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暗記の仕方にはコツがある!効率のよい暗記方法と実践的な勉強法とは

「効果的に暗記したい」と感じているなら、暗記の仕方を工夫すると◎。ただテキストを読むだけでは覚えられなくても、音読をすると覚えやすくなりますよ。他にも暗記のコツはいろいろあります。記憶の仕組みや効果的な暗記の仕方をチェックしましょう!

更新 2021.09.18 公開日 2021.09.19
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記憶にはいろいろな種類があるって知ってる?

受験や資格の勉強をする際、高められるものなら高めたいと願うのが、結果に直結する「記憶力」。

私たちが何かを記憶する力って、脳のなかでどうやって機能しているの?忘れたくない英単語は忘れてしまうのに、忘れたい苦い恋の思い出ばかり頭をよぎったり。少しでもその成り立ちを知っておけば、暗記にも役立てられるかも。

そこでこの記事では、3種類に分けられるという記憶…『感覚記憶』『短期記憶』『長期記憶』の特徴について見ていきましょう。LET′s Go!

①五感を通じて一瞬だけ覚える「感覚記憶」

目・耳・鼻などで感じる五感を通して、ごくわずかな時間だけとどまる記憶が『感覚記憶』。

五感からは常に膨大な量の情報が入ってきます。すべてを長期間記憶しているとパンクしてしまうため、一瞬だけしか記憶しないのが特徴です。

例えば、街中を歩いていて人とすれ違ったとき、視界に入ったその人の顔や髪型を一瞬だけは覚えています。しかし後から写真を見せられても、誰のことかはわからないはず。
ごく短時間しか記憶に残らないため、目にはしていても忘れている状態です。

②一時的に保持される「短期記憶」

感覚記憶より長い時間とどまるけれど、長期記憶ほど長く覚えていないのが『短期記憶』です。あくまでも一時的な記憶のため、使い終わると忘れてしまいます。

例えば、電話番号を教えてもらったとき、メモに残すまでは覚えていられる人が多いはず。また、テスト前にあわてていくつか単語を覚え、テスト中は解答できるという経験がある人もいるかもしれませんね。これらが短期記憶です。

このようなケースでは、後から電話番号や単語を思い出そうとしても、記憶に残っていないため、出てきません。

③知識として身につく「長期記憶」

感覚記憶や短期記憶と比較して、長期間持ち続けられるのが『長期記憶』です。「記憶力がいい」と言うときの『記憶』は、一般的に長期記憶を指していることが多いよう。

知識として身についている状態のため、そう簡単には忘れません。例えば、スマートフォンの操作をスムーズにできるのは、長期記憶に操作方法が記憶されているから。

自分の名前をはっきり言えるのも、幼いころからの繰り返しで長期記憶として定着しているから、といえますね。仕事を進めるとき、最初はマニュアルを使っていたのが、慣れてからは何も見ずにできるのも、長期記憶へ定着したからです。

暗記できないのはなぜ?失敗しがちな3つの勉強方法

どれだけ暗記しようと頑張っていても、頑張り方が間違っていてはなかなか身につきません。知識が定着しにくい勉強方法では、思ったほど勉強が進まず、焦ることもあるはず。あなたは記憶が定着しにくい、NGな勉強法を実践していませんか?

①ひたすら黙読を頑張っている

テキストをただ黙読するだけの勉強法は、暗記につながりにくくNGです。読むことで達成感は得られますし、なんとなく覚えた気になれるかもしれませんね。しかし、テストをしてみると、意外と暗記できていないことに気づくはず。

黙読が暗記に向いていないのは、情報が視覚からしか入ってこない方法だからです。また、人によっては視覚からの情報だと暗記しにくいケースもありますよ。

耳で聞いた方が覚えやすい人や、書いた方が覚えやすい人もいるため、自分の覚えやすい方法を知っていると役立ちますね。

②復習をおろそかにしている

1度だけで勉強したつもりになっている人も、なかなか暗記しにくいですよ。新しく何かを覚えるときには、繰り返すことがポイントとされています。

暗記した内容を直後にテストすれば、問題に正解できる人は多いはず。しかし、その1度きりしか勉強していないなら、1週間後に同じテストをすると、点数が下がる可能性が高いです。

