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資産運用とは?今から始めるべき理由と初心者におすすめの方法

資産運用とは何か知っていますか?「詳しいことは何も知らない」「難しそう」などと思う人もいるでしょうが、少額で実践しながら徐々に知識を身に付けていく方法もありますよ。これから資産運用を始めたい人にぴったりの方法を紹介します。

更新 2022.02.16 公開日 2021.11.28
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よく聞くけれど、「資産運用」ってどんなものなの?

「資産運用」って言葉、よく聞くけれど実はどんなものかわかっていないという方も多いのでは?

今あるお金(=資産)をさまざまな方法で増やすのが資産運用です。働いてお金を稼ぐのではなく、お金を働かせて増やす方法といえます。貯金とはどのような点で違うのか、見ていきましょう!

資産運用=自分のお金を投資で増やすこと

手元にあるお金を、株式投資・投資信託・FX・不動産・仮想通貨など、さまざまな方法で増やすことを資産運用といいます。利息を元本にプラスして再投資すれば、利息分にもさらに利息が付く複利効果も得られる方法です。

そのため、知識を身に付けて上手に運用できれば、不労所得を得られる可能性も十分ありますよ。ただし、必ず利益を出せるとは限りません。

資産運用に取り組む場合、どの方法でも基本的にはリスクがあるからです。お金を増やすどころか減らす結果になるかもしれません。順調に資産運用を続けるには、専門的な知識を学び、投資先の動向をチェックし続ける姿勢が必要なんです。

貯金とはどう違うの?

金融機関の口座へお金を貯めておく貯金も、広い意味では資産運用の一種です。ただし、低金利が続いている状態では、貯金で資金を大きく増やすのは現実的ではありません。

ただし元本保証があるため、近い将来必要になる資金を確実に貯めておくには有効ですよ。一方、株式投資や投資信託をはじめとする投資商品の購入では、元本保証がありません。

運用方法によっては元本が減ることもありますが、うまくいけば単に貯めておくよりも大きなリターンを期待できます。

どうして資産運用が重要なの?

給与の額は平均値を見ると上がっていません。それにもかかわらず、インフレによる物価上昇や、老後の資金が不足する可能性は変わらずあるのが現実です。リスクに備えるため、資産運用の重要性は増していますよ。

①給料が上がりづらくなっているから

『民間給与実態統計調査』によると、給与の平均額は減少しています。1997年の調査では平均給与467万円でしたが、2019年の調査では436万円と、30万円も差が開いていることからも明らかですよね。

働いている人の中には、「ここ数年昇給していない」と給与が上がっていない状況を肌で感じている人もいるはず。今後も給与の平均額が上がっていくかはわかりません。

さらに超低金利が続いているため、貯金だけで資産を増やすのはほぼ不可能です。かつては定期預金へ預ければOKという時代もありましたが、状況は変わっています。

全て貯金するのではなく、何割かは投資に回して資産運用を考えてみると良いかも!

参考:令和元年分 民間給与実態統計調査

参考:平均給与|国税庁

②将来のインフレリスクに備えられるから

経済成長が緩やかになっているため気付きにくいですが、以前と比較して物価は確実に上がっています。例えば、ある自動販売機の缶コーヒーは、1984年に100円だったのに対して現在は130円です。

約30年間で30%も値段が上がっているのがわかりますね。1984年であれば、1,000円で10本の缶コーヒーを変えました。しかし今1,000円で買える缶コーヒーは約7.6本です。

インフレによる物価上昇は、お金の価値が下がることともいえます。このとき、貯金に対して利息が十分に付くなら、物価上昇しても対応可能ですよね。

しかし、金融機関へ貯金しても金利はとても低く、物価上昇に追いつけません。リスクに対応するには資産運用の視点が必要なのです。

③老後の資金を用意しておきたいから

老後資金が足りるか不安に感じる人も増えていますよ。日本は世界有数の長寿国のため、定年退職後の人生が長いのが特徴です。

老後の暮らしを支えるのは『退職金』と『年金』といわれています。しかし、退職金は給与同様減少傾向にあります。フリーランスや非正規雇用という働き方が広がっていることから、今後は退職金を受け取れない人も増えるはず。

そこで頼ることになるのが年金ですよね。しかし、年金に頼りきりの暮らしでは生活費が不足し、長生きするほど赤字になるともいわれています。

そのため、十分な老後資金を用意するために、早い段階で資産運用を考え始める人が増加しているんです。

3つの資産運用方法から自分に合ったものを見つけよう!

資産運用といってもさまざまな方法がありますよね。まずはリスクとリターンによって3種類に分類すると、自分に合う運用方法を見つけやすいですよ。

①ハイリスク・ハイリターン

リスクとリターンは強く関連しているため、高いリターンを得るにはリスクも高くなります。それが『ハイリスク・ハイリターン』の運用方法です!

