カルディコーヒーファーム(KALDI COFFEE FARM)とは
カルディコーヒーファームといえば、スーパーやコンビニではなかなかお目にかかれない珍しい商品や、バラエティ豊かなコーヒー豆の品ぞろえで人気を博しているショップです。
そんなカルディのオリジナリティあふれる魅力の源泉に迫ってみましょう!
宝探しのようなワクワク感のあるお店
カルディのコンセプトは、『お客さまがいつ来ても新鮮さを感じられる売り場作り』。
店内は西洋の図書館をイメージして設計されているそうで、世界中から集められた珍しい食材の中からお目当ての本を探すような感覚で、商品を見つける楽しさを味わうことができます。
整然とした陳列をあえて行わず、空間に変化をつけることで、まるで宝探しのようなワクワク感が演出されているんですよ!
1986年の第1号店(下高井戸店)オープン以来、着々と出店数を伸ばし、現在では国内で474もの店舗数を誇っています(2021年8月時点)。
カルディ流おいしいコーヒー豆の選び方
カルディでは、常時30種類以上のコーヒー豆が取りそろえられており、定番商品から期間限定商品まで選り取り見取りです!
コーヒー豆を選ぶときは、それぞれの豆の商品POPに注目してくださいね。これからお伝えするポイントを押さえてPOPをチェックすれば、きっと自分好みのコーヒー豆と出合えますよ!
好みのテイストバランスをチェック
コーヒー豆を選ぶ際は、自分好みのテイストバランスを見極める必要があります。
カルディでは、酸味と苦味の割合によって味のバランスが示されています。POPに記された3本の横棒のうち、1行目のラインをチェックしてみて。赤い●が左に行くほど酸味が強く、右に行くほど苦味が強いコーヒー豆となるんだそう。
酸味や苦味は、コーヒーの味のアクセントに関わる要素。酸味が強いほどすっきりとみずみずしい味わいになり、苦味が強いほど深みのある、いわゆる『コーヒーらしい』味になる傾向がありますよ。
後味のコクを決めるボディをチェック
POPの2行目の横棒は、コーヒーの飲みごたえを示す『ボディ』の強さを表しています。赤い●が左に行くほどライトボディで、右に行くほどフルボディになりますよ。
コーヒーのボディは『コク』とも言い換えられます。フルボディのコーヒーは重量感のある味わいが特徴で、飲み終わったあとにも深い余韻を感じさせてくれますよ。
対照的に、ライトボディのコーヒーはすっきりとした後味が魅力。ほのかな酸味と苦味が広がる軽やかな味わいは、朝食時の目覚めの1杯などに最適でしょう。
どちらにも偏らないバランスの取れた飲みごたえをお求めなら、横棒の中心に●のあるミディアムボディのコーヒー豆がおすすめです。
風味を左右する焙煎度合いをチェック
3行目の横棒は、コーヒー豆の焙煎度合いを示しています。赤い●が左に行くほど浅煎りで、右に行くほど深煎りです。一般的に、浅煎りであるほど酸味が強く、深煎りであるほど苦味が強いコーヒーとなります。
色や香りにも違いがあり、浅煎りのコーヒーは色が薄く、華やかな香りやフルーティーな味わいが際立つといわれているんです。反対に、深煎りのコーヒーは色が濃く、濃厚なコクとスモーキーな香りが楽しめますよ。
まずはバランスの取れた中煎りのコーヒーから始めて、徐々に自分好みの焙煎度合いを見極めていくのも◎ですね!
カルディでコーヒー豆を買う方法
カルディでコーヒー豆を買う方法は、とっても簡単。
「豆の量とか挽き方とか、よくわからない!」という人もご安心ください。これからお話しするコツを掴んでおけば、失敗のないコーヒー豆の買い方ができますよ!
豆を選んで購入量を決める
カルディでは、会計レジの横にコーヒー豆のケースが陳列されています。購入する際は、希望する豆の銘柄、数量、挽き方をスタッフに伝えればOKですよ。
銘柄選びで迷ってしまう場合は、スタッフに自分の好みの味を伝えて、どれがおすすめか尋ねてみてもよいでしょう。
カルディのコーヒー豆は200g単位の量り売りなので、自分の好きな分量を購入できます。コーヒー豆は鮮度が命なので、買いだめせず、1か月程度で飲みきれる量を購入するのがおすすめです。200gはホットコーヒー約20杯分と覚えておきましょう。
カルディでは、コーヒー豆の大敵である湿気の侵入を防ぐキャニスター缶なども販売されているので、セットで購入するのもアリですね!