1度は記憶できても、そのまま記憶し続けられるとは限りません。「覚えたから大丈夫」と油断して復習をさぼっていると、思うように暗記できないですよ。

③暗記方法がマンネリ化している

同じ内容を勉強するときでも、勉強方法を変えると集中力が高まりやすくて◎。反対に、いつも同じ暗記方法で勉強に取り組んでいるなら、暗記方法そのものに飽きている可能性がありますよ。

「飽きた」と感じているものには思うようにやる気が出ませんし、集中力も切れやすくなるはず。当然暗記はなかなか進みません。

例えば、1度黙読した内容なら、次はノートに整理してみましょう!さらにその次は音読を取り入れるというように、異なる五感を使い、学習方法のローテーションを組むと覚えやすくなるかもしれませんね。

暗記のコツは「反復」と「タイミング」にアリ!

効果的に暗記したいなら、避けて通れないのが『反復』です。繰り返し暗記したい内容の勉強を行えば、それだけ記憶に定着しやすくなりますよ。

また、やみくもに繰り返すだけでなく、適切な『タイミング』で反復学習に取り組むこともポイントです。

反復学習が記憶を定着させる基本です

外から入ってくる情報は日々たくさんあります。すべての情報を記憶していると不要なものが多くたまり、効率的ではありませんよね。そこで自然に行われているのが、記憶の選別です。

不要なものは記憶せず、必要なものだけ長期記憶へと移します。そのため、狙った内容を長期記憶へ移せれば、思った通りに暗記できるはずです。

そこで役立つのが『反復学習』です。同じ内容を何度も繰り返し勉強していると、その内容は長期記憶に残しておくべき大切なものと認識されます。その結果、学んだ内容を暗記できるようになるのです。

「忘れる前」の復習で定着率アップ!

反復学習を行うといっても、ただ繰り返せばいいというものではありません。効率的な暗記を目指すなら、『忘れる前』に反復学習すると◎

『エビングハウスの忘却曲線』によると、1度覚えてから時間が経つほど、もう1度覚えるまでの時間が長くなるとされています。暗記した内容を定着させるには、小まめな復習がぴったりです。

例えば、勉強して覚えたと思ったら、まずはその日のうちに1度復習します。その後は翌日・1週間後・1か月後というタイミングで同じ内容を暗記し直せば、効果的に覚えられるはず。

忙しい中でもはかどる!効率よく暗記する方法

学生時代なら、時間をかけて勉強に取り組めたかもしれません。しかし、社会人になってからは勉強できる時間に限りがありますよね。

効率的な暗記方法を知っていると、忙しい中でも勉強がはかどりますよ。さらに工夫すれば、通勤時間をはじめとするちょっとした時間でも、必要な勉強を進められるはず!

①ポイントを絞って暗記しよう

効率を求めるなら、暗記すべき部分に『的を絞って』勉強するのが◎。学習範囲をすべて暗記しようと思うと大変ですが、要点を押さえて暗記すればそれほど苦ではありません。

まずは、大切な部分を特定するところから始めてくださいね。例えば、書籍で勉強しているなら同ジャンルのものを2~3冊読んで、共通して出てくる言葉や内容をチェックします。

チェックした部分を重点的に覚えることで、必要な知識を一通り暗記できるはずですよ。

②丸暗記より理解することが重要

暗記しようと思うと、丸暗記を目指す人が大勢います。しかし、大切なのは内容の理解です。子どもの頃、漢字の練習をひたすら繰り返しても、なかなか覚えられなかった人もいますよね。

そのような人でも、偏(へん)や旁(つくり)といった漢字の要素を理解してから学べば、要領よく漢字を覚えられるはず。単純に暗記ものと思い込んでいる内容も、その背景を読み解いてみるのがおすすめです。

理解するために勉強していたら、いつの間にか暗記していたということも起こり得ますよ。

③インプットとアウトプットを繰り返す

インプットの繰り返しである反復に取り組むだけでも、暗記の成功率は高まります。ここにアウトプットをプラスして行うと、さらに暗記の効率が高まりますよ。

特に、資格試験をはじめとする試験やテストへ向けた勉強は、暗記したことをアウトプットできなければ思ったほど成果が出ません。そこで、一通り音読して覚えたら過去問にチャレンジするというように、必ずアウトプットするようにしましょう!

