NYタイムズ“2020年の100冊”がアツい!リストインした4作品を徹底解説
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NYタイムズ“2020年の100冊”がアツい!リストインした4作品を徹底解説

毎年『The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』はその年に注目された100冊の本を発表していますよね。今年の“100 Notable Books of 2020”には、なんと日本発の作品が4つもリストイン。そこでこの記事では『夏物語』などの4作品を紹介します♡ぜひ手にとってみてくださいね。

更新 2020.12.27 公開日 2020.12.27
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“今年の100冊”に4作品がリストイン♡

アメリカはニューヨークに本拠地を構える、大手新聞社の『The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』が毎年発表している“今年の100冊”リスト。

その一年を象徴するような作品が多く選出されることから、例年心待ちにしている、なんて方も多いのではないでしょうか。

そんな注目の“100 Notable Books of 2020”に、2020年は日本で活躍する作家の作品がなんと、4つもリストイン◎

そこでこの記事では、その4作品と、それぞれの作家さんのオススメ作品もプラスでご紹介していきます。

1:夏物語/川上未映子さん

まず最初にご紹介するのは、川上未映子さんの『夏物語』。
川上未映子さんの作品の中でも一番長い大作になったというこちらは、この世界に生まれることや生きていくことの意味を考えさせられる一冊。

生命にまつわる熱く純粋な想いが独特の世界観で書き上げられているため、ページをめくる手が止まらなくなりそう。

題名:夏物語
作者:川上未映子
出版社:文藝春秋

芥川賞を受賞した作品も

乳と卵

¥550

こちらは同作家、川上未映子さんの代表作とも言える『乳と卵』。
芥川賞を受賞したというだけあって、とっても話題になっていましたよね◎
関西弁で綴られる、女性として生きることのありのままの現実には惹きつけられるものがあるハズ。

題名:乳と卵
作者:川上未映子
出版社:文藝春秋

詩集もチェック

先端で、さすわ さされるわ そらええわ

¥1,430

こちらの『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』は、中原中也賞を受賞した川上未映子さん初となる詩集。
女性の身体にまつわる作品たちは、ストレートな切り口と織り交ぜられるユニークさが特徴的です。

題名:先端で、さすわ さされるわ そらええわ
作者:川上未映子
出版社:青土社

2:地球星人/村田沙耶香さん

2作品めは、村田沙耶香さんの『地球星人』。
芥川賞受賞作品の『コンビニ人間』がきっかけで、 村田沙耶香さんのことを知っているという方も多いのでは?

私たちが普段何気なく生きるこの社会を、「地球」と「地球星人」という観点から捉えることで、これまでにない全く新しい衝撃を味わえる作品になっているんです。

題名:地球星人
作者:村田沙耶香
出版社:新潮社

話題になったこの一冊!

コンビニ人間

¥638

第155回芥川賞受賞作品として一躍有名になったこちら。
特徴的なタイトルから、記憶に新しいという方も多いハズ。
“普通”と“狂気”の境目を絶妙に描き出すその表現力に、どんどん続きを読みたい気持ちが高まります。

題名:コンビニ人間
作者:村田沙耶香
出版社:文藝春秋

新鮮な角度からの切り込みが面白い

丸の内魔法少女ミラクリーナ

¥1,760

現代社会が抱えるさまざまな問題に作者独自の観点から切り込んでいくこちらの作品。
風刺的な内容も、どこかコミカルな文体で描かれているので、難なく読めるハズ。

作者:村田沙耶香
題名:丸の内魔法少女ミラクリーナ
出版社:KADOKAWA

3:ユージニア/恩田陸さん

続いては、その巧妙さが話題となった恩田陸さんの「ユージニア」。
推理小説が好きな方だけでなく、普段はあまりそういうジャンルは読まない…なんていう方にも手に取ってほしい作品なんです。

従来のミステリ小説とはまた異なる新しさを盛り込んだこの作品は、一度読んだら衝撃を受けるハズ。

映画を観たことがある人も多いかも?

夜のピクニック

¥703

とある高校の行事を通して、青春という誰しもが経験する時代を丁寧に描き出すこちらの一冊。
映画も原作にとっても忠実ですが、文字で読むのはまた違った良さが見つけられるハズ。

題名:夜のピクニック
作者:恩田陸
出版社:新潮社

音楽の世界に酔いしれて

蜜蜂と遠雷

¥1,980

ピアノという一つの楽器と、真摯に人生をかけて向き合う主人公の姿を描き出したこちらの作品は、芥川賞受賞作品。
クラシックや楽器には詳しくないという方でも、音楽の世界にどっぷりと浸かれるような一冊です。

題名:蜜蜂と遠雷
作者:恩田陸
出版社:幻冬舎

4:JR上野駅公園口/柳美里

最後にご紹介するのは、こちらの『JR上野駅公園口』。
現代日本が抱える日本の闇をありありと描き出したこちらは、柳美里さんの作品です。

劇作家出身ということで、「斬新かつ独特な語り口が面白い」と読書家の間で話題になったみたい。
まだ柳さんの作品を読んだことがないという方は、ぜひ手に取ってみて。

題名:JR上野駅公園口
作者:柳美里
出版社:河出書房新社

生きることのリアル

人生にはやらなくていいことがある

¥858

家庭の不和、いじめ、出版差し止め裁判など、壮絶なその半生を作者自身が振り返るこちらの作品。
とにかく人生の学びが詰まったこちらの本は、新書を普段あまり読まないという方にも、ぜひトライしてほしい一冊です。

題名:人生にはやらなくていいことがある
作者:柳美里
出版社:ベストセラーズ

作家として生きること

貧乏の神様

¥1,540

月刊『創』との「原稿未払い騒動」について書かれたブログがまとまったこちらの作品。
実際に作者が体験したからこそ表現できる「作家」という職業の苦しさ、難しさには目を見張るものがあります。

題名:貧乏の神様
作者:柳美里
出版社:双葉社

読みたい本リストに追加して♡

どれも魅力的な4冊。
読みたい作品リストに追加すれば、より楽しみが増えるハズ。

明日はどの本の表紙を開こう?

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