逆に「追い込まれないと動けない」は長所。やる気を引き出す‘マイペース締切’とは
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逆に「追い込まれないと動けない」は長所。やる気を引き出す‘マイペース締切’とは

所謂「追い込まれないとやる気がでない、動けない」という性格は、一見短所のように捉えられがち。しかし実際には、追い込まれさえすればやる気が出るのだから上手に締切を設けて、無理のない程度に自分を追い込めば、大体のことは為せるかも。日常の些細なことから、ダイエットや資格勉強・課題まで、腰の重い事柄の具体例を挙げながらご紹介。

更新 2021.01.07 公開日 2021.01.07
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つまり、追い込まれたら動く

──如何せん、面倒くさい。
やらなくてはいけないこと、明らかやった方がいいに決まっていること、色々あるのに腰が重い。

私は「追い込まれないとやる気がでないタイプ」でこの性格にずっと悩まされ続けている。
まだ大丈夫、まだ大丈夫と自分に言い聞かせてしまう癖があるのだ。

しかし「追い込まれないとやる気がでないタイプ」とは、逆に長所ではないだろうか。

つまり、追い込まれさえすれば行動することができるのだ。自分で締切を設けることさえできれば、行動に移すことができる。自分の進度にあった‘マイペース締切’を設けてみよう。

腰が重い順別に、日常の些細なことから大きなことまで幅広くご紹介。

★☆☆「日常生活の行動」

日常の些細なことも、先送りにしてしまっていることはありませんか?

例えば……
・早くお風呂に入らなくてはならないのに入れない
・スケジュール調整の返答を早くしないといけないのに面倒くさい
・溜まった家事を片付けるべきなのにできない

日常の些細なことも、それぞれ締切を設けて追い込んでしまえば案外簡単に行動できるかも。

Zoom飲みなどの予定を入れる

まず「早くお風呂に入らなくてはならないのに入れない」のならば、お風呂の後に予定を入れてみて。

例えば、仲が良い友人たちとの朝まで続くことが予想されるZoom飲みなどを入れたら、それより先にお風呂に入っておきたくなるかも。
「Zoom飲みまで」という締切が突き動かしてくれるかもしれません。

事前に「〇日間返信なかったら…」を決める

そして「スケジュール調整の返答を早くしないといけないのに面倒くさい」のならば、できるだけ短い締切を設けた方が良さそう。

予めその友人たちと「スケジュール調整の最中に、〇日間返信がなかったら予定をなかったことにする」などのルールを設けてみるのはいかが?
「〇日後まで」という具体的な締切は焦りますよね。

友人などを家に招く

また「溜まった家事を片付けるべきなのにできない」のならば、定期的に友人や恋人、家族などを家に招いてみるのが良いかも。

流石に、他人に家の中を見られる時に溜まった洗い物や、干しっぱなしの洗濯物は片づけるはず。

★★☆「ダイエット」

「痩せたいな」と思いつつ、特にこれといった行動には移せないまま月日ばかりが過ぎたり。

何か「絶対に痩せたいと思うようなイベント」がないと、なかなかダイエットに取り掛かることって難しいですよね。無理のない締切・期限を考えてみましょう。

次の季節の服を予約購入する

健康的に理想の体型になるためには、ある程度の期間が必要。短期間での急激な体重の変化は、体に悪影響を与えてしまいます。

丁度良いのが、次シーズンの服を購入すること。特に憧れのハイブランドの商品が、より焦燥感を促すためオススメです。

「予約購入した念願の商品が届くまで」という締切を設けたら、その服着たさにダイエットを頑張れるかもしれませんね。

SNSに自分の姿を投稿する

打たれ強い人は、思い切ってSNSに自分の姿を投稿してみるというのも効果的かもしれません。

良くも悪くも様々な意見が飛び交うSNSで、自分の姿を載せた時、体型に対して批判的なコメントも来るかもしれません。

「次の投稿をするまで」という締切で、少しでも痩せようとやる気がでる人もいるかも。

SNSの中でも、最近ダイエット界隈で流行っているのが『TikTok(ティックトック)』の「#ダイエットのおねえさん」というもの。

アバターのエフェクトを付ければ、顔だけ二次元化されます。体型を映して、身長や体重などを一緒に載せている人が多い印象。
途中過程を不特定多数の人に見てもらえることで、モチベーションも維持しやすそうです。

ダイエット仲間と締切を設ける

あるいは、同じタイミングでダイエットを始めるダイエット仲間を作り、共通の締切を設けてみるとか。

「〇月△日までには、二人で計5kg痩せられるようにしよう」などと複数人で目標を立てることで、足を引っ張るわけにはいかないと思って頑張れるかもしれません。

★★★「資格勉強や課題」

TOEIC(トーイック)や英検などの資格勉強、あるいは学校で出される宿題や課題などを、早くこなさなくちゃいけないのに、なかなか勉強を始められない時ってありますよね。

しかも「勉強」となると、なかなか億劫に感じてしまう方も少なくないのではないでしょうか。

直近の試験に早速申し込む

TOEICや英検など、自分で申し込んで試験を受けるものは「ある程度勉強が進んだら申し込もう」ではなく「まだ勉強が進んでないけど、とりあえず直近の試験日を申し込もう」と考えるのがベター。

その残りの数か月間で、必要に駆られて勉強を否応なしに始められるかも。

実際より早めの提出日をメモする

宿題や課題などは、実際の締切よりも少し早めの提出日を手帳やスマホにメモしておくと良いかも。

「実際の提出日は確か違うんだよなあ」などと記憶にありつつも、実際の提出日を調べるのも面倒だったりして、それまでに間に合うように課題を終わらせられるかもしれません。

やる気のスイッチが明確だから

「追い込まれないとやる気が出ない」は短所なんかじゃない。逆に言えば「追い込めばやる気が出る」という、やる気のスイッチが明確なだけ自分のことも扱いやすくなるはず。

上手に締切を設けて、目標を達成しよう。

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