パフと、フェイスパウダー用のメイクブラシの違い?実はよくわかってない…
ベースメイクの仕上げに使うフェイスパウダー。
そんなフェイスパウダーは、パフかフェイスパウダーブラシでのせる。
パフはフェイスパウダーを顔にギュッと密着させて、フェイスパウダーブラシは顔全体にふんわりのせる。なんとなくわかっているけど、実際「パフとフェイスパウダーブラシ、何が違うの?」というのが本音。
フェイスパウダーブラシの使い方やパフとの違いを“なんとなく”しか理解していない曖昧さんは結構多いかもしれません。
今回はフェイスパウダーブラシの選び方、使い方、おすすめのアイテム5選を紹介します!
フェイスパウダーブラシは4つのポイントを確認して選ぼう!
まず選び方を確認する前に、「パフとの違い」をハッキリさせておきましょう!
パフ:マット感があり、パウダーをお肌全体に密着させ、陶器肌を演出したいときgood。細かい部分もムラなくカバーできるので、しっかりメイクをしたいときにぴったり。
ブラシ:フワッとのせて、素肌に近い透明感を演出。フェイスパウダーをのせていることを忘れるような軽やかなタッチで、自然な仕上がりのメイクにしたいときにぴったり。
フェイスパウダーのつけ方には、パフを使ってつける方法と、ブラシを使ってつける方法があります。使い勝手や仕上がりの違いのお好みで選んでください。
出典 www.koji-honpo.co.jp
2つの違いは、パフを使ってつけると、小鼻や目の周りなどの細かい箇所も、しっかりとまんべんなくつけられます。また、マット感のある陶器肌を作りたい時もパフがおススメです。
ふわっとしたナチュラルな透明感を出したい時は、ブラシを使ってつけると、軽くて自然な仕上がりにしてくれます。
また、パフを使ってまんべんなくパウダーをつけた後に、ブラシを使って余分な粉を払うダブル使いは、素肌っぽさのあるツヤ肌に仕上がります。
フェイスパウダーのタイプを確認:プレストorルース
それではフェイスパウダーブラシを選ぶときの4つのポイントを紹介します!
まずは「フェイスパウダーのタイプを確認」すること。
フェイスパウダーにはプレストタイプとルースタイプの2種類があります。
プレストタイプは粉が凝固された状態で、お肌にたっぷりパウダーをのせてしっかりメイクをしたいときにおすすめ。
ルースタイプは粉がパラパラしているので自然な仕上がりのメイクにぴったり。
それぞれのフェイスパウダーのタイプを確認し、タイプに合ったブラシを選ぶことが重要です。
用途に合わせて、先端の形状をチェック
続いては「先端の形状」をチェックすること。
フェイスパウダーブラシは、いろんな形があります。
種類が多いので「どれがいいの?」と悩んでいる人もいるはず。
そんなときは用途に沿って、先端の形状をしっかりチェックしてから購入しましょう。
たとえば斜めにカットされた形状は、毛の流れに沿ってそのままスッとパウダーをのせられるので仕上げのフェイスパウダーやハイライトにgood。
平筆は往復運動に適し、同じ場所に何度かのせるときに◎。
丸平筆は肌にツヤを出し、フェイスパウダーを発色させるのに適しています。
斜め…ご自身で使用されるときに筆を起こす必要がないので使いやすいです。フィニッシング、ハイライトに最適。
出典 www.hakuho-do.co.jp
平…フィニッシング、パウダーとしても使用でき、往復運動に適していますからシェーディングも上手く入ります。
丸…オーソドックスなパウダー用筆です。回しながら毛先を滑らせるように使用します。お顔に薄づきでありながら満遍なくパウダーをのせるのに適しています。
丸平…肌にツヤを出すのに適しています。発色をさせやすい形状です。パウダー用。
お肌を傷つけない、毛の素材を確認
続いては「毛の素材」を確認すること。
フェイスパウダーブラシは「人工毛」と「天然毛」の2種類があります。
最近はどちらもあまりクオリティが変わらないものが多いですが、実際に顔に使うときにチクチクした毛だとお肌を傷つけてしまうので、どちらの毛でもお肌に合った素材を選ぶのがいいかも。
お家で使う通常サイズと旅行などで持ち運ぶときのコンパクトサイズ
続いては「サイズ」を確認すること。
お家で使う通常のサイズと、コンパクトに使えるトラベル用のサイズがあります。
普段は通常サイズを使い、持ち運び用や旅行用には小さめのコンパクトサイズを使うのがgood。
どちらも用意しておくことで、シチュエーションに分けて使い分けることができますね。
フェイスパウダーブラシの使い方、ここでしっかり確認!
