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投資の世界で「リスク」はどんな意味がある?無理なく運用するためのhow-to

投資のジャンルで使われる『リスク』という言葉は、収益の不確実性を表す言葉と知っていますか?投資を始めるなら、正しい意味で用語を覚えましょう!リスクの種類や対策のほか、自分にぴったりな投資の始め方も要チェックです。

更新 2022.04.15 公開日 2022.04.18
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投資の世界での「リスク」の意味とは?

投資にチャレンジするなら、まずはリスクの小さいものから始めたいという人も多いはず。
この“リスク”という言葉は『危険』という意味を表しますが、実は投資の業界では意味が異なるって知っていましたか?

今回は、投資においてのリスクの意味や種類を解説しながら、ローリスク・ローリターンの投資をするためのポイントもご紹介します◎

投資の「リスク」は「危険」とは違う

投資でいうリスクは、投資で得られる利益=リターンの『振れ幅』のことです。

例えば株式を買った時点では、売却後に利益が出るか損失が出るかはわかりませんよね。ただしこれまでの値動きを参考にすれば、今後も同じ程度の振れ幅で値段が上下すると予測できます。

この振れ幅が大きいとハイリスク、小さいとローリスクと表現します。リスクの高低はリターンの高低と連動しています。

そのため金融商品は下記のような、ハイリスク・ハイリターンやローリスク・ローリターンに分類可能です。

・ハイリスク/ハイリターン:先物取引・FX・仮想通貨など
・ローリスク/ローリターン:外貨預金・債権・金投資・アンティークコイン

変動の幅を左右するリスクのパターン

リターンの振れ幅を左右するリスクには種類があります。代表的なリスクとその特徴を知っておくと、投資商品を選ぶときの参考になりますよ◎

・価格変動リスク:株式や債券などの価格が変動することで投資資産の価値が変動する可能性
・金利変動リスク:金利が変動することで債券価格が変動する可能性
・為替変動リスク:外貨建資産で運用する際、為替相場の変動の影響で資産価格が変動する可能性
・信用リスク:有価証券の発行元の財政・経営状態が悪くなり、元本や利息の支払いを受けられなくなる可能性
・カントリーリスク:投資対象の国や地域の情勢により、資産の価値が変動する可能性

リスクの小さい投資から始めてみよう!

短期間で稼ぎたいからと、初めての投資をハイリスク・ハイリターンの商品で行うと、一気に資産をなくしてしまう可能性も…。初心者は無理なく運用できるローリスク・ローリターンの商品から始めると◎。

具体的には、どのように投資金額や投資目標を決めるといいのでしょうか?

経済状況や投資目標から投資額を決める

投資の基本は余った資金で行うことです。生活費や近い将来必要な資金を差し引いた残りのお金を使えば、万が一損失が出ても日常生活にはダメージを与えにくいですよね。

その上で「毎月、いくらまでなら投資に使えるか?」を考えてみましょう。このときすぐに使える現金もいくらか残しておくのが賢明ですよ。投資とともに貯金もしておくと、急にお金が必要になったときにも慌てずに対処できるはず!

「マンション購入に向け頭金を貯めたい」といった、具体的な目標に向けて毎月の投資額を決める方法もありますよ。目標額・積立期間・利率がわかれば計算可能です。

リスク許容度から自分の投資タイプを知ろう

受け入れられるリスクの大きさを『リスク許容度』といいます。自分のリスク許容度がわかれば、どの程度のリターンを期待できる投資が可能か、計算できますよ。リスク許容度を判断する要素は主に下記の7種類です。

・投資経験
・年齢
・家族構成
・年収
・資産状況
・性格
・目標設定

一般的には投資経験が浅く、年収が低くて貯金もまだ十分ではないなら、できるだけローリスクの投資を選ぶと◎。ただし独身でまだ若いようであれば、ある程度リスクを負うのもひとつの戦略です。

質問に答えるだけで、あなたのリスク許容度を計算してくれるツールもありますよ。1度試してみると、どのくらいまでリスクを取れるかの目安にできますね。

ローリスクな金融商品をチェック

できるだけローリスクで運用したい人におすすめの金融商品をチェックしましょう!元本保証を重視して選ぶなら、国や地方自治体が発行する『個人向け国債』や『地方債』がぴったりです。比較的少額から始めやすく、最低金利の保証もありますよ。

『個人年金保険(定額)』や『養老保険』など貯蓄型の保険では、保険会社が元本を保証してくれる場合も。

投資のプロであるファンドマネージャーに運用を任せられる『投資信託』を購入するのもいいかも!さまざまな金融商品で構成されているため、投資先を分散することでリスクを抑えやすい商品です。

貯めたポイントで投資信託や株を買える『ポイント投資』を始めるのも◎。損失が出たとしても、ポイントの範囲内で済むところが魅力です。

リスクを抑える対策も忘れずに

ローリスクで投資を始めたとしても『心配いらず』というわけではなく、対処法を知らずに投資を始めると損失につながりかねません。注意点を確認した上で、リスクヘッジを行いましょう!

ローリスクでも注意すべき点がある

振れ幅が小さく安定した運用がしやすいローリスクの金融商品であっても、投資には『元本保証』がありません。大きな変動が起こったときには、元本さえ回収できない可能性があります。

また、ローリスクの金融商品は『利回り』が低い点に要注意です。利益が出たとしても、期待したほど増えないケースもあります。

金融商品の購入や売却・保有に必要な『手数料』もよく確認しておかなければいけません。手数料が高いと、せっかく得た利益が目減りしてしまうからです。

中には決められた預入期間中に売却してしまうと、利回りが低くなったり、解約手数料がかかったりする金融商品もあります。

投資の種類を絞らない分散投資がおすすめ

できるだけリスクを抑えるには『分散投資』が有効ですよ。分散投資では、違うタイプの金融商品に分散して投資します。

株式だけでなく債権も、国内だけなく国外も、というように投資すると、どれかひとつの価格が下がってもほかでカバーできる可能性が高くなります。損失を補い合うことで、全体のリスクを低く抑える方法です。

ひとつの投資信託商品に株式や債券など、複数の資産が入ったバランス型の投資信託『バランスファンド』もありますよ。

長期投資や積み立て投資で安定した運用を

1度購入した金融商品を長く運用するのも、リスクヘッジにつながります。長い期間持ち続けていると、リターンは平均化され、元本割れも起こりにくくなるからです。

加えて時間の分散も意識しましょう!毎月1万円ずつというように、少しずつ金融商品を積み立てていく方法です。

毎月金額を変えずに購入し続ければ、価格が高いときには少しだけ、低いときにはたくさん購入できますよね。それによって、平均購入単価を低く抑えやすくなるところがポイントです。

投資のリスクを理解して、資産形成に生かそう◎

投資のリスクは得られるリターンの振れ幅を意味しています。リスクの種類を把握し対策を実施すれば、リスクヘッジが可能ですよ。

ローリスクでもリスクはゼロではありません。対策すればより安定した運用ができて◎。分散投資や長期投資も組み合わせ、長い期間で資産形成を目指しましょう!

初めての投資なら、まずはローリスクの金融商品から始めてみませんか?

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