楽しいデートでも、ちょっと困る瞬間がある
男性と二人で楽しくご飯を食べる機会、場合によってはおこりうる‘奢りor割り勘問題’。
「女性には食事代を奢りたい」という男性がいる一方で、「奢ってもらうのはちょっと苦手…」という女性の方もいるでしょう。
かといって、奢ってあげたいという男性の善意を無下にもできないし…と悩んでしまいますよね。
奢られるのが苦手なのは、どうして?
平等じゃない気がしちゃう
お金を出してもらうことを、‘借りを作ってしまった’と感じてしまう方もいるでしょう。
特に、相手が彼氏や交際を考えている人だった場合は、「これからも対等じゃない関係が続くのかな」なんて不安になってしまいますよね。
お礼に何をしようか気を遣う
先述したように、借りを作ってしまったと感じてしまうからこそ、「お礼に何かしなくちゃ」と気を遣ってしまう方もいるでしょう。
その思いがストレスになってしまうと、せっかく楽しく食事をできたのに良い気持ちになれず、悲しいですよね。
好きなものを食べづらい
また、お金を出してもらうとなると、食事の時に気を遣ってしまうことも。
好きなメニューを選びづらくなったり、苦手な食べ物や飲み物を無理して注文したり…など、のびのびと過ごしづらく感じる方もいると思います。
奢る男性の気持ちを理解しよう
でも、「自分の気持ちを理解してほしい!」と思ってばかりではなく、食事代を奢ってあげたいと思う男性の気持ちを理解して歩み寄ることも大切です。
なぜ食事代を奢る・多く出してあげたくなるのかを考えてみましょう。
これから挙げることが全ての男性に当てはまるとは限りませんが、自分の中で腑に落ちてスッキリするかもしれません。
邪な意味はなく、ただ何かしてあげたい
「食事代を奢りたがる人って、下心がありそう…」と疑心暗鬼になる方もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
自分から誘ったから、一緒にいて楽しかったから、自分に時間を割いてくれたから…などの感謝の気持ちを伝えたくて、何かしてあげたいと考えた結果、食事代を奢ることに行きついたのかもしれません。
「私も楽しかった」ときちんと伝えると、お互い気持ち良く過ごせるかもしれませんね。
かっこつけたい、ケチだと思われたくない
良い所を見せたい、ケチだと思われたくない…という気持ちがあって、食事代を奢るという方もいるみたい。
「上に立っていたい」という自分勝手な思いではなく、あなたに信頼してもらいたいからこその考え方かもしれませんね。
自分の方が多く飲み食いするからむしろ平等
食事デートにおいて、女性よりも男性の方が多く飲み食いするということはよくあるはず。
だからこそ、「自分が奢る、もしくは多めにお金を払う方がむしろ平等なのでは?」と考える男性もいるでしょう。
対等であることを望んだ上でお金を払おうとしているのであれば、借りを作られたくないという考え方の女性と価値観は合っているかもしれませんね。
何も考えていない、深い意味はない
「特に深い意味はないけど、女性に食事を奢るのは当たり前だと思ってる」なんて方ももしかするといるのかも。
もし話を聞いてみて彼がそう考えていると分かったら、思い切って奢ってもらうのは苦手だと伝えた方が良いかもしれません。
お悩みを解決できる、ちょっとした工夫
「次は私が奢るね!」で平等に
「奢られるのは好きじゃないから割り勘にしたい」と伝えると、男性によってはもやっとしてしまうかも。
それよりも、「じゃあ次は私が奢るね!」と明るく伝えた方が、男性も気持ち良くその場では奢りつつ、次の食事の際は躊躇せず自分に甘えてくれるかもしれません。
さり気なく次のデートの約束もできるので、気になる人との食事の際に是非言ってみて♡
相手の気持ちを理解しようとする
先述したように、「どうして彼は私の食事代を出そうとするのか」を理解するのも大切です。
‘食事代を奢りたがる男性’と一括りにできても、考え方は人それぞれ。
彼と仲を深めて考え方や価値基準を知ることで、どうすればお互い気持ち良く食事デートを楽しめるかが分かるかもしれません。
奢ろうとする姿勢に対して、「ありがとう」
奢られるのが苦手というあなたは、‘男性にお金を出してもらうのは当たり前ではない’という素敵な考え方のできる自立した女性でしょう。
だからこそ、話し合って割り勘することになったとしても、結果的に奢ってもらうことになったとしても、食事代を出そうとしてくれた相手の姿勢に対して‘ありがとう’と感謝を伝えるようにしましょう。
そういったきっかけで信頼関係が深まり、彼が心を開いてくれれば、いつか対等にお金を出し合えるようになるかもしれません。
‘奢り問題’よりも大切なことを意識して
‘奢られそうになった時、どうしよう’ということに気を取られ過ぎて、食事を純粋に楽しめなくなるのは悲しいですよね。
特に、意中の人相手となると、‘付き合いたいけど、ずっと気を遣わなくちゃいけないのかな…’と不安になるはず。
でも、相手に気持ち良く、楽しく過ごしてもらうためには、食事代よりももっと大切なことがたくさんあります。
礼儀正しく、その時間を楽しもう
【男性が女性にグッとくる】
出典 cancam.jp
1位 いただきます・ごちそうさまを言う(37.3%)
2位 食べ方がキレイ・良い(37.0%)
3位 店員への態度がいい(31.3%)
4位 美味しそうにたくさん食べてくれる(27.6%)
5位 レストランを事前に予約してくれる(25.7%)
「またこの人と一緒に食事をしたい」と思ってもらうために、ちゃんと挨拶をしたり、マナーを守ったりなどの当たり前のことを改めて意識してみてくださいね。
分かり合えたら、もっと仲良くなれるはず
‘奢りたい男性 vs 奢られたくない女性’
…と考えると、対立していて難しいように思えるかもしれません。
でも自分と相手が、どうしてそう思うのか、どういう考え方なのかを知れば、お互いの気持ちを分かり合えてもっと仲良くなれるかも♡