この方法は1度の判断ミスが取り返しのつかない事態を招くケースもあります。そのため、運用資金を全てハイリスク・ハイリターンの投資に回すのは良い判断とはいえません。

資産運用をするなら、基本はリスクを抑えた投資手法が◎。しかし、投資の目的や知識・経験のレベルによっては、リスクを取った方がいいタイミングもあるかもしれません。ただし、その場合も大きすぎるリスクは避けた方が良いですよ。

②ミドルリスク・ミドルリターン

『ミドルリスク・ミドルリターン』の資産運用では、大きく資産を増やすのは難しいです。ただし、ある程度の資産づくりはできます。

大きく増えない代わりに大きく減ることもないため、資産運用に向いている方法です。『株式投資』や『投資信託』など、株式で運用する方法がよく知られていますね。

他にも少額で不動産投資ができる『REIT』、企業へお金を貸して利息を得る『ソーシャルレンディング』などがあります。

③ローリスク・ローリターン

定期預金や個人向け国債・保険など、低金利で運用できない方法は『ローリスク・ローリターン』です。元本が保障されているため、損をすることは少ないようです。

しかし、得られる利益はごくわずかで、積極的に運用してお金を増やしたいという目的からは外れてしまいます。ただ、確実に用意しておかなければいけない資金を確保するにはいい方法ですよ。

買い物で貯めたポイントで投資できるポイント投資も、ローリスクの投資に分類されます。現金が必要ないため、資産運用の練習にもぴったりですよ。

資産運用を始める前に準備をしよう

①目的・目標を決める

「彼との結婚資金を貯めたい」「いつか家が欲しいからその資金を作りたい」「今から老後資金について考えておきたい」など、資産運用したい理由は人それぞれ違うはず。目的に合わせた運用をするといいですよ。

比較的近い将来使う予定の結婚資金が目的なら、リスクの大きな運用方法は向いていません。運用に失敗すると、必要な時期に十分な資金を用意できない可能性がありますよ。

反対に、老後資金といった運用期間が長期間になる資金づくりには、リスクのある方法をプラスしてもいいですね。仮に途中で資産が目減りしたとしても、必要になる時期までに回復するかもしれません。

目的や目標を定めることで、適切な運用方法を選びやすくなりますよ。

投資手法について勉強する

資産運用を始めるなら、お金や投資についての『勉強』が欠かせません。知識が不十分な状態で運用し始めると、間違った判断をしてしまう可能性があるからです。

十分な知識があれば、タイミングによってはリスクを取り大きく増やすこともできます。より積極的な運用のためにも、勉強しておくといいですね。

まずは、お金や投資についての本を数冊買って読んでみましょう。セミナーへ参加する方法もありますよ。基礎知識を学んだら、少額で実際に運用し始めるのもいい方法です。

③リスクを知る

資産運用では『リスク』についても学びましょう!代表的なリスクだけでも、『価格変動リスク』『金利変動リスク』『信用リスク』『為替変動リスク』『カントリーリスク』などがあります。

多くのリスクを完全にコントロールするのは難しいですよね。そこで、どのくらいまでならリスクを許容できるか考えるのがポイントです。

例えば、100万円で資産運用を始めたとき、20万円以上損失が出ると資金が必要になったときに支障があるとします。この場合、20万円までの損失であれば許容範囲とも考えられますね。

ここまでなら損をしても大丈夫というラインがはっきりしていると、リスクを管理しやすくなるはず。

資産運用方法はどう選ぶ?

金融商品を選んで資産運用をするときには、目的に合ったものを選びます。リスクとリターンのバランスもポイントです。みんなが「いい」と言っているものではなく、自分に向いているものを選んでくださいね。

目的に合った金融商品を選ぶ

資産運用の方法は、どれでもメリット・デメリットがあります。そのため、『これを選べば間違いない』という魔法のような方法はありません。

例えば、近年注目されている仮想通貨は、タイミングよく投資して大きく稼ぎたい人にはぴったりです。しかし、確実な運用を目指す人にはリスクが高すぎます。

まずは、金融商品の情報をいろいろ調べてみましょう!目的や自分の性格に合った商品を選び、投資するのがいいですよ。

リスクとリターンのバランスを考える

金融商品を選ぶときには、リスクとリターンのバランスも考えましょう!リスクを抑えて運用したいと考えていても、リターンが少なすぎる方法では、運用で目標金額を達成できないかもしれません。

失敗したケースを想定しながら、バランスよく運用できるといいですね。リスクとリターンのバランスは、年齢によって考え直すことも必要ですよ。

若い世代では運用できる期間が長いため、リスクを取って収益性を求める運用ができます。一方、働き盛りは支出が多くなりやすいため、よりバランス感覚が大切です。

定年後になると、形成してきた資産を使う時期に入ります。リスクより安定性を重視した運用が向いていますよ。

初心者におすすめの資産運用方法はこれ!

