ぶべきか迷ってしまうことも多いはず。そこでおすすめのネット型証券会社を4社紹介します。

定番人気のネット証券口座「SBI証券」

開設する証券口座で迷ったら『SBI証券』を選ぶと◎。大勢の投資家に選ばれている、定番のネット証券です。

手数料の安さも魅力のひとつといえます。国内株式はアクティブプランであれば、1日の取引金額の総額である『約定代金(やくじょうだいきん)』が100万円までは、手数料が0円です。

1回の取引ごとに手数料がかかる国内株式のスタンダードプランでも、手数料は約定代金5万までは55円からと、低く設定されています。初心者向けの投資を学べるコンテンツも充実した内容です。

楽天ユーザーに特におすすめ「楽天証券」

『楽天証券』では、楽天グループで貯めたポイントを国内株式の購入や手数料の支払いに利用できますよ。ミニ株は取り扱っていないものの、投資信託を100円から購入可能です。100円であれば気軽に投資できますね。

手数料が安いのはもちろん、1回500円以上のポイント投資をすると楽天市場でのポイントバックを受けられるのもうれしい点です。楽天ユーザーであれば、よりお得に利用できますね。

オリジナルの取引ツール『iSPEED』は、スマホでも多彩な機能を使いやすい作りです。最短3ステップで注文できるため、いつでもどこでも取り引きできますよ。

気軽に始めやすい「LINE証券」

メッセージのやり取りや通話にLINEを使っているなら、『LINE証券』が便利ですよ。今使っているLINEアプリの『ウォレット』タブを開き『LINE証券』をクリックすれば、すぐに口座開設へ移行できます。

有名企業の株を1株から買える『いちかぶ』があるのも魅力です。どの株を選べばいいか迷ったら、『成長期待株』『割安ランキング』などの約20のカテゴリから選ぶと、気に入るものが見つかるかもしれません。

シンプルなデザインで見やすい取引画面のため、初めて株を買う人にも使いやすいですよ。

スマホで楽々「PayPay証券」

スマホ決済にPayPayを使っているなら『PayPay証券』が使いやすいはず。まずはPayPayの特典やキャンペーンで受け取れるPayPayボーナスで、運用を体験してみましょう!投資先は、米国を代表する500社の銘柄からなるETF(上場投資信託)です。

取引に慣れてから、自分のお金で株を始められますよ。誰もが知っている大手企業の株を、1,000円から購入できるのも特徴です。1単元では高くてなかなか手の出ない有名企業の株も、今すぐ保有できますよ。

利益が出やすいと人気の『IPO(新規公開株)』も、1株から購入可能です。

ネット証券会社の選び方

複数のネット証券について情報を調べても、「自分に向いている証券会社が分からない」と先に進めない人もいるかもしれません。ネット証券会社を選ぶには『手数料』『情報の有無』『銘柄』をチェックしましょう!自分に合う証券会社を選べるはずです。

手数料が自分にとって最適か

ネット証券会社であれば、どこを選んでも基本的な手数料は安く抑えられます。ただし証券会社ごとに金額が異なるため、きちんと比較してから選ぶのがおすすめです。

手数料は原則、ひとつの取引が確定するごとにかかります。ただし一律で決まっているわけではなく、取引金額ごとに決められている証券会社がほとんどです。

そのため100万円までの取引はA社が安いけれど、100万円以上はB社の方が安い、ということが起こり得ます。このケースでは、1回の取引が100万円未満のことが多いなら、A社を選んだ方がお得。

ほかに1日の合計取引額によって手数料が設定されている証券会社もありますよ。投資金額や投資スタイルに合わせて、できるだけお得な手数料で利用できる証券会社を選ぶといいですね。

わかりやすいサイトや情報があるか

わかりやすく見やすいサイトがある証券会社を選ぶのも◎。ある程度の知識がある人が対象の証券会社では、専門用語が多く使いづらい可能性があります。

解説や最新情報なども表現が難しく、つまずいてしまうかもしれません。初心者向けに設計されているサイトがある証券会社を利用すれば、初めての投資でも理解しながら取り組めるはず。

加えて無料のオンラインセミナーや勉強会を実施している証券会社なら、株の情報を集めやすく、学びが進みやすそうですね。

自分に合った銘柄や投資先があるか

証券会社によって、扱っている銘柄や投資先は違います。そのため投資したい株を扱っている証券会社を選ぶのが◎。

国内の株式と合わせて、アメリカや中国などの外国株にも投資したいと考えているなら、事前に希望の金融商品があるか確認しておいてくださいね。

利益につながりやすいIPOも、証券会社によって取扱数が異なります。IPOとは、上場前の安い株価で購入し、上場日の株価(初値)の値上がりを期待できる新規公開株のことで、抽選制のため数が多い方が有利といえます。

希望の投資スタイルを実現できる株があるか、よく確認した上で口座を開設しましょう!

