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全部100均で揃う♡非常時に命を守ってくれる携帯用「防災グッズ」8選

災害は、家にいるときに起きるとは限らないですよね。外出先で災害が起きたときに自分の命を守って、無事に避難するために、普段からバッグに入れておくといいアイテムを、国際レスキューナースの辻直美さんに教えていただきました。すべて100円ショップでゲットできます!

更新 2021.09.24 公開日 2021.09.26
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防災対策、できることから始めよう

大正12年の9月1日に、関東大震災は起きました。その悲惨な災害を忘れないため、また、9月は台風の多い時期でもあることから、9月1日が防災の日として制定されているとともに、9月は防災月間とされています。

台風や豪雨、地震など、自然災害の多い日本で暮らす以上、防災意識は高めておくに越したことはありません!

そこで、災害が起きたときに命を守って無事に避難するために、普段からバッグに入れておくといいアイテムを、国際レスキューナースの辻直美さんに教えていただきました。すべて100円ショップでゲットできるので、ぜひ今からそろえておいてください!

防災のために、普段から必ず持ち歩きたいアイテムはこの4つ!

辻さんは、外出時に被災しても自分の命を守ることができるアイテムを必ず持ち歩いている上、家の中でも常に携帯しているそう。辻さんおすすめの4つのアイテムをご紹介します。

1:自分が向いている方角をチェックできる「コンパス」

コンパス 防災

オイルコンパス ¥110/キャンドゥ

「今はみなさん、スマホありきの生活を送っていると思います。もし、スマホの充電がなくなったり、水没して、スマホのマップ機能が使えなくなったら、居場所がわからなくなります。だから、逃げている方向を知るためにコンパスが必要になります。

コンパスを有効に使えるように、職場から家はどの方角か、家から避難所の位置や海抜が高いのはどの方角かなども普段から調べておいてください。また、連絡用として使いたいスマホの充電。その消費を控えたいときにも役立ちます」(辻さん)

2:自力で逃げられないとき、発見してもらうために…「非常用呼子笛」

呼子笛 防災

非常用呼子笛 ¥110/キャンドゥ

「閉じ込めにあったりして救助を呼ぶときに大声で叫ぶのはNG。体力を使うし、のどもつぶれてきてしまうので、おすすめできません。災害時にホイッスルをパニック状態で吹くと過呼吸になってしまう恐れがあります。しかし、この笛なら少しの息で長く吹けて大きな音が出るのでおすすめです。

また、被災現場では、意外と人の声を拾えないときがあります。濁流の音や、物が壊れる音など、まわりの音がジャマになるんです。でも、災害用の笛は、ふつうのホイッスルと違って、人に届くようなイヤな感じの音になっているので、気づかれるのも早いんです。

中に名前や緊急連絡先を書いた紙を入れられるのも便利です」(辻さん)

3:小さくてもしっかりカットできる「コンパクトはさみ」

コンパクトはさみ 防災

コンパクトポケットはさみ ¥110/Seria(セリア)

「スリムで持ち歩きやすいコンパクトはさみも持っておくと災害時にとっても便利。防寒でゴミ袋を被るとき、洋服などの端の布を切って止血するときなど、サッと取り出して使えるので万能アイテムです」(辻さん)

4:電池がなくても点灯できる「ソーラーライト」or「手動ライト」

LEDライト 防災

ソーラー充電式LEDライト ¥110/Seria(セリア)

ハンディライト 防災

発電式LEDハンディライト ¥110/キャンドゥ

「急な停電で身動きが取れないときなどに、ライトは必須です。安全に避難ができるように、足下を照らしたり、避難所での手元の電気がわりにもなります。

電池が切れる心配がない、ソーラーライトや手動ライトを持っておくといいですよ」(辻さん)

持っておくとさらに安心できるアイテムもぜひ常備して♡

5:防寒対策の必須アイテム「アルミシート」

アルミシート 防災

非常用アルミシート ¥110/キャンドゥ

「これから寒くなってくるのでレスキューシートも持っておくと便利。ライフラインが途絶えると、建物内ってすごく冷えるんです。普段から女性は冷えている人が多いので、非常時に体を温めるためにも持っておいたほうがいいですね。

レスキューシートは、アルミの輻射効果で温められるアルミ製シート。レインコート同様、薄いタイプでも充分効果を実感できます。体全体が包めるくらい大きなサイズのものを選びましょう。

