投資に興味が湧いたら基礎知識を学ぼう
投資は大きく稼げる可能性があります。しかし、場合によってはつぎ込んだ資金が減るかもしれません。チャレンジしてみたいと思ったら、まずは基礎知識を知ることが大切です。
投資やお金の仕組みについて詳しくなれる本をチェックしましょう!
お金の仕組みが学べる 「新版 知らないと損する 池上彰のお金の学校」
新版 知らないと損する 池上彰のお金の学校
¥979
『新版 知らないと損する 池上彰のお金の学校』は、お金の仕組みや流れについて学べる本です。「給料はどのように決められているのか?」と疑問に思ったことはありませんか?この本を読めばその仕組みが分かりますよ。
仮想通貨やキャッシュレス決済など、最新のお金についても触れられている内容です。投資はもちろん、お金についての一般常識を幅広く知りたい人にも役立ちます。
入門書として読んでおくと、他の本を理解しやすくなるかもしれませんね。
著者:池上彰
出版社:朝日新聞出版
マンガでお金の常識を学べる 「誰も教えてくれないお金の話」
誰も教えてくれないお金の話
¥1,430
文章を読むのが苦手な人や、もっと気軽に楽しみながら学びたい人には、『誰も教えてくれないお金の話』がおすすめします。作者の実体験をベースにマンガで解説されるため、難しい内容も理解しやすいですよ。
家計管理の仕方からステップアップしていき、住宅ローン・保険・年金など、人生で必要になるお金の知識を順番に学べる構成です。現状では投資資金がないという人も、読みながら順番にチャレンジできますね。
家族や親しい友だちでも、お金の話はしにくいですよね。今まで誰にも聞けなかった疑問を、この本で解消できるかもしれません。
著者:うだひろえ
監修:泉正人
出版社:サンクチュアリ出版
お金についての考え方が学べる 「金持ち父さん 貧乏父さん」
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さんーアメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
¥1,760
著者であるロバート・キヨサキさんの実体験をもとにした『金持ち父さん 貧乏父さん』は、お金持ちと貧乏な人の違いを解説した1冊です。お金に対してどのように考え行動しているか、見つめ直すきっかけになりますよ。
また、お金に働いてもらう方法として、投資にも触れられています。テクニックやノウハウではなく、投資をする理由や必要性など、参考になる考え方を学べる本です。
お金について体系的に勉強することの大切さも実感できるでしょう!
著者:ロバート・キヨサキ
訳:白根美保子
出版社:筑摩書房
株の知識が身につくベストセラー本 「めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門」
めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版
¥1,760
投資の中でも株に興味があるなら、『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門』を選んでみて。株を始めるときに知っておくといいことが書かれている内容です。
初心者でも分かりやすいよう、オールカラーで図やイラストもたくさん盛り込んでありますよ。専門的な知識が多く難しい株の話も、この本ならすんなり理解できそうですね。
株はそもそも何なのか?という基礎知識から、実際の投資で使える戦略まで、徹底的に学習できますよ。
編:ダイヤモンド・ザイ編集部
出版社:ダイヤモンド社
投資を始める前にはこれを読むべき
お金に対する一般知識や考え方を学んだら、投資に必要な心構えや、具体的な投資の仕方についても勉強してみましょう!
ここで紹介する本を、投資を始める前に読んでおくと、理解が深まりやすいですよ。
繰り返し読みたい名著「投資で一番大切な20の教え」
投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識
¥2,200
『投資で一番大切な20の教え』は、有名投資家のウォーレン・バフェットが絶賛し、アメリカでベストセラーとなりました。著者は、投資会社の会長兼共同創業者であるハワード・マークスです。
投資を成功させるために大切な教えを、20項目に分けて紹介していますよ。どの項目も、時流に左右されにくい投資への基本的な考え方です。
投資を始める前におすすめの本ですが、始めてから読み返しても新たな発見があるでしょう。この先、資産の運用方法に迷ったときにヒントを与えてくれるかもしれませんね。
著者:ハワード・マークス
訳:貫井佳子
出版社:日本経済新聞出版社
株初心者に手に取って欲しい「世界一やさしい 株の教科書 1年生」
世界一やさしい 株の教科書 1年生
¥1,628
はじめから、高度なテクニックや知識を使いこなすのは難しいですよね…!『世界一やさしい 株の教科書 1年生』では、初心者でも理解できるシンプルな投資の方法を解説していますよ。
投資前にこの本を見ておけば、難しく感じて尻込みしていた人でも、楽しく投資に取り組めるはず。学ぶ過程も楽しくなるよう、必要な知識を分かりやすく解説していますよ。
タイトルにもある通り、今から始める投資1年生に特におすすめです。
著者:ジョン・シュウギョウ
出版社:ソーテック社
チャートの基本を学べる「たった7日で株とチャートの達人になる!」
たった7日で株とチャートの達人になる! 改訂版
¥2,475
チャートとは、一定期間の株価をグラフにして分かりやすくしたものです。投資家が株価を判断するときに、チャートは大切な役割を果たします。しかし、初めて見る人は難しく感じてしまうはず。
そこで役立つのが『たった7日で株とチャートの達人になる!』です。フルカラーの大きな図解で、チャートの基礎から応用まで理解を深められますよ。
分かりやすい言葉で解説されているため、知識ゼロからでも短期間でチャートを読めるようになるでしょう。実践でも使いこなせるよう、事例も豊富に掲載されています。
編:ダイヤモンド・ザイ編集部
出版社:ダイヤモンド社
投資信託について知りたいなら
ファンドマネージャーと呼ばれるプロが運用する投資信託は、少額投資できる商品が豊富にそろっています。さまざまな銘柄で構成されており、低リスクで運用しやすいのも特徴ですね。
投資信託にチャンレンジしたい人にぴったりの本を見ていきましょう!