①iDeCo

確定拠出年金法に基づいた私的年金の制度である『iDeCo』は、60歳になるまで掛け金を支払い、60歳以降に老齢給付金を受け取れる仕組みです。掛け金と運用益の合計額が給付されるため、給付金額は人により異なります。

掛け金の支払い時や、運用益・給付の受取時に税制上の優遇措置があるのも◎。国民年金・厚生年金などだけでは老後資金が不足する場合にも、iDeCoを利用すれば老後資金を充実させられますよ。

②NISA、つみたてNISA

『NISA』は毎年120万円までの投資で得られる配当金・分配金・譲渡益が非課税になる制度です。非課税期間は5年間のため、最大600万円まで非課税で投資できますよ。

名前が似ている『つみたてNISA』も、投資信託の分配金や譲渡益が非課税になる制度です。ただし、毎月積み立てるという点で一般のNISAと異なります。

また、対象商品は公募株式投資信託と上場株式投資信託に限定されており、初心者でも安心して始めやすいのが特徴です。NISAとつみたてNISAは、どちらか一方しか選べないということだけ注意しましょう!

③投資信託

「投資してみたいけれど資金がない」という人にぴったりなのが『投資信託』です。500円から始められるものや、毎月決めた金額だけ購入するものもありますよ。自分のペースで無理なく続けやすそうですね。

プロが代わりに運用してくれるのも、投資信託の特徴といえます。多くの人が投資信託を購入した資金を、ファンドマネージャーがまとめて運用し、そこで得た利益が分配される仕組みです。

投資の知識は難しい部分もたくさんあるため、プロの運用なら安心して任せられますね。投資信託はたくさんの種類から選べるのも◎。株式のほか、債権・REIT・コモディティ(貴金属や農作物などの商品への投資)が代表的ですよ。

④ロボアドバイザー投資

資産運用を自動化できるのが『ロボアドバイザー投資』です。投資を成功させるには、そのときどきに最適なバランスになるよう商品を購入する必要があります。しかし、初心者のうちは最適なバランスなんてわかりませんよね。

ロボアドバイザーを利用すれば、たくさんの投資商品の中から、あなたにぴったりの組み合わせを教えてくれますよ。金融商品の価格変動に合わせた見直しも、自動化できる仕組みです。

提案だけする『アドバイス型』と、買付の発注や運用まで自動化できる『投資一任型』の2種類があります。アドバイス型であれば無料で使用可能な会社もありますよ。

まずは、アドバイス通りに購入してみましょう!

投資で失敗しないために心がけること

投資にはリスクがつきものです。しかし、注意点を意識しておけば、リスクを下げることはできますよ。大切な資産を順調に増やすには、『余剰資金』『長期投資』『分散投資』を心がけると◎。

①余剰資金で少額から始める

投資に失敗すると資金を減らしてしまうかもしれません。そのようなときでも、『余剰資金』で投資をしていれば安心です。生活に必要なお金を別に用意しておけば、損失が出ても生活には影響しませんよ。

例えば、お給料を受け取ったら最初に生活費を差し引きます。残りのお金を、いざというときに備える貯蓄・ライフイベントに向けた貯蓄・投資用資金に分けて運用すると◎。

運用資金が少ないからと、貯蓄をせず全て投資に回していると、緊急でお金が必要になったときに対応できません。売り時ではないのに、こつこつ購入してきた金融商品を手放さなければいけない可能性もありますよ。

②長期的に考える

短い期間でみると、金融商品は大きく値段を下げるタイミングもあります。せっかく投資した商品が値下がりするのはショックですよね。焦って売りに出してしまうこともあるかもしれません。

しかし、投資の成績は『長期的』に見るほど安定するものです。始めから数十年単位で持ち続けることを想定していれば、値動きに左右されることなく運用できます。

長く持ち続けることで、利息に利息が付く複利の効果も得やすいはず。結果的にさまざまなリスクをコントロールしやすい状況を作り出せますよ。

③投資先を分散する

投資先が1社の株式のみの場合、リスクは非常に高くなります。もし投資先の1社が倒産してしまえば、資産が一気にゼロになってしまうからです。

このようなリスクを軽減するため、投資先を複数に分ける『分散投資』を実践しましょう!例えば、国内株式・国内債券・海外株式・海外債券を1/4ずつ持てば、ある程度リスク分散できます。

他にもさまざまな金融商品があるため、それぞれの特徴を考え、似た値動きになりにくいものを組み合わせるといいですよ。

自分に合った資産運用方法を選ぶのが大切です♡

資産運用をするときに大切なのは、自分の目的や性格に合う運用方法を選ぶことです。目的に合わせ、どの程度リスクを取れるかも考えておきましょう。

最初は『iDeCo』『NISA・つみたてNISA』『投資信託』『ロボアドバイザー投資』などにチャレンジすれば、実践を通して投資を理解しやすくなるはず。

知識の習得と実践を繰り返し、自分なりの運用方法を見つけてみてくださいね!

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