〇〇っておバカっぽいよね(笑)

友達との雑談中、言われた言葉。
「実際に頭悪いとかじゃなくて、〇〇っておバカっぽい話し方だよね!」
なんて失礼な…!とは思うけれど、実はこれを言われるのは初めてじゃないし、直したいとも思っている。
でも、どう話せば「おバカっぽい」を卒業できるの?
スマートな話し方のカギは…

年齢関係なく好感が持てる「スマートな話し方」のカギは、内容の伝わりやすさ・敬語・言葉遣い・語彙力の大きく4つに分けられるのかも。
この記事では、その4つを通してスマートに話せるようになる方法をご紹介します。
Ⅰ.伝えたい内容をシンプルに話す

scene:どんな時でも
まずは「内容の伝わりやすさ」のお話から。
話を聞いた後、結局何が言いたかったのかわからない話し方では、スマートな印象を与えるどころか相手を困惑させてしまうかも。
要点をわかりやすくシンプルに話すことで、相手にも伝わりやすくなります。
要点を簡潔にまとめられることも、賢い人の特徴です。結局何が言いたいのかわからないというような、主旨がつかめない話し方はしません。
出典 domani.shogakukan.co.jp
ポイントを簡潔に伝えられるため、話が長くなりにくく、聞いている相手にもスムーズに要点が伝わります。
何を伝えたいかを意識して
話すのがあまり得意ではない方は、その話の中で何を一番伝えたいのか(=要点)を意識してみて。
そこに、「誰が・いつ・どこで・何を」のように必要な情報を付け加えるようなイメージで考えていくと、内容をすっきり整理して話すことができるかも。
上手な例え話ができると◎

大きさや重さ、色など、何かを説明する時に上手に例えられると、さらに賢そうな印象に。
相手に伝えたいものを想像させることができ、話のわかりやすさもUPしそうです。
「リンゴ〇個分の重さ」、「東京ドーム〇個分の大きさ」のように、同じものをイメージできるもので例えるのがおすすめ。
Ⅱ.正しい敬語を使いこなそう

scene:ビジネスシーン、冠婚葬祭やイベント、初対面・目上の人と話す時など
正しい敬語がすっと出てくるというのも、好印象に繋がりますよね。
初対面の人や目上の人と話す時、お仕事など色々なシーンで使う「敬語」は、日本人としても美しく正しく使いたいものです。
よく使うものから覚えていこう
敬語が苦手だという方は、よく使うものから覚えていくのがおすすめ。
何かをしてもらった時に「~していただく」、何かをする時には「~いたします」など、普段使うものを押さえておくだけでも、ある程度敬語のルールを身につけることができそうです◎
二重敬語になっているかも…?

敬語は使えると思っている方でも、やってしまいがちなのが「二重敬語」。
丁寧語の「お」や「ご」に、尊敬語の「~られる」という形をセットで使うのは、実は間違いなんです。
また、これは謙譲語においてもやってしまいがちなミスかも。
ex.)
×ご連絡させていただきました。
〇ご連絡いたしました。
せっかく敬語を使った場面で、「使い方を間違えているよ」なんて言われないためにも注意したいですね。
「お」や「ご」をつけると丁寧になると覚えている方も多いでしょう。しかし、「お~になる」「ご~になる」のセットだけで敬語になります。「お越しになられる」の場合「なられる」も敬語ですので、これは二重敬語です。
出典 woman.mynavi.jp
(この際、しっかり敬語をマスターしたい…!)
美しい日本語と正しい敬語が身に付く本 令和版
¥1,100
出版:日経BP
編集:日経おとなのOFF
大人が正しく使いたい言い回しや敬語を身につけられる一冊。
美しく日本語を使えることで、品格のある人だと印象付けて。
Ⅲ.「学生言葉」の使い過ぎに注意

scene:目上の人と話す時、大人になってからのプライベートなど
学生がよく使う「やばい」「マジ」などの、「学生言葉」の使い過ぎにも注意して。
大人になってからも抜けないと、品がない印象を与えてしまうかもしれません。
オフィシャルなシーンはもちろん、少しずつ美しい日本語に切り替えていけるように意識してみると良いかも。
社会人だとタブー視される!?

社会人であれば、お仕事をしている時だけでなく、ランチや飲み会の場であっても「学生言葉」を使うのは避ける方が良いようです。
例えば「マジ」なら「本当?」のように、内容に合わせて言い換える練習をしておくと、とっさの時にも安心かもしれませんね。
信用できない人に映るばかりか、知的レベルの低さまでうかがえます。過去の学業の成績も知らず、普段の仕事ぶりを見ていなくても、話し方だけで「きっとあまり勉強してこなかったのだ」と人に感じさせ、「こういう人と付き合うと自分までバカにされる」と敬遠されてしまいます。
出典 style.nikkei.com
使い時は場の「テンション」を見極めて

気の許せる友人と話す時は、美しい日本語にこだわるのはよそよそしく感じる、という方もいるかも。
友人間であれば、お祝い事を知らされた時のように、周りの環境や話の内容が盛り上がっても大丈夫な「テンション」を見極めることで、楽しく会話することができそう。
Ⅳ.ボキャブラリーを増やそう

scene:どんな時でも
最後は「ボキャブラリーを増やす」こと。
伝えたいことがあっても「なんて言えばいいんだろう…」なんて迷うことがあったり、ニュアンスの異なる言葉を代用すると、話の要点が曖昧になってしまうこともありますよね。
わからない言葉はその都度調べて

ボキャブラリーを増やすにも色々な方法がありますが、おすすめは読書や会話で出てきた「わからない言葉」をその都度調べること。
その時に調べたら使い方までセットで覚えることができるので、よりインプットしやすそうです。
適切な言葉をチョイスできるように
「言いたいこととニュアンスが若干違うな…」と思う時には、思いついた近い言葉の類語を調べてみるのがおすすめです。
適切な言葉をチョイスできるようになることで、相手により正しく趣旨を伝えられるようになるはず◎
(記事と一緒にワークにTRY!)
会話の8割が“やばい・すごい”。日常的にできる習慣づけで、ボキャ貧を抜け出そう|MERY [メリー]
前に読んだ本の内容だったり、最近見た映画の魅力を十分に伝えることができますか?今回は日常からできるほんの少しの習慣で、語彙力を増やしていこうという内容になっています。実際に読みながらチャレンジできるようにもなっているので、トライしてみてください。会話のほとんどを「やばい・すごい」で乗り切ってしまう方に読んでほしいです。
出典mery.jp
〇〇、なんか知的になったね!

「〇〇、なんか知的な雰囲気になったね!」
内容の伝わりやすさ・敬語・言葉遣い・語彙力の4つを意識し始めたら、そんな風に言ってもらえるようになった。
さらには、どんな相手とも自信を持って話せるようになれたのよ♡