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ピンチ!油性ボールぺン汚れの落とし方が知りたい!素材別の対処法を解説

油性ボールペン汚れが持ち物に付いてしまったとき、もう取れないと諦めていませんか?早い段階できちんと対処すれば、自宅で汚れを落とすことも可能なことも…!もしもの時のために、布・プラスチック・革など、素材別の落とし方を覚えておきましょう◎

更新 2021.11.17 公開日 2021.11.18
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大変!うっかりボールペンのインクで汚しちゃった…。

まさかの事態!

「油性ボールペンのインクが、大切な服や持ち物についてしまった…。」なんて経験、みなさんも一度はあるかもしれません。
そんな時、もう取れないと諦めないで!

なるべく早く素材別の対処をすれば、その汚れ、落とすことが出来るかもしれません◎

できれば避けたい事態ですが、“もしも”の時のために一読して覚えておきましょう。

油性ボールペンを落とす前に確認!

ボールペンのインクで服や持ち物を汚してしまうことって少なくありませんよね。

大切なものであればあるほど、気づいた瞬間は「早く落とさなきゃ!」と焦ってしまいがちですが、まずは落ち着いて。

汚れ落としをする際は水で濡らしたり洗剤を付けたりする前に、確認してほしいことがあるんです…!

インクの種類で落とし方が変わる!何性かを見極めよう

まずは、インクの種類を確かめましょう。

ボールペンのインクには、大きく分けて「油性」「水性」「ゲルインク」の3種類があります。
見分け方が分からない場合は、そのボールペンで何かしらのプラスチックに線を書いてみてくださいね。
書いた後にこすってもにじまない・消えない場合は油性で、伸びる・消える場合は水性です。

インクの種類によって、汚れの落とし方が異なります。
誤った方法で落とそうとすると余計に汚れが伸びてひどくなる場合もあるので、事前にしっかりと見極めましょう!

服の洗濯表示も忘れずにチェック

汚れたのが服の場合には、洗濯表示のチェックも忘れないで!

家庭でボールペン汚れのシミ抜きをする場合、水を使うことになります。
水洗いOKの衣類かどうか、タグの洗濯表示を確認してくださいね。
手洗い、または洗濯機洗いOKの表示があれば、自宅でシミ抜きしても◎

水洗いNGの服の場合は、クリーニング店などのプロに任せましょう。
表示に従わずに水洗いしてしまうと、生地の傷みや色落ちなどの原因となってしまうのでご注意を。

可能性大!服、布のボールペン汚れの落とし方

うっかり起こりうるボールペンのインク汚れ。
まずは一番可能性が高そうな、服などの布類に付いた場合の落とし方を見ていきましょう。

必要なものは、スーパーやドラッグストアでそろうものばかり。
正しいシミ抜き方法は意外なほど簡単なので、“もしも”の時のためにやり方を覚えておきたいですね◎

性質を利用して◎油性ボールペンの汚れ落とし

油性ボールペンの汚れ落としに用意するものは、「クレンジングオイル」「汚れてもいい布」「歯ブラシ」の3つ。

油性ボールペンのインクには、「アルコールに溶けやすい」という性質があります。
この性質を利用すると、クレンジングオイルをはじめとして、手指消毒用の無水エタノールや除光液でもきれいに落とすことができるんだとか。
やり方は以下の4STEP♡

1.インク汚れの部分に汚れてもいい布を直接当てます。
2.そのまま服を裏返して、汚れの裏側からクレンジングオイルを少量かけてください。
3.その後、歯ブラシでトントンと叩いて、汚れを下の布に移していきます。
4.流水ですすいで、汚れの落ち具合を確かめましょう。

インクが染み出してこなくなるまで繰り返したら、仕上げに普段通りの洗濯をしてシミ抜き完了です♡

少しずつ薄くするのが◎水性、ゲルインクのボールペンの汚れ落とし

水性・ゲルインクのボールペンの汚れ落としに必要なものは、「台所用中性洗剤」「汚れてもいい布」「歯ブラシ」の3つ。
落とし方の手順は、油性ボールペンのときと同じでOK!

注意したいのは、水性ボールペンのインク汚れは完全に乾ききってしまうと落とすのが難しくなることです。
1回で完璧にきれいにしようとするのではなく、少しでも薄くする、徐々に薄くしていくという心積もりでシミ抜きにチャレンジしましょう◎

外出時などの応急処置もチェックしておこう

ボールペンの汚れが服に付いてしまったときは、早めの対処が肝心!

外出先ですぐに汚れ落としができない場合は、汚れの部分に布やペーパータオルなどを押し当てて、インクをできる限り吸収させます。
あとで本格的なシミ抜きをするときに、汚れが落ちやすくなりますよ◎

素材を見極めることが大切◎素材別の油性ボールペンの落とし方

油性ボールペンのインク汚れが付くのは、衣類・布類ばかりとは限りませんよね。
プラスチックや革製品についてしまった…!ということも起こり得ます。

“もしも”の時のために、素材別の落とし方を見ていきましょう◎

意外と簡単◎プラスチック製品に付いた場合

実は、プラスチック製品に付いてしまった油性ボールペンの汚れは、比較的簡単に落とせるみたい◎

使うものはプラスチック消しゴム。
消しゴムで、ただ汚れの上からこするだけで◎
ですが、インクが乾ききっていないとかえって汚れを広げてしまうかもしれないので、事前に状態をよく確かめてから行うのをおすすめします。

プラスチック消しゴムで落とせない場合は、消毒用のエタノールや除光液を使ってみましょう。
布に含ませて、汚れが付着した部分を拭き取るようにこすればOKです♡

油汚れ用アイテムを使用!机や壁に付いた場合

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机や壁に付いてしまった油性ボールペンの汚れには、ドラッグストアやホームセンターなどで購入できる電解水シートが使えるんだそう!

電解水は水道水や食塩水を電気分解することで得られる水溶液の総称で、油汚れなどの洗浄に使われているんです。
この電解水シートを活用して、壁や床に付着したボールペンのインクを拭き取りましょう!

ただし、机や壁の材質によって電解水シートの使用が適さない場合もあるので、隅で試してみるなど、注意して使ってくださいね。

革製品に付いてしまったら…。

革製品に付いてしまったボールペン汚れの対処には、特に注意が必要です!

というのも、革製品には「水に弱い」という特徴があるんです。
他の素材で有効なシミ抜き方法は水に濡らすという工程が必須のため、革製品には使えません。

革にインクが染み込んでいない場合は、消しゴムでこすることで汚れを落とせるかもしれません。
ただし、革の加工法やインクの種類によって効果がないこともあるので、過度な期待は禁物。

自宅での汚れ落としが無理そうなら、プロの手を借りましょう◎
専門のクリーニング店に相談して、適切な対処法を聞いてみましょう。

ボールペン汚れに気付いたら早めの対処を!

ボールペン汚れをきれいに落とすためには、早めの対処が肝になります。
大切なものにボールペン汚れが付いてしまったときこそ、慌てずに落ち着いて対処できると早めの処置につながりそう。

その際、インクの種類と素材の性質を見極めて、適切なシミ抜き方法を選ぶ必要がありますよ。
うっかり汚れをひどくしてしまうことのないよう、事前にしっかりチェックして、できるだけ早い段階でシミ抜きに取り掛かりましょう◎

みなさんが大切なアイテムを長く使えますように♡

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