いわゆる“好きになってはいけない人”に恋に落ちてしまった…どうして惹かれてしまうんだろう?
人生を80年とすると、人は一生のうちに約3万人の人と何かしらの接点を持つとされています。
地球上に現在、約70億人がいるとされているので、3万人というのは、その約0.000004%。
今そばにいる友人や、大切な人は、とてつもない確率で出会った尊い人々なのです。
それなのに、私が好きになったのは、“好きになってはいけない人”。
なんども忘れないとと思ったのに、どうしても彼に惹かれてしまう。
すでに彼女や奥さんがいる人、自分を大切にしてくれない人、素行が悪い人…いわゆる“好きになってはいけない”といわれる人にはいろんなタイプがありますが、そういう人を好きになることで、必要以上に傷ついたり、周りを傷つけたりする可能性も。
今回は好きになってはいけない人を好きになってしまったときの対処法と、その人を忘れる方法を紹介します。
好きになってはいけない人を好きなってしまったときの5つの対処法
いくつもある対処法のうち、代表的なやり方を5つご紹介します。
すぐには納得がいかないこともあるかもしれませんが、何かしら自分を見つめ直すきっかけになるはず。
まずは挑戦できるものから、一歩足を踏み出してみてはいかが?
1. 不倫や浮気は周りに迷惑をかけることを自覚する:誰かが悲しむというのをイメージ
すでに彼女がいる、奥さんがいる人を好きになってしまった。
気持ちが加速してばかりで、「彼女/奥さんがいてもいいから」、「二番目でもいいから」という気持ちで思い続けている人もいるかも。
もしかしたら、相手も中途半端な態度を取って、「いつかは自分のところに来てくれるかもしれない?」という、期待を持たせるような行動をしているかもしれません。
でも、そんなときに考えてほしいのが、あなたの行動が「知らない誰かを傷つけているかもしれない」ということ。
自分の気持ちばかりに目が行って、中途半端ではありながら彼もそれに応えてくれる。
その間に、きっと彼の彼女、奥さん、家族はものすごく悲しんでいると思います。
「バレなければいい」と思っても、もしかしたら彼女も奥さんも目を瞑って、気づいていないふりをしているだけかもしれません。
もし、自分の大切な人が、裏で誰かとコソコソしていたら、「浮気をしている」という事実はもちろん、「自分の知らない世界で、異性と仲良くしている」という現実に、深く傷つきますよね。
今はあまり周りが見えていない状況かもしれませんが、一歩下がって彼のそばにいる人たちの気持ちを少しでも想像してみましょう。
すぐには答えが出なくても、痛みを感じられるかもしれませんよ。
2. 好きになってはいけない人との辛い恋を想像してみる:そのあとの未来をイメージ
彼女がいた彼だったけど、なんとか付き合えることになった。
幸せな未来を想像していたけど、実際はまったく違った。
私が略奪したという噂が広まり、周りにも白い目で見られ、付き合って楽しいはずなのに、すごく窮屈な思いを感じる。
付き合ってしばらくして、彼が違う人と浮気をしていることが発覚した。
以前の自分とまったく同じ状況。
そんなときに、初めて「この人はそういう人だったんだ」と気がつき、彼の元カノの気持ちに寄り添うことができた。
好きになってはいけない人が、もし浮気や不倫で略奪した人だったとしたら、あなたがしたことと同じようなことを、彼はほかの人とするかもしれません。
誰かの幸せを無理やり奪って、ハッピーエンドとなるのは、虫がいい話だったのかも…。
浮気・不倫をする立場から、される立場になる可能性があるということを忘れずに、「付き合ったらどうなるのか?」という未来を想像してみましょう。
本当に幸せな自分の姿が見えてくる?
3.「本当にこの人でいいのかな?」と自分と向き合う時間を作る:付き合うことで得られるものをイメージ
2の「未来をイメージ」に続いて、実際に、「付き合うことで得られるものをイメージ」することも大切です。
例えば、本当に心から好きと思える人がいるけど、彼は仕事をコロコロ変えたり、いつも「なんとかなる」と言っておきながら、ピンチなときには私に助けを求めてきたりする。
頼られると「私が頑張らないと!」と思ってしまうけど、私は本当は「甘えたいタイプ」。
彼に頼られることで、いつしかそれが「義務」のように感じて、窮屈な思いが増えていくばかりに。
誰かと付き合うというのは、好きという思いを一緒に持つのはもちろん、お互いを高め合って成長していくというのが健康的な関係かもしれません。
「どちらかが上/下」など、上下関係ができてしまうと、必ずいつか爆発してしまうはず。
今の状況の彼を変えたい!そんな気持ちもあるかもしれませんが、人を変えるというのはかなり大変なこと。
それも踏まえたうえで、「彼と付き合うことで、私は何を得られるのだろう?」と、一歩立ち止まって冷静に考えるとよさそうです。
4. 一番信頼できる友人に相談して、アドバイスをもらう:客観的な意見を聞いて、自分の行動を見つめ直す
好きになってはいけない人を好きなとき、気持ちが突っ走り、なかなか客観的に自分のことを見るというのは難しいかもしれません。
そんなときは、自分が一番信頼できる友人や周りの人からアドバイスをもらうようにしましょう。
もしかしたら「何を言われても自分の意見を曲げない!」という気持ちも強いかもしれません。
それでも、大切な友人が、あなたのことを思って客観的な意見をくれたら、きっと心を動かされるものがあるはず。
客観的な意見を聞いて、自分の行動を見つめ直し、クールダウンする時間を作りましょう。
5. ほかの人と会ったり、連絡を取ってみたりする:常に新しい出会いに目を向ける
「その人しかいない!」と思っているときは、なかなか新しい出会いに目が行かなくなってしまうということが多いですよね。
でも、もしかしたらもっと素敵な出会いが待っているかもしれない!