真夏でも、水害などで体が濡れると瞬時に体温が奪われるので、体に巻いて体温が確保できます。また、避難所の床に敷いて冷えを遮断することもできます。季節を問わず持っておくのがおすすめです」(辻さん)

6:究極の問題を解決する「携帯用トイレセット」or「ペットシーツ&ゴミ袋」

携帯用トイレ 防災

携帯用トイレセット ¥110/Seria(セリア)

「災害時に、一番の問題は排泄。トイレが使えなくなることも多々あるので、携帯用トイレは2〜3セット持っていると安心です。

とくに若い女性は、体が冷えていて骨盤底筋が衰えている人が多く、排泄をガマンできない人が増えています。さらに被災をすると不安やストレスで、いつもよりもトイレが近くなるという声も多く聞くので、持っていたほうが安心だと思います。

ただ、携帯用トイレはサイズが小さいことが多く、私は試したことがあるのですが、ほぼこぼれたんですよね。なので、排泄用として携帯することをおすすめしたいのは、実はペットシーツなんです」(辻さん)

ペットシート 防災

ペットシーツ レギュラーサイズ ¥110/Seria(セリア)

「ペットシーツを、100円ショップでも買える小さなゴミ袋の中に入れると簡易トイレとして使えるんです。携帯用トイレよりもこぼれる心配がないので、手も汚れません。

過去に新幹線やエレベーターに閉じ込められたことがありますが、一緒に乗り合わせた方や子どもが困っていたので、ペットシーツとゴミ袋のセットをお渡ししたことも。すごく喜ばれましたよ。

また、吸水性にすぐれているので、ぞうきんとしても使えます。さらにポリ袋に吸水面が外側になるように折りたたんで入れ、たっぷり水を吸収させれば体を冷やすアイテムにもなりますよ」(辻さん)

水や食料、コロナ対策用のマスク&除菌グッズも今はマスト!

7:不織布マスク

不織布マスク 防災

不織布マスク ¥110/DAISO(ダイソー)

「やっぱり、今はコロナ禍でもあるので、替え用のマスクや除菌できるウェットティッシュも持っていたほうが安心です。

また、災害が起きたときには、お店に買いに行く余裕がないかもしれないので、お菓子のような軽食と500mlの水はつねに持っておくといいです。お菓子は、普段自分が食べている好きなものでOK。マスクもお菓子も、個包装のものだと衛生的です」(辻さん)

8:除菌ウェットティッシュ

除菌シート 防災

除菌ウェットティッシュ ¥110/DAISO(ダイソー)

避難所に行かなければいけない場合でも、これらはすごく役に立つそう。

「みなさん勘違いをしていると思うのですが、避難所は、何でもそろっている場所ではありません! 実際、避難所は寝る場所だけの提供です。本来なら水も食べ物もない場所。72時間は救援物資も入ってこないので、しばらくの間は、自分でなんとかするしかないんです。

ほかの避難して来た方も必死なので、他人に構ったりする余裕はないです。そして、今はコロナの影響もあるので、食料や何かを人へ分けたりすることも、ほぼないに等しいと思います。

なので、上記以外でも、自分でそろえられる防災グッズは日頃から確保しておいてください。そして、防災グッズは、一度自分で使いこなせるか確認するのも大事ですよ! 100円ショップのアイテムだと、買い替えも手軽にできるので、ぜひ使ってみてくださいね」(辻さん)

今すぐ100円ショップにGO!今日から万が一の備えを

今回ご紹介した防災グッズを普段使いのポーチなどに入れて、バッグに入れておけば安心ですね。今まであまり防災対策ができていなかった……という方は、ぜひ今日から揃えて災害への備えを万全にしてください♪

教えてくれたのは…

辻直美 防災

辻直美さん

国際災害レスキューナース。一般社団法人育母塾の代表理事。阪神・淡路大震災で実家が全壊したのを機に災害医療の道へ。看護師歴30年、災害レスキューナース歴26年。被災地派遣は、国内29件、海外2件。被災地での過酷な経験をもとに、本当に使える防災術を講義や講演会、メディアなどで精力的に発信中。著書に『保存版 防災ハンドメイド 100均グッズで作れちゃう!』(¥1,430/KADOKAWA)、『レスキューナースが教える プチプラ防災』(¥1,320/扶桑社)など。

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