日常が違って見える

好きな人や気になる人ができると日常が違って見える。
何をしても楽しく感じるし、なんだか普段よりも何もかもが色づいているような。

付き合う前の距離感を縮めていくのってドキドキしていいですよね。
今回は深夜の電話でぽろっと出た本音から恋が加速しだしそうな彼と私のお話です。
それは深夜の電話で知った本音
付き合う前の楽しい電話。
お互いに「時間大丈夫?」「明日の朝早くない?」なんて言い合いながら、全然切るつもりなんてなかったり。

恥ずかしくって素直になれない私。
何度もしている深夜の長電話でもなかなか自分の思っていることを言えずにいるんです。
そんなある日のこと、彼が突然質問してきたんです。
「俺のことどう思っているの?」って。
私はついびっくりして、恥ずかしくて上手く答えられなかったんだ。

彼は女友達が多いけれど、恋愛対象として見られないことに悩んでいたのを知っていたから。
ああ、私のこともどっちなんだろうなって思っているんだなってこの質問から伝わってきたの。
思い切って聞いてみたの

思い切って聞いてみたの。
「じゃあ私のことはどう思っているの?」
「私は友達でしょ?」って。
私は、そんなに彼の気持ちが高まっているなんて思っていなかった。
だから自分で質問したのにもかかわらずドキッとしてしまったし、嬉しかったんだ。
会って話そうよ

「いいよ」と会うことにOKしたけれど本当に会って大丈夫だろうかと悩んでいた。
なぜなら、もし会ってから「やっぱり友達かも」なんてなったら彼は悲しい思いをするだろうと考えたから。

そんな雰囲気を察したのか「2人で1回会ってから考えようよ」と彼は言ってくれて。
その言葉にちょっと救われたりなんかして。
電話の最後に

もし付き合ったらどれくらいの頻度で会いたいのか、なんて話に。
まだ付き合ってもいないのに、気が早いな~と思ったけれどちょっと気になってお互いに聞きあって先に言ってほしくて譲り合うのも楽しくて。
彼がだんだんと本音を話し出して「電話してたら会いたくなる」とか私よりも会いたい頻度が多いことを知って嬉しかったり。

そんな話を聞いていたからだろうか、私の中でもっと彼のことが知りたいという気持ちが、あふれ出てきて今までの緊張や恥ずかしさについに勝った。
普段から会いたいって自分から言うの?なんて聞いてみたんだ。
深夜の電話は心理戦?かも

私が心を開いたのはもしかすると彼に誘導されるような形だったのかもしれない。
でも、その前に「どう思っているの?」と質問返しした私もこの流れをつくったのかもしれない。
だから結局どちらの思うとおりになったのか、それは分からないまま。