二度見知りとは?

二度見知りとは、初対面では問題なくコミュニケーションがとれるのに、2回目以降になると会話ができなくなったり、挙動不審になったりするもの。
これは「前回よりも上手に話さなくちゃ」「もっと盛り上げなきゃ」といった相手を思いやる気持ちが、逆に緊張感や焦りを生んでしまい、結果的に沈黙や不自然な振る舞いへとつながってしまうことをいいます。
初対面の印象が悪くないだけに、そのギャップに相手も困惑。
どうしてもイメージがマイナスに作用しがちなため、仕事や恋愛・恋活にも大きな影響を及ぼしてしまうこともありそうです。
二度見知りと人見知りの違い
二度見知りと人見知りでは、どのような違いがあるのでしょうか?
人見知りは、初対面の人や親しくない人を前にしたとき、極度な緊張や不安を感じ、うまくコミュニケーションがとれないことをいいます。
でも、何度も顔を合わせていく間に緊張感も緩み、話ができるようになっていくのも人見知りの特徴。
それに対して二度見知りとは、初対面よりも2度目、3度目と数を重ねて会うごとに、緊張感やプレッシャーが増していくタイプ。
人間関係を築くうえで、二度見知りは人見知りよりも相手に難しい印象を与えてしまうかもしれませんね。
二度見知りの特徴
相手に気を遣いすぎる
二度見知りの大きな特徴が、相手に気を遣いすぎること。
誰かと接するとき、相手に対する配慮や思いやりは、すごく大切なポイントです。
しかし二度見知りの場合、その気遣いが極端になっちゃうんだとか。
初対面のときに、あまりにも過剰な気配りを見せる人は、もしかしたら二度見知りの可能性もあるかも…。
話が続かない
話が続かないのも、二度見知りの典型的な特徴。
2度目以降の会話ともなれば、初対面のとき以上に、多少踏み込んだ内容の話になるのも自然なこと。
でも会話を続けることが苦手な二度見知りは、何を話してよいのかわからず、妙な沈黙や挙動不審なふるまいを見せてしまうんだそう。
距離感を上手にとれない
二度見知りの場合、相手との距離感が極端になりがち。
人との接し方が下手なため、初対面でも妙に距離が近かったり、逆に何度か顔を合わせていても、驚くほど遠かったり。
その場の空気が読めない言動が多いところも、二度見知りによく見られる特徴なんだとか。
他人に興味がない
二度見知りの中には、そもそも他人に興味がないタイプもいるかもしれません。
初対面のとき、相手に対する過剰な気遣いを見せる半面、会話の最中にふと覗かせる無表情や無反応がその証拠。
相手と2度目以降会うことが面倒に感じるため、わざと嫌われる態度をとる人も、なかにはいるのだとか。二度見知りさんは、複雑ですね…。
二度見知りになる心理的原因
初対面の時よりも、2回目以降のコミュニケーションが辛くなってしまいがちな二度見知り。
ここからは、二度見知りになってしまう心理的原因を見ていきましょう。
自分に自信が持てない
人に嫌われたくない
人に嫌われることが怖いのも、二度見知りになってしまう心理的原因のひとつかもしれません。
他人の意見や評価が気になるから、相手の顔色をうかがってばかり。
その結果、人と会うことに疲れ、コミュニケーション恐怖症になってしまう悪循環に陥ってしまうことも…。
素の自分を知られたくない
本当の自分を見せたくない、知られたくないといった心理が働く場合もある、二度見知りの人。
これは、「よほどの相手じゃない限り心を開かない」という気持ちの表れかも。
他人との境界線がはっきりしていたり、少しだけ秘密主義者の傾向があるともいえそうですね。
他人を信用していない
相手とうまく距離を保てない二度見知りの人は、他人に対する警戒心が強いみたい。
過去に恋人から裏切られた、友達に嘘をつかれたなど、トラウマを抱えている人も、もしかしたらいるのかもしれませんね。
どうしても他人を信用できない気持ちが、二度見知りの原因になっている場合もありそうです。
二度見知りを克服する方法

「二度見知りだから恋愛も仕事もダメ」なんてあきらめないで!
努力次第で二度見知りも克服できるんです。
今から紹介する克服方法を実生活に取り入れてみれば、見違えるほどコミュニケーション上手になれるかも♡
自分を大切にすること
人と接するとき、相手を思いやる以上に自分を気持ちを大切にして。
他人の意見や評価にとらわれず、しっかり「NO!」といえる勇気と心がけを持つこと。
あえて「嫌われてもいい」と思えるようになれば、かなり心が楽になるはず!
話題を準備しておく
事前に話題を準備しておくことも、具体的な克服方法のひとつ。
時事ネタもいいけど、初対面のとき、相手をよく観察し、話をしっかりと聞いておけば、2回目以降の会話につながる話題のヒントが数多く隠されていそう。
質問を促す言葉を使う
会話が長続きするように、質問を促す言葉をうまく使うのもアリ。
たとえば「それから?」「どうして?」など、適度に質問を投げかけることで、相手も自分の話に興味を持ってくれていると思い、その反応に喜んでくれるはず。
自然と会話も弾みます!
複数で会う
どれだけ二度見知りを克服するためとはいえ、やはり1対1の会話は苦手という人もいるでしょう。
その場合、2回目以降は、複数人で会うことも効果的。
心を許した友達や同僚を誘えば、相手との雰囲気作りや話題提供も積極的に協力してくれるはず。
二度見知りの人が恋愛・恋活で会話が盛り上がるポイント
気になる異性との恋の始まりや長続きの秘訣は、何といってもふたりの楽しい会話♡
ここからは、二度見知りの人に知ってほしい恋愛・恋活で会話が盛り上がるポイントをご紹介します!
自分の心を開く
なるべく相手に話をしてもらう
慣れるまで聞き役に徹すれば、相手との会話も楽になりそう。
そのためにも、なるべく相手に話をしてもらうことが大切。
正直に「話が下手だから」と伝えれば「自分に素を見せてくれている」と思われて、意外に好感度がアップするかも。
非言語コミュニケーションを駆使する
ときとして、多くの言葉よりも小さな行動の方が相手の心をくすぐるもの。
じっと見つめる、適度な相づちなど、非言語コミュニケーションも女子的なアプローチとしてアリ。
ポイントは、会話を遮らないようにタイミングを計ること。