図やイラストで分かりやすく学ぶ 「改訂版 一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門」
改訂版 一番やさしい!一番くわしい! はじめての「投資信託」入門
¥1,650
投資信託について基礎から学ぶなら、『改訂版 一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門』がぴったりです。基本の用語解説に加え、買い方や解約の仕方など、初心者が不安を抱く点も解消してくれますよ。
税金の優遇を受けられるNISA・つみたてNISA・iDeCoなど、投資信託を利用した制度もカバーしている本です。投資信託で資産づくりをしたいと考えている人にも役立ちそう。
著者:竹川美奈子
イラスト:宗誠二郎
出版社:ダイヤモンド社
インデックスファンドへの投資の有益性を解く 「ウォール街のランダムウォーカー 株式投資の不滅の真理」
ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版>株式投資の不滅の真理
¥2,750
『ウォール街のランダムウォーカー 株式投資の不滅の真理』は、投信会社バンガードの社外取締役を務めた経済学者マルキールが主張する、インデックスファンドの有益性を解説する本です。
根拠として、詳細に分析したデータが挙げられています。難しい内容に見えますが、数式はほとんど出てこず、グラフや表で解説しているのが特徴です。そのため、初心者にも理解しやすい構成になっていますよ。
また、過去に起こったさまざまなバブルについても触れており、読み物としても楽しめる1冊です。
著者:バートン・マルキール
訳:井出正介
出版社:日本経済新聞出版社
著名な投資家の成功への道筋を知ろう
投資で資産づくりをしたいなら、有名な投資家の考え方や行動を学ぶのもいいですね。
世界的に有名な投資家2人の本を紹介します!
カリスマのノウハウを垣間見る 「億万長者をめざす バフェットの銘柄選択術」
億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
¥1,870
有名投資家であるウォーレン・バフェットの、銘柄を選択する方法を解説しているのが『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』です。長期投資を実践するバフェットは、企業を買う意識で銘柄を選択するのだとか。
選択をするときに役立つ基準や、考え方を学ぶためのケースも豊富に収録されています。紹介されている手順に沿って進めることで、初心者でもバフェットのように投資先を決定できますよ。
著者:メアリー・バフェット/デビッド・クラーク
訳:井出正介/中熊靖和
出版社:日本経済新聞出版社
株売買の基本から実践までを学べる「ピーター・リンチの株で勝つ」
ピーター・リンチの株で勝つ[新版]アマの知恵でプロを出し抜け
¥1,980
ピーター・リンチは、アメリカの伝説的なファンドマネージャーです。1977~1990年に運用していた投資信託では、年平均リターン29%という驚きの成績を残しています。
このような投資のプロが、個人投資家向けに稼げる株の選び方を解説したのが、『ピーター・リンチの株で勝つ』です。大きく伸びる株の銘柄を、6種類の区分と13個の特徴で紹介していますよ。
この本を参考にして銘柄選びをすれば、資産を大きく成長させられるかもしれませんね。
著者:ピーター・リンチ/ジョン・ロスチャイルド
訳:三原淳雄/土屋安衛
出版社:ダイヤモンド社
投資本で勉強するときの注意ポイント
ここまで11冊の投資本を紹介しました。まずは、この中から気になるものを選び、勉強してみてくださいね。
ただし、注意点を押さえて学ぶのが大切ですよ。
情報を100%うのみにしない
本に書いてあるからといって、情報が100%正しいとは限りません。例えば、初版発行から時間が経過している本は、事例や制度についての情報が古い場合があります。
投資哲学や基本的なルールは、時間がたっても参考になるでしょう。とはいえ、できるだけ最近発行・改訂された本から選ぶといいですよ。
また、投資のリスクについて触れていない本にも注意してください。よく学んで実践し、収益を上げている人ほど、リスクについてもよく知っているからです。
おいしい話しか出てこない本は、注意した方が良いかも。
読むだけでなく実践することが大切
投資に関する知識の範囲は広く、学びにはきりがありません。そのため、全てを学んでから実践しようと考えていると、いつまでも始められないままです。
基本的なルールやリスクについて学んだら、少額でいいので実際に投資してみましょう!投資額が100円でも100万円でも、銘柄選び・手続き・値動きのチェックなど、やることはほとんど同じですよ。
少額でも実践することで、学んだことを生かしながら投資の技術を高められます。無料でできる口座開設だけでも先にしておくと、その後の実践がスムーズですよ。
投資の本質を理解してから実践に移そう
初心者が投資について学ぶには、本がとても役立ちます。自分の知識や、学びたい投資法に合わせて選ぶといいですね。
ただし、書いてある情報をそのままうのみにするのはよくありません。発行日や最終改訂日から時がたっている本は、内容が古くなっている可能性があります。
基本的な知識を学んだら、実践することも重要です。少額やポイントで購入できる商品を選んでチャレンジすると、リスクを抑えながら経験を積んでいけるかも!