茶色と黒の名刺入れ
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名刺入れの使い方をチェック!名刺交換の基本マナーや管理方法も

名刺入れは社会人になって初めて手にする人も多いアイテムの一つです。使い方がよく分からず、名刺交換の際に戸惑ってしまう人も少なくありません。名刺入れの役割や基本的な名刺交換のマナー、頂いた名刺の管理方法を解説します。

更新 2022.02.16 公開日 2021.12.09
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名刺入れを使い始める前に!確認したい3つのポイント

名刺入れはあいさつの際、相手の目に留まりやすいアイテム。デザインや扱い方次第で、自分に対する印象が大きく変わるかも。

好感度が高い名刺入れの選び方と、名刺交換をする前に確認すべきことを見ていきましょう!

①レディース向け名刺入れの選び方って?

名刺入れはビジネスシーンで使うものです。華美な装飾のない、落ち着いたデザインを選びましょう。色は黒や茶が無難ですが、女性らしいボルドーやダークグリーン、ネイビーなどもおすすめですよ。

名刺入れの素材にはレザーと金属があります。金属製はおしゃれな反面、名刺を出し入れする時に音が鳴ったり傷ついたりしやすいので、名刺交換に慣れていない人には不向きです。レザーでもインパクトの強いエナメルやヘビ革、ワニ革は避けましょう。

また、一見ブランド物と分からない程度の、控えめなデザインを選んだ方が好印象を持たれるかも。

②自分の名刺は何枚入れておけばいいの?

名刺入れに入れておく自分の名刺は、20枚程度が適切です。もっとたくさん入る場合でも、入れ過ぎると指を入れるゆとりがなくなり、名刺を取り出しにくくなります。
とはいえ、外出先で名刺が足りなくなるのも困ります。展示会やあいさつ回りなど名刺交換の機会が多い日は、予備の名刺を別に持ち歩くと安心ですね。

③名刺入れはどこにしまっておくのが正解?

名刺入れはバッグの外ポケットや上着の内ポケットなど、すぐに取り出せる場所に入れておきましょう。名刺交換があると分かっているのに、いつまでもバッグの中をごそごそと探しているようでは、取引先や上司にあきれられてしまいますよ。

ただし、パンツやスカートのポケットに入れるのはマナー違反です。座った時に名刺が折れ曲がる可能性があるだけでなく、大切な名刺を粗末に扱っていると受け取られます。

名刺入れの使い方やマナーをチェック!

名刺入れには自分の名刺を保管するだけではなく、頂いた名刺を収納する役割もあります。名刺入れの使い方や、名刺交換の基本を解説します。

名刺入れのポケットの使い方は?

多くの名刺入れにはポケットが二つ付いています。メインのポケットには自分の名刺を入れておき、サブのポケットを頂いた名刺の一時保管場所にすると、後の管理が楽ですよ。

サブポケットの名刺は、会社に戻ったらすぐに取り出して別の場所に保管しましょう。名刺入れの中が片付くとともに、次に名刺交換する際に、間違えて他人の名刺を出してしまうといった失敗を防げますよ。

名刺入れにポケットが一つしかない場合は、頂いた名刺を手前側に入れておくのが基本です。

名刺交換で押さえておきたい5つの基本マナー

名刺交換で押さえておきたい基本のマナーは、以下の通りです。


・仕事を受ける側が先に名刺を出す
・複数人の場合は立場が上の人が先に交換する
・名刺を出す時は社名と部署名、氏名を名乗る
・相手よりも低い位置に差し出す
・受け取った名刺をすぐにしまわない

名刺は仕事を受注する側(訪問する側)が先に渡します。上司と一緒に訪問する場合は、あなたの上司が取引先の偉い人から順に名刺交換を済ませ、次にあなたが同じように交換していきます。

名刺を渡す時は社名や氏名を告げ、相手の名刺に対しても、名前の読み方や部署名を確認しましょう。もしも相手が先に名刺を出してきた場合は、「申し遅れました」と言って、相手よりも低い位置で差し出します。

また、相手の名刺は名刺入れの上に乗せて、商談が終わるまでテーブルの左側に置くのが基本です。すぐに片付けてしまうと、「話を早々に切り上げたいのでは」と誤解されかねません。複数枚ある時は重ねずに、席順に並べて置きましょう。

注意!やってしまいがちなNG行動

名刺交換において下記のような行動はNGです。

・テーブル越しに名刺交換する
・名刺に書き込みする
・相手の名前や会社のロゴに指をおく
・名刺入れ以外の場所から名刺を出す

訪問先では応接室に通され、着席して待つケースもよくあります。この場合、担当者が入ってきたら立ち上がり、一度テーブルから離れて名刺交換を始めるのがマナーです。テーブル越しに名刺を差し出すことのないよう、くれぐれも注意してくださいね。

また、受け取った名刺にその場で何かを書き込んだり、持つ時に相手の社名や名前を指で隠したりしてはいけません。自分の名刺を渡す際も、常にきれいな状態で渡せるよう、必ず名刺入れを使うようにしましょう。

受け取った名刺はどう管理したらいいの?

受け取った名刺の管理方法には、アナログとデジタルの2種類があります。あなたにとって、やりやすい方法を探してみましょう。

そのまま保管する「アナログ式の管理方法」

アナログ式の管理方法とは、名刺をそのままの状態で保管することです。市販の名刺ホルダーや名刺ケースに移し替えるだけでよく、手間もコストもあまりかかりません。

ただし、枚数が増えてくると一つのホルダーやケースに収まらなくなり、保管場所を取ります。目的の名刺を探すのに時間がかかることもあるため、毎日のように名刺を交換する人には不向きな方法かも。

スキャンして保管する「デジタル式の管理方法」

名刺をデータ化して管理するデジタル式は、保管場所を取らず、検索や外出先での閲覧も簡単にできます。近年は名刺スキャンシステムを導入し、名刺データを一括管理している会社もあるようです。

個人で管理する場合は、スマホの名刺管理アプリを使うか、エクセルのような表計算ソフトに手入力するのが一般的です。スマホアプリならすきま時間で名刺を読み取れるので、忙しい人も無理なく管理できます。

ただし、アプリによって料金体系や使い勝手が異なるので、使う前によく比べてくださいね。また、デジタルデータには盗難や流出のリスクがあります。顧客のデータが外に漏れないよう、十分注意しましょう!

使い方を知って名刺交換をスムーズに!

名刺入れの使い方が分かれば、名刺交換の場面でも緊張せずに、スムーズに動けるはず。使いやすく好感を持たれる名刺入れを選び、ビジネスの心強いパートナーとして使いこなしてくださいね!

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