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体調に不安がありアルバイト生活。ムリなくやりくりをする方法を教えて!【みんなのお金の事情Vol.6】

同世代のお金の悩みは、それぞれ収入や暮らしぶりが違えど普遍的なもの。そんな悩めるMERY読者のためのお金連載、第6回です。今回もファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんが、MERY読者の家計をチェック! 今回は体調の問題でアルバイトをしている読者からのお悩みに答えていただきました。

更新 2021.10.22 公開日 2021.10.24
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夢だった仕事に就けたけど体調に不安。将来のために貯金したい!

MERYユーザーのお財布事情を探り、お金のプロであるファイナンシャルプランナーが悩みに答えてくれる連載の第6回。

MERY読者の家計をチェックしてもらい、適正かどうかプロの目から見てもらいます♪

正社員かアルバイトか、実家か一人暮らしか、職種は……など、状況によってお財布事情は異なるにせよ同世代のお金の悩みには普遍的な部分もあるはず。

ぜひ参考にして、自身の家計管理に役立ててみてください。

家計を見てくれるのはファイナンシャルプランナー・大竹のり子さん

株式会社エフピーウーマン代表取締役・大竹のり子さん

・ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
・ファイナンシャルアカデミー取締役

大学卒業後、金融専門書籍・雑誌の編集者を経て2001年にファイナンシャルプランナーとして独立。正しいお金の知識を伝えることで多くの女性の人生を支援したいという想いから、2005年4月に「女性のためのお金の総合クリニック」として株式会社エフピーウーマンを設立。講演、雑誌、テレビなど多くのメディア出演を通じ、女性が正しいお金の知識を学ぶことの大切さを伝えている。著書に『マネーセンスを磨けば、夢は必ずかなう!』(東洋経済新報社)、『幸せになれるお金の使いかた』(ダイヤモンド社)など。

今回のMERY読者のお悩みは「転職して夢だった仕事に就けたけど、体調の兼ね合いでアルバイトから。将来のために貯金したいけどどうしたら?」(26歳・アルバイト ゆゆさん)

家計内訳

「お金についてアドバイスしてほしいことは?」という質問をMERYユーザーとMERYのコミュニティ「MERY &」に募集したところ、 多くの方が月収や年収、実際に支払っているひと月の支出の内訳や、お金にまつわる悩みを寄せてくれました。

第6回目で取り上げるのは26歳・アルバイト、実家暮らしのゆゆさんのケース。手取りは約10万円、年収は約120万円、現在の貯金は5万円との回答。家計の内訳は表の通りです。

お悩み:転職をして夢だったお仕事に就けましたが、体調の兼ね合いでアルバイトからのスタートに。体調を崩したことから将来のために貯金をしたいのですが、どのくらい貯金できればいいでしょうか。また、実家暮らしですが、生活費を両親に渡したいです。どのくらいが相場でしょうか?

持病があっても入れる保険を検討してもいいかも

体調を崩したをしたということで、大竹さんが気になったのは保険料。

「体調を崩したというのがどの程度のものかわかりませんが、今は持病があっても入れる保険もあるので、入れる可能性があるなら入っておくといいかなと思います。

もしこの先本当に働けなくなってしまった場合、全部の生活費をご両親頼みになってしまうので、働けるうちは最低限の掛け捨ての保険をかけておくと安心かもしれません」(大竹さん)

まずは貯めること優先!余裕ができたら積み立てNISAの金額を増やして

「実家暮らしといえど、やはり大事なのは貯蓄」と大竹さん。相談者さんの貯金は現在5万円ということですが……。

「年収から考えても生活防衛資金をもっと貯めたいところです。意識的に毎月定額を先取り貯蓄するなどして、貯蓄をもう少し頑張りましょう。

積み立てNISAをされているのは、とてもいいと思います。余裕ができたら金額を増やしていくといいですよ」(大竹さん)

生活費として実家に入れる金額は?

また、実家に入れる生活費の適正額を知りたいという相談者さんですが、大竹さんは「本来的にしたほうがいいのか、今の状況でするべきかというのはまた違う」と言います。

「生活費を1万円ご実家に入れているということで、ゼロよりは気持ちだけでも、ということだと思うのですが……それは、将来のために貯めておきなさいよという意味で、ご両親が金額を配慮してくれていると思うんですね。なので、その配慮分は貯めたいところです。

毎月の貯蓄額の理想は手取り収入の20%ですが、収入にもよるので一概に言えません。ただ、1万円でも、毎月貯めていければ一年で10万円以上にはなりますよね。

実家に入れる金額については、本当に人それぞれです。食材の買いだし代を全部持つという人もいますし、家賃代わりに毎月数万円を払っている人もいます。

仮に都内でひとり暮らしをすれば最低でも家賃が6~7万円、それに光熱費や食費がかかることを踏まえると、渡せるのであれば5万円などある程度まとまった金額を渡してもいいのかなと思います。それでも、一人暮らしよりは負担が軽いくらいですから。

でも、まずは貯めることが何より優先。ご両親に心配をかけないためにもまずは貯蓄から始めましょう」(大竹さん)

とにもかくにも生活防衛資金の確保を

実家暮らしであることに甘えず、きちんと生活費を渡したいという気持ちはとても素晴らしいもの。ですが、まずは自分自身が貯蓄できる体質になり、何かあった場合の資金を確保できることが最優先です。

ムリのない金額を先取り貯蓄しながら、少しずつ生活防衛資金を貯めていってくださいね。

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