株初心者が覚えておきたい3つのルール

効果的に資産を増やせる可能性がある株式投資は、リスクも伴います。タイミングによっては、投資につぎ込んだ資金が減ることや失うこともある取引です。安心して投資に取り組むには、3つのルールを意識しておくのが◎。

投資額は無理のない範囲で

株の購入に充てるのは『余剰資金』が原則です。生活に必要なお金までつぎ込むと、損失が出たときに暮らしを維持できなくなってしまいます。

生活費や近い将来必要な資金を取り置き、残った分を投資の予算にするといいですよ。積立貯金のように毎月の給料から株を買い足していくときも、生活費以外のお金をすべて株に使うのは、おすすめできません。

貯金代わりの株だとしても、貯金は別にしておいた方が安心です。自分の病気やけがのほか、冠婚葬祭など急な出費が発生したときも、無理なく対応できます。

最初は少額からスタートしよう

少ない金額から始めるのもポイントです。初心者のうちは株の取引そのものに慣れていないため、少ない金額で慣れることから始めましょう!実際にやってみることで、学んだ知識を実践に生かしたり、感覚をつかんだりしていけるはず。

少額であれば損失が出ても、資産や家計に大きな影響は出にくいですよね。負担を最小限に抑えながら、株の取引に慣れ、上達していけますよ。

損したときの対処を考えておく

損をしたときの対処が遅れると、損失がどんどん大きくなり、投資資金がなくなってしまうかもしれません。素早く判断できるよう、あらかじめ損をしたときにどうするか、シミュレーションしておくといいですよ。

特に難しいのは、損失を最小限に抑えるための売却『損切り』の判断です。損失を受け入れることができず「以前の価格に戻るかもしれない」という期待から、値が下がっているのを分かっていても、実際にはなかなか売れません。

「損が出たら早めに売却する」と、あらかじめ心に決めておくと早めの対処が可能です。「買った値段から○%下がったら売却」と、金額で基準を決めておくのもいい方法ですよ。

株初心者はNISA制度を利用しよう

初心者が株を始めるなら、NISAを活用すると◎。税制優遇を受けながら資産形成できますよ。NISAの特徴やメリットを把握した上で、利用を検討しましょう!

NISAってどんな制度?

NISAは1人1口座まで持てる、税金の非課税枠口座です。『一般NISA』と『つみたてNISA』の2種類があるため、投資スタイルに合わせて選べます。


一般NISA:年120万円までの投資が非課税になり、非課税期間は最長5年間
つみたてNISA:年40万円までの投資が非課税になり、非課税期間は最長20年間

まとまった資金を用意しているなら一般NISAがぴったりです。少額からこつこつ投資をしていくなら、つみたてNISAが向いていますよ。

一般NISAは国内外の上場株式や株式投資信託など、つみたてNISAは金融庁の基準を満たした投資信託となっていて、初心者でも比較的安定した運用を目指せる商品がそろっています。

NISA制度を使うメリット

株の売却や配当金で1年間に20万円以上の利益が出ると、所得税や住民税などを合わせ約20%の税金が課されます。NISAは利益に税金がかからないという点が1番のメリットです。

1年で25万円の利益が出たとき、通常であれば約5万円の税金を納めなければいけません。NISAであれば税金はかからず、税金分の利益がプラスになる計算です。

一般NISAであれば最大600万円、つみたてNISAなら最大800万円を同時に保有できます。

少額から少しずつ株の経験値を増やそう

株初心者が投資を始めるなら、取引に慣れることからチャレンジしましょう!損失が出ても影響を最小限に抑えられるよう、少額で始めるといいですね。ミニ株・投資信託・るいとうがおすすめですよ。

株を始めるための証券会社選びもポイントといえます。手数料が最適で、情報が見やすく、買いたい銘柄があるなど、自分で利用しやすい証券会社が◎。紹介したおすすめの証券会社も参考にしてみてくださいね。

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