のせすぎ注意!手の甲にのせてから、顔にのせる
フェイスパウダーブラシの選び方を確認したところで、次は使い方もチェックしていきましょう!
まずは「手の甲にのせてから顔にのせる」こと。
フェイスパウダーをのせすぎると、粉っぽさが顔に残り、せっかくの「ナチュラル感」が台無しになってしまうことも。
まずは毛先にパウダーをとったら手の甲にのせ、量の調整をし、顔全体にフワッとのせることを心がけましょう。
顔の中心からフワッと!一箇所に固まらないように注意
塗り方は「顔の中心から」がおすすめ。
一箇所に固まるようにのせてしまうと、ムラができる可能性があります。
顔の中心からパウダーをのせ、そこから顔全体に広げるように、フワッとのせることを心がけましょう。
プレストタイプのパウダーなら、ブラシの毛を寝かせて、表面を優しく撫でるようにのせればふんわりとしたナチュラルな仕上がりになるみたい。
ブラシの毛を寝かせるように肌に当てたら、顔表面を優しくなでるようにパウダーをつけていきます。プレストパウダーは密着力が高いので、ひとなで程度で◎。
出典 www.shiseido.co.jp
ムラを防ぐなら、くるくる満遍なくのせて
続いては「くるくる満遍なくのせる」こと。
ムラができないように、顔全体にパウダーを満遍なくのせるなら、くるくるのせることがポイント。
くるくる円を描くようにのせることで、小さな毛穴にもパウダーが密着し、お肌に自然に馴染むんだとか。
くるくると円を描くようにブラシを動かすことで、しっかりとパウダーを肌になじませることができます。目や鼻周りは、ブラシの先端を使ってピンポイントでなじませましょう。
出典 www.shiseido.co.jp
おすすめのフェイスパウダーブラシ5選
資生堂:ファンデーションブラシ131
ファンデーション ブラシ 131 専用ケース付き
¥1,980
こちらはフェイスパウダーブラシのなかでもとても人気が高いアイテムです。
毛の質・長さ・斜めフラット面の3つの効果で、ナチュラルな仕上がりに。
肌にしなやかにフィットし、ムラのない素肌のようなお肌に導いてくれるんだとか。
専用ケースもついているので、しっかり保管もできそうですね。
ARTISAN&ARTIST(アルティザン&アーティスト):熊野筆 フェイスブラシ 7WM-PF01
熊野筆 フェイスブラシ 7WM-PF01
¥14,300
リス毛の最高級「灰リス」と山羊毛の中でも希少価値の高い「粗光峰」をブレンドした天然毛。
お肌に優しい毛質はもちろん、発色の良さも兼ね備え、ツヤのあるお肌に導いてくれるんだとか。
ブラシの毛が大きめなので、全体にフワッとのせるときにぴったりのサイズかも。
RMK:フェイスパウダーブラシ
灰リス毛と山羊毛をブレンドした豊かな毛量のブラシ。
顔にふんわりと均一にパウダーをのせ、ナチュラルな仕上がりにしてくれるみたい。
ムラのない仕上がりにしてくれる、大きめのブラシなので、初心者さんも使いやすいかも。
価格:6,600円
(画像:下、右から5番目)
Visee AVANT(ヴィセ アヴァン):フェイスパウダーブラシ 04
フェイスパウダーブラシ 04
¥1,650
顔全体はもちろん、細かいところもしっかりパウダーをのせられるコンパクトなサイズ感が特徴。
お肌に優しい柔らかな毛質で、洗っても傷みにくい人工毛を使用しているみたい。
細かなところから全体まで、このブラシひとつでメイクの仕上げに。
チークブラシとしても使うことができるので、兼用してもいいですね。
TAUHAUS(タウハウス):オートパウダーブラシ Mineral-01
オートパウダーブラシ Mineral-01
¥1,210
毛先が細く、柔らかいナイロン毛を使用しているので、お肌に優しいのがgood。
毛先のウェーブが粉含みをよくし、まとまった綺麗な仕上がりになるんだとか。
コンパクトなサイズなので旅行用はもちろん、外で化粧直しをするときの持ち運び用にもぴったりですね。
いつものメイクを、フェイスパウダーブラシでちょこっと格上げ!
フェイスパウダーブラシ、もう選び方も使い方もしっかり確認できた!
“曖昧さ”とはもうおさらばできそう。
今回紹介した選び方、使い方、おすすめアイテムをチェックして、いつものメイクをフェイスパウダーブラシでちょこっと格上げしましょ♡