「エモい」じゃ片付かない一年だった。忘れないように振り返る、私達の卒業までの青春
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「エモい」じゃ片付かない一年だった。忘れないように振り返る、私達の卒業までの青春

はじめてのことだらけで新鮮だったこの一年を過ごした中学生・高校生たちに贈る記事です。初めてのオンライン授業や度重なる学校行事延期で、気分が落ち込む日々もあったはず。けれど、フェイスシールドを可愛くデコレーションするなど、こんな状況でも楽しさを見出した私たちはきっとこれからも大丈夫。

更新 2021.03.22 公開日 2021.03.22
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忘れられないような一年を過ごした

誰も経験したことのない一年を過ごした。ましてや、感受性の豊かな学生の時に。

青春を棒に振ったような気持ちに駆られて、虚無感に襲われた瞬間もあったけれど、それでも私たちはその瞬間を生きていた。

卒業を迎えた中高生の私たちがこの一年をどう過ごしていたのか。皆それぞれ、思い思いの青春があったはずだ。

この一年間の、ありふれた日常のワンシーンをちょっぴり感傷的に、振り返ってみたいと思う。決して「エモい」の一言では片付けられなかった、貴重なこの一年を。

[春]画面の中でしか会えなくて

経験したことないことばかりで混乱していた春。今まで当たり前のように顔を合わせていた友人や先生とは、画面の中でしか会えなくなった。

新学年への期待が膨らんでいて、通学バッグやリボンタイを新調したのにな。お披露目する機会はまだまだ先になりそうだ、ってちょっぴり落ち込んだり。

けど、オンライン授業の良さもあった

ノートパソコンで授業を受けるのは新鮮で、楽しいことも多かった。体育の授業を画面越しに受けた時は、親に見られるのがちょっぴり恥ずかしかった。

パソコンをカタカタ操作する自分は、なんだか大学生/社会人になったような気持ちになって、少し大人に近づけたような気持ちにもなった。

▽:外出時のマスクのバリエーションだってグッと増えた

マスク ピンク 10枚入

¥650

今まで「白」ばかりだったマスクのカラーバリエーションが増えた。ピンクなど、顔色を良く見せてくれるような種類も新しく発売されて、マスクファッションを楽しむのも新鮮だったり。耳が痛くなりにくい仕様が特徴的。

[夏]忘れられない夏休み

プールや海、花火大会にBBQなど様々な夏のイベントが中止になった。「こんなはずじゃなかったのに」なんて寂しくなる夏休みであったことは否定できない。

真夏のマスクもなかなか息苦しくて、マスクの中は汗がだらだら流れていた。

けど、少しずつでも前進した夏だった

まるで時が止まったかのように感じたことも多かった春を終えると、夏は少しずつでも前進があったように思う。

延期になった学校行事の準備を少しずつ進めたり、受験を控えている学年だと、学校や塾で夏期講習だって受けた。明確に先が見えない時期でも、その時を踏ん張れた私たちはとても偉かったと思う。

エコバッグという新習慣が

2020年7月1日からレジ袋が有料化して、エコバッグを持ち歩くようになった人も多いのでは。学校や塾に行く前に立ち寄ったコンビニで毎回レジ袋を購入するのが、もったいないと感じたり。

どこか個性的で人と被りにくい『BAGGU(バグゥ)』のエコバッグがオススメ。今からでも、新しいエコバッグをゲットしてみて。

[秋]気が付けばもう涼しくて

もう、この新しい生活スタイルにも慣れてきた秋。気が付けばもう、涼しくてマスクも夏ほどは苦しくなくなった。

本来春や夏に行う予定だった、延期になった学校行事も注意をしながら慎重に行われた。本当は、もっと大声を出して盛り上がったり、みんなの顔が全部写るようにたくさん写真を撮ったりしたかったけど。

けど、私たちは楽しさを見出すのが上手だった

けど、私たち中高生のポジティブマインドは侮れない。どんな状況でも、楽しさを見出すのは上手だった。

マスクとはまた違ったアイテムの「フェイスシールド」を、自分好みにデコレーション。シールやペイントで、可愛らしくデコレーションしたフェイスシールドと共に青春を過ごしたなんて、こんな思い出後にも先にもなかなかない。

▽:PLAZA(プラザ)のシールがやっぱりめちゃ可愛い

ミセス・グロスマン ロールステッカーボックス

¥1,650

8本のロールタイプのステッカーとアイデアブックがセットになったステッカーボックス。ゆめかわいい幻想的な色合いのシールで、自分好みにデコレーションできそう。中央には「ステッカーアートアイデアブック」が入っていて、色々な楽しみ方もできます。
©2019 MGPC

[冬]終わらない冬はなくて

一年の終わりを意識し始めた冬。何かを成し遂げられたかな、なんて振り返ってみるけれど、新しい生活スタイルに柔軟に対応して、楽しさを見出した私たちはそれだけで合格点をあげたいと思う。

年末年始は特に、会わない勇気の重要性も感じた。

予定通りに実施された試験

特に受験生の方にとって心配だったのが、予定通り入試などの試験が行われるかということ。
どうなることやら、と心配されていましたが、様々な対策のもと無事実施された学校も多かったと思います。

会場の入り口で、お世話になった先生たちからの激励を直接受けることはできないとか、例年と違う部分もあったけれど、行われて一安心だった。

それでも私たちは卒業する

先輩の卒業や、自分たちの卒業を意識し始める頃。

もしかしたら、例年のような送り出し方・送り出され方はできないかもしれないけれど、どうにか楽しむことができないか、企画を考える力が伸びた気がする。

きっとこの青春は忘れない

はじめてのことだらけだったこの一年と、青春が重なった私たち。私たちの青春の一ページとして、強く切り刻まれたことは間違いない。
卒業おめでとう。

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