守られた世界からいきなり放たれて

これまでは言われた通りにすること、決められた道を進むことが正しいとされた人生を歩んできた。
そんな家族や学校に守られた生活を卒業し、気付いたら「これからどうしたいの?」と聞かれる年齢になった。
自分の将来設計に足元がすくんでしまう

いきなり放たれた自由な世界。
正直、これまで「自分の人生」について深く考えたことなんてなかったから、思わず足元がすくんでしまう。
これからどうやって自分なりの道を見つけたらいいのだろう。
立ち止まりたくなる理由
周りが自分より遥か先を進んでいるようで

「○○へ進学することにしたんだ」「就職先から内定をもらったの」。
周りが将来を決めていく姿は、もちろん喜ばしいことでもあるけど、「自分はまだ何も決まってない…」と自分と比較して焦ってしまうこともありますよね。
心にずっしりと重りがのしかかる感覚_。
自分の理想通りに事が運ばなくて

「こうしたい」という自分の目標や理想に向かって進んではいるけど、上手く事が運ばなくて。
チャレンジをするものの、失敗の連続で自分に自信がなくなってしまったり、ひどく落ち込んでしまうこともあるかと思います。
「色々と難しいな…が正直なところ」
自分や不確実な未来への不安が先行して

不確実な未来だからこそ、不安で頭がいっぱいに。
「自分には良さや能力なんてあるのだろうか」「将来、幸せな生活を送れるだろうか」。
自分の人生を推し進めることへの不安で胸が押しつぶされそうになることもありますよね。
自分の人生、焦らなくてもいいんだよ
周りのペースに合わせなくても大丈夫

でも、自分の人生、焦らなくてもいいいのです。
周囲のペースに合わせなくてもいいのです。
悩んでいる時期は、ストレスを感じたり苦しいと感じる瞬間もたくさんあると思いますが、自分が納得をした人生を突き進んでいくことのほうが自分の人生の豊かさに繋がると思うのです。
悩んだ時間ほど、人生の糧に変わるから

とんとん拍子で事が運ぶともちろん嬉しいですが、悩んだ時間ほど、その後の人生の糧に変わるはず。
また、同じような悩みを持つ人の心の痛みを理解できたり寄り添えるようになる。
人生に行き詰まることは、決してデメリットだけではないんです。
自分を見つめ直すチャンス

毎日の生活の中で、5・10・15年後の未来の自分について考える機会って意外と少ないもの。
目の前のことに追われていたり、余裕がなかったりすると、いつの間にか時間だけが過ぎて修正が難しくなる…なんてこともあるかもしれません。
自分の将来設計を立てることは、自分を見つめ直す大きなチャンスなのです。
行き詰まってしまった時
広い視野が持てるようなリフレッシュを

人生への行き詰まりから、脱出したいと思ったら。
おすすめなのが、広い視野を持てるようなリフレッシュ法を取り入れること。
大自然に囲まれたり、新しい視点をくれる友人や先生に相談したり、気持ちが新たになるような映画を鑑賞したり…。
「自分の悩みは、なんてちっぽけだったんだ」と思えるようなリフレッシュ法を取り入れてみましょう。
身の回りのものを色々と手放してみる

身の回りのものを色々手放してスッキリさせることで、気持ちを入れ替えることができそうです。
家の要らないものを捨てたり、人付き合いを見直してみたり、ストレスの要因を取り除いてみたり。
自分に余裕を感じられるようになるためにも、身の回りの整理整頓がおすすめです。
自分なりのコンパスを見つける方法
どんな自分になっていたいか自問自答する

最後に、自分だけのコンパスを見つける方法を紹介します。
一つ目は、「どんな自分になっていたら幸せか」を自問自答してみることです。
「バリバリ仕事をこなす女性になりたい」など、漠然としていて大丈夫なので、まず書き出してみましょう。
理想に対して、今の自分はどこにいる?

「バリバリ仕事をこなす女性になりたい」という理想があるとしたら、そもそもバリバリ仕事をこなす女性ってどういう人で何が必要なのか。
具体的に掘り下げてみて。
そのあと、今自分が理想に対してどのあたりにいるかを再確認してみましょう。
「今」からできそうなことから進めてみよう

自分のいる地点を確認したら、「今」からできることをリストアップしてみましょう。
これだったら、できるかも!と思えるようなほんの些細なことでも大丈夫。
継続できそうなことから、手をつけてみてくださいね。
自分なりのペースで、歩き出して

自分の人生を決断しなければ…と思うほど、何も手が付けられなくなる。
殻に閉じこもってしまって、自分を否定したい気持ちに駆られてしまう。
そんな時は、深呼吸をして一旦問題から離れてみるのも一つの手。
周りが自分より先を進んでいるように感じることもあると思うけど、自分なりのペースで大丈夫。
焦らずゆっくりと進んでいこう。