粉で買いたいときは挽いてもらう
カルディのコーヒー豆は、粉の状態でも購入できます。粉で買う際は、スタッフから希望の挽き方を尋ねられます。豆の挽き方は、自宅でコーヒーを抽出する際に使用する器具に合わせて選ぶと◎ですよ!
ペーパーフィルターを使ってハンドドリップやコーヒーメーカーで抽出するなら、「中挽き」がおすすめです。エスプレッソメーカーで淹れる場合は「極細挽き」、コーヒーポットで水出しする場合は「細挽き」、プレス式で淹れる場合は「粗挽き」が適しているといわれています。
愛用している器具の種類を伝えて、それに合わせて挽いてもらうことも可能なので、挽き方の指定に迷ったときは気軽にスタッフに相談してみましょう!
会計時にはポイントカードの提示を忘れずに
カルディでは、お買い物の際にキャッシュレスで支払いができるプリペイド式の『カルディカード』を作ることができます。このカルディカードは、コーヒー豆用のポイントカードとしても使用可能なんですよ!
オリジナルコーヒー豆を100円(税込)購入するごとに1ポイントもらえ、100ポイント貯まるとカルディでのお買い物に使える1,000円分の電子マネーに交換できます。
定期的にカルディでコーヒー豆を購入するなら、ぜひとも持っておきたいポイントカードですね。
プラスチックカードとアプリカードの2種類が用意されているので、自分のお買い物スタイルに合ったほうを選びましょう!
カルディのコーヒー豆おすすめ3選
豊富な品ぞろえが魅力のカルディのコーヒー豆ですが、選択肢がたくさんあると、どれを選ぶのが正解なのか迷ってしまいますよね。
ここでは、カルディで購入できるコーヒー豆の中から、1度は味わってほしいおすすめの銘柄をピックアップしました!
カルディの定番「焙煎珈琲 マイルドカルディ」
カルディコーヒーファーム【焙煎珈琲】マイルドカルディ 中挽き 1袋(200g)
¥594
コーヒー豆初心者さんにぜひともおすすめしたいのが、こちらの『マイルドカルディ』です。
ブラジル豆本来のやさしい甘さと柔らかな口当たりが魅力のブレンドコーヒーで、その安定したおいしさから、数あるカルディのコーヒー豆の中でも人気No.1を誇っています。
酸味と苦味のバランスが取れたコーヒー豆のため、この豆の味わいを基準として、自分好みの酸味・苦味のバランスを追及するのもよいですね。
絶妙のブレンド感「焙煎珈琲 スペシャルブレンド」
カルディコーヒーファーム【焙煎珈琲】スペシャルブレンド 1袋(200g) 中挽き
¥604
初めてのマイルドカルディを楽しんだあと、次に選ぶべきコーヒー豆を決めかねているなら、こちらの『スペシャルブレンド』を手に取ってみてください。
マイルドカルディをベースにブレンドされているため、複雑な苦味や深みを加えつつ、飲みやすい味わいに仕上がっています。
ブラックで飲んですっきりとした後味を堪能してもよいですし、ミルクや砂糖を入れて苦味を押さえ、マイルドな舌ざわりを楽しんでも◎ですね!幅広い楽しみ方ができるオールマイティーなコーヒー豆です。
重厚な味わい「焙煎珈琲 リッチブレンド」
カルディコーヒーファーム【焙煎珈琲】リッチブレンド 中挽き 1袋(200g)
¥680
「コーヒーの楽しみ方も分かってきたし、ちょっと通好みの豆も選んでみたい!」という人には、重厚感のある苦味と深いコクが特徴の『リッチブレンド』をおすすめします。
コロンビアやブラジル産の豆を使用しており、コーヒーならではのずっしりとした苦味を堪能できる銘柄です。焙煎度合いは深煎りで、香りを楽しむのにも適しています。濃厚なコクがあるため、カフェオレやベトナムコーヒーにもおすすめですよ。
番外編「クリーミーシュガーパウダー」
カルディオリジナル クリーミーシュガーパウダー 600g
¥500
番外編としておすすめしたいのが、『クリーミーシュガーパウダー』です。カルディのオリジナル商品で、ミルクと砂糖が絶妙なバランスでブレンドされたパウダーとなっています。
カルディ店頭で試飲サービスとして提供されているコーヒーには、こちらのクリーミーシュガーパウダーが使用されています。あの味を自宅で再現したい人にとっても、まさにマストバイのアイテムなんです。
砂糖とミルクが1つになっている上、ホットでもアイスでもさっと溶けるタイプのため、とても使い勝手がよいんですよ。「コーヒーはブラックよりもミルク・砂糖入り派」という人は、ぜひ1度お試しください!