他にも、『自分の言葉で説明する』『図にする』なども役立つ勉強方法ですよ。覚えるよりアウトプットに多く時間を取る方が、効率よく本番に向けた勉強ができるはず。

今すぐ実践!効果的な暗記の3Step

暗記の仕方を工夫すると、さらに覚えやすくなりますよ。中でも『音読』『連想』『図解』は代表的な方法です。

向いている暗記の仕方は人によって異なります。あなたにぴったりの暗記の仕方が見つかると、より効果的ですね。

①テキストを音読して五感を刺激しよう

テキストを読んで勉強するなら『音読』がいいですよ。音読をすると、聴覚と視覚を同時に刺激できます。五感を複数使えば、それだけ暗記しやすくなるはず。

また、反復学習が大切なのは音読でも同じです。繰り返し何度も声に出して読むことで、自然と内容が定着していきます。周りの音が入ると集中できないこともあるため、その場合は耳栓で雑音を防ぎましょう。

②関連する情報はまとめて覚えよう

暗記する項目をすべて一つずつ覚えていくのは大変です。一方で、関連性のある内容をセットで勉強すれば、比較的覚えやすいはず。情報を整理して関連づけるといいですね。

例えば、英単語を一つだけ覚えるのではなく、同時に似た意味の単語・反対の意味の単語・その単語を使った構文などをセットで覚えます。一つの関連するまとまりとして覚えれば、短時間で一気に暗記できそうですね。

思い出すときにもどれか一つの単語をきっかけに、芋づる式に記憶がよみがえりやすいはずです。

③覚えにくい内容は図にしてみよう

すべての内容を言葉で覚えようとすると、暗記しにくいかもしれません。そこで有効なのは、勉強する内容を図解にまとめて暗記する方法。言葉だと長い文章で説明しなければいけないことも、図にすればパッと見ただけで理解しやすくなります。

わかりやすく図にまとめるには、内容を理解していなければできないはず。図にできるほど理解が深まっていれば、暗記も上手くいくでしょう!

また、図解で覚えた内容は思い出すときの手間が少ないのも魅力です。パッと記憶を引き出せますよ。

記憶力の向上には「生活習慣の見直し」も必要

効果的に暗記するには、暗記の仕方はもちろん、『生活習慣』の見直しも欠かせません。特に睡眠と運動を意識することで、暗記した内容が定着しやすくなりますよ。

質のよい睡眠で記憶の整理整頓を促す

起きているときに覚えた内容は、睡眠時間中に定着するとされています。この知識を活用するなら、『6時間以上』の睡眠をとるよう心がけることです。

特に、『就寝前30分』の記憶は定着しやすいとされています。暗記をしてから寝るようにすれば、一気に暗記が進むかもしれません。

このとき、睡眠時間が3~4時間と短い日が続くなら、暮らしを1度見直すべきです。就寝前に暗記できる工夫をしていたとしても、睡眠時間が短すぎると記憶は思ったほど定着しません。

勉強を焦るあまり、睡眠時間を削ったり徹夜したりするのはNGですよ!

ストレス解消に適度な運動もおすすめ

適度な『運動』も暗記に役立ちますよ。暗記しようと長い時間勉強だけしていると、脳の特定の部分だけを使い続けることになり、効率的ではありません。運動をすることで他の部分にも刺激を与えましょう!

複数の刺激で脳が活性化されることにより、暗記しやすくなるとされています。勉強で溜まったストレスの解消にも、運動はぴったりです。

休憩時間に軽くウォーキングやストレッチをすれば、気分がリフレッシュして勉強に集中しやすくなるはず。また、音声タイプの教材を聞きながらウォーキングすれば、運動中にも勉強を進められますね。

勉強法次第で暗記の達人になれるかも!

真面目に取り組んでもなかなか暗記できないなら、暗記の仕方が間違っているのかもしれません。スムーズに暗記するには、効果的な暗記の仕方を取り入れるのがおすすめですよ。

また、暗記しやすいように覚える部分を限定したり、内容を理解したり、インプット+アウトプットに取り組んだりしましょう!音読や連想・図解などを取り入れると、さらに暗記しやすくなるはず。

勉強時間が取りにくくても、やり方次第でどんどん暗記できるようになりますよ。

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