積極的にほかの人と会ったり、連絡を取ってみたりすることで、「なんで今まであの人に固執していたんだろう?」と気づくきっかけになるかもしれません。
冒頭でも話した通り、人生で約3万人の人にしか出会わないと言われているなら、積極的にいろんな出会いを作って、自分を本当に大切にしてくれる人に出会うほうがいいのかも。
自分の心が傷つく恋愛は避けよう!好きな人を忘れる5つの方法
「この恋をどうしよう」と迷いながら続けてしまっている自分。
そんな自分を変えたい!そんな人に、好きな人を忘れる5つの方法を紹介します。
自分の心が傷つくような恋愛とは、思い切ってさよならを告げましょう。
|1|相手の連絡先を消す→連絡を途絶えて、時間の流れに身を任せる
まずは、相手の連絡先を消すこと。
「もう忘れよう!」と思っても彼の連絡先があることで、ちょっとしたときにメッセージを送ってしまったり、電話をしてしまったりと、未練のある行動をしてしまうかもしれません。
最初はかなり苦しいかも。
それでも、連絡を途絶えることで、自然とその状況になれ、時間の流れに身を任せることができる可能性もあります。
最初の一歩を勇気を出して踏み出せば、きっと新しい状況になるはず。
一人で不安であれば、誰かに寄り添ってもらいながら、思い切って彼の連絡先を削除しましょう。
|2|趣味や仕事など恋愛以外のことに打ち込む→ほかのことに時間を使って、違うものに夢中になる
続いては、趣味や仕事など恋愛以外のことに打ち込むこと。
恋愛に囚われてしまっている時間は、ほかのことに手がつかないという状況も多いですよね。
それなら、むしろ、忙しい状況を作って、「あまり恋愛を考えない時間」を作ることも大切です。
違うものに夢中になっているとき、「今、彼のこと全然考えていなかった」と気づく瞬間があるはず。
今までは辛い恋に、「それでも大丈夫」と言い聞かせながら、苦しい思いをしていたという人も多いかもしれません。
そんなとき、その恋を考えない時間があるということに驚きつつ、「今、自分はすごく幸せに笑っているな」ということにも気がつくかもしれません。
新しい趣味を探すのはもちろん、今まで以上に仕事に打ち込んだり、習い事をしてみるのもいいかも。ステップアップ、技術力アップなど、自分にメリットがあります。
|3|新しい恋を探す→「この人しかいない」という気持ちにSTOP
好きになってはいけない人に夢中になっているとき、「この人しかいない」、「私にはこの人だけなんだ」という気持ちが強くなっているかも。
でも、そんな気持ちにピリオドを打ちましょう!
一歩外に足を踏み出してみたら、いろんな出会いが待っているはず。
今はなかなか外で出会いの場に参加するというのは難しいですが、オンラインの街コンがあったり、友人の友達を紹介してもらったり、新しい出会いの方法はたくさんあります。
視野を広げて、「新しい人、ウェルカム!」という姿勢を持つようにしてみましょう。
|4|自分磨きをとにかく頑張る→周りの人がアプローチしてくれるかも♡
なかなか報われない恋に、辛い思いをしながら、「頑張って振り向いてもらうんだ!」という気持ちで自分磨きを頑張っている人もいるかもしれません。
その自分磨き、自分のためにやってみませんか?
毎日アップデートされる自分を見るたびに、どんどん自信につながるかも。
そんなあなたの頑張りが周りにも伝わり、アプローチしてくれる人も現れるかもしれません。
「誰かのために可愛くなりたい」
そう思う気持ちはとっても大切です。
それ以上に、「自分自身が自分を可愛いと思える」という気持ちも大切。
自分のことを好きになったら、周りもきっとそんなあなたに好意を寄せてくれるはず。
|5|一人の時間を作って、冷静に考える→彼がいなくても、自分は大丈夫だ!と気づくかも
一人になると、彼のことを考えてばかり。
そういう人もいるかもしれません。
でも、一人の時間を作って、「自分との対話」の時間を作ることで、冷静な判断を取り戻せるかも。
自分は何がしたいのか、将来どんな人生でありたいのか、そんなことを真剣に一人で考えると、「私は、彼がいなくても、大丈夫!」と、思える日がやってくるかもしれません。
今までは心にロックをかけて、「大丈夫!」と声をかけてくれていた自分に気がつかなかっただけかも。
一番の味方は、いつも自分の心にいたのかもしれません。
大切なのは、「自分の心を守る」こと。心から幸せ!といえる人と出会えますように
自分のことを大切にしてくれる人に出会うと、素敵な恋愛ができる。
そう言われることが多いかもしれません。
でも、一番自分を大切にしてくれるのは、自分だけのはず。
そんな自分の心に寄り添ってくれる、素敵なパートナーを見つけ、「心から幸せ!」と満面の笑みで毎日を過ごせるように、一歩踏み出してみてください。
そのときの自分の行動に救われる日が、いつかきっと来るはず。
胸を張って、自分らしく堂々と、好きになってはいけない人と離れてみる勇気を持って…と願ってやみません。