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【みんなのお金の事情 Vol.1】ファイナンシャルプランナーに聞いた!上手にお金を貯める方法

お金について学校で教えてもらえないまま社会人になり、気づけば家計についてはわからないことだらけ…。生活費はこのくらいでいいの? 貯金がうまくできない! など、家計に悩む方は多いと思います。そこでファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんに、MERY読者の家計をチェックしてもらいました!

更新 2021.06.27 公開日 2021.06.27
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20代女子の家計をのぞき見!一体どこを見直したらいいの?

社会に出て働き始めると気になるのが、家計のこと。

「みんなはどのくらい稼いでる?」
「貯金って、いくらぐらいあればいいの?」
「食費や交際費、どこにどのくらいお金を使えばいい?」

…などなど、お金にまつわる悩みは尽きません。自分の家計はもちろん、同世代の人のお財布事情も気になりますよね。

そこで、お金のプロであるファイナンシャルプランナーが、MERY読者の家計をチェック! 気をつけるべきところを教えてもらい、同時にお金の悩みにも答えてもらいます♪

家計を見てくれるのはこの人!

大竹のり子さん

株式会社エフピーウーマン代表取締役・大竹のり子さん
・ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
・ファイナンシャルアカデミー取締役

大学卒業後、金融専門書籍・雑誌の編集者を経て2001年にファイナンシャルプランナーとして独立。正しいお金の知識を伝えることで多くの女性の人生を支援したいという想いから、2005年4月に「女性のためのお金の総合クリニック」として株式会社エフピーウーマンを設立。講演、雑誌、テレビなど多くのメディア出演を通じ、女性が正しいお金の知識を学ぶことの大切さを伝えている。著書に『マネーセンスを磨けば、夢は必ずかなう!』(東洋経済新報社)、『幸せになれるお金の使いかた』(ダイヤモンド社)など。

今回のお悩みは…「生活費の平均金額やお金の上手な貯め方を教えて!」(21歳・会社員Aさん)

21歳女性の家計の内訳表

「お金についてアドバイスしてほしいことは?」をMERYユーザーとMERYのコミュニティ「MERY &」に募集したところ、実際に自分のかかっているひと月のお金を明らかにしつつ、相談してくれた方が多くいらっしゃいました。やはり、自分が適正にお金を使ったり貯めたりできていたりするか?は、関心事が高い様子。

第1回目で取り上げるのは21歳・会社員Aさんのケース。住居費の高さから、東京都内在住の方と推察されます。手取りは約18万円、年収は約230万円、現在の貯金は30万円と回答。

家計の内訳は表の通りです。

お悩み:来年結婚予定ですが、お金を貯めることができません。家計簿もつけてみたことはありますが、いつも中途半端に終わってしまいます。お金の貯め方、生活費の平均金額を教えてください。

スマホ代がやや高め?格安スマホの検討を

シングルの平均生活費の表

こちらは、シングルの方の月の生活費の目安です。家計をチェックした上で、気をつけたほうがいいポイントは?

「住居費は大体月の手取りの20~30%が適正とされているので、18万円の中の7万円はちょと大きいかなと思うものの……都市部在住でしたら仕方ないですよね。地方にお住まいなら、もう少しおさえてほしいところです。

あと気になるのが、携帯代ですね。1万5,000円は割合として少し大きいかな、と。今は格安スマホや安いプランも出ていますし、5,000~6,000円くらいにおさえることも可能です。そこで1万円浮いたら、かなり違ってくると思いますよ」(大竹さん)

まずはとにかく先取り貯蓄を!

続いて、お悩みの「お金の貯め方」について。

「王道ですが、“先取り貯蓄”がはじめの一歩です。給料が振り込まれたらまず最初に取り分けて、毎月一定額を貯めていく。

『あまったお金を貯蓄しよう』ではなく、給料日の直後に自動で振り分けるという仕組みが大事です。

毎月自分で引き出してどこかに振り込もうとなると、忙しくて忘れてしまったり、物入りな月にはやめてしまったりするので、なかなか貯まらないんですね。月に1万でも5,000円でもいいので、自動で貯まるようにしていくことが大切です。

挫折してしまうと意味がないので、最初は1,000円単位でも構いません。まずは無理のない金額から始めてみることが大事です。ちょっとでも貯めるクセをつけていってくださいね。

さきほどの携帯代のような固定費を見直すことで浮いた金額を、そのまま定額預金に入れるといいと思います」(大竹さん)

家計簿は1か月など期間限定でつけてみて

家計簿も続かないとのことですが…。

「家計簿って、好きな人は好きですが面倒くさい人にとっては本当に面倒くさくて続かないものですよね。

家計簿の何がプレッシャーかというと、つけ始めたら終わりがないところなんです。終わりが見えないと、億劫になってやめてしまう。

そういう人は期間限定でつけてみてください。来年結婚するにあたって3か月だけつけてみるとか、毎年1月だけつけてみるとか。期間を決めて、そのときだけ頑張るっていうのであればできそうですよね?

期間限定でも、つけないのとつけるのでは違って、つけてみると意外なものにお金がかさんでいたとか、そういうことが見えてきます。一旦家計を“見える化”することはすごく効果があるんですよ。

例えば洋服が好きでつい買っちゃう、という人の被服費が高くなるのは当たり前なので、意識的に使っているところはいいんですが、自分で意識していないのにすごくお金がかさんでいる部分というのは、浪費が潜んでいる可能性があります」

家計管理におすすめのアプリは「マネーフォワード ME」

シングル女性で多いのは、「出勤前にカフェでコーヒーを一杯とか、仕事帰りのコンビニスイーツとか、ひとつひとつは少額だけど月で見るとかなり使っている、というケース」とのこと。心当たりがある方も多いのでは……!

「家計管理におすすめのアプリを挙げるなら、『マネーフォワード ME』です。クレジットカードや銀行口座とも連動していますし、最初の設定だけ頑張ればすごくラクですよ。

でも、アプリが面倒なら手書きメモでもレシートでも何でも、とにかく月に使っているお金がわかればいいんです。集計も月1回で構いません。ざっくりでいいので、まずは期間を決めてやってみてくださいね」(大竹さん)

結婚するまでは家計の準備期間。今のうちにお金の管理について学ぼう

リボンと計算機とノート

今回の相談者さんは、来年結婚予定とのこと。独身であれば自分自身のお金の管理だけでよかったですが、結婚するとなると、どちらかが一括して夫婦のお金の管理をまとめてやるケースが多いですよね。

「結婚して夫婦2人の世帯になると、家計管理は今よりも複雑になります。今のうちから家計管理の練習をしておくことは意味があると思いますよ」と大竹さん。

今回の回答は、同じ世代の女性なら参考になる部分も多いはず。ぜひ取り入れて、上手に家計を管理していきましょう♡

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