テンパリングの本当の意味は?お菓子作りで知っておきたい7つのカタカナ専門用語
お菓子作りのレシピや番組を見ていると出てくる専門用語。聞いたことはあっても、意味までは知らないな…ということもあるのではないでしょうか?今回は知っておきたいお菓子作りに欠かせない7つの専門用語をピックアップしました。また、意味を理解したらチャレンジしたい7つのスイーツレシピもまとめました。ぜひ役立ててみて!
お菓子の専門用語って難しい…!

出典: snapmart.jp
お菓子作りにチャレンジしようと思っても、専門用語につまずく。
レシピや料理番組を見るたびに聞きなれない言葉のせいか、なんとなくチャレンジしづらいということもあるかも。
■これだけは知っておきたいカタカナ用語7つ
今回はお菓子作りをする上で知っておきたい7つのカタカナ用語と、意味を知ったら作りたい7つのスイーツレシピをご紹介します。
美味しそうなスイーツを作るためには、まず用語の理解からスタートです♩
※アレルギーのある方は材料に注意して、自分に合った食材で作りましょう。
1▷アラザン

出典: snapmart.jp
まず最初にご紹介するのは「アラザン」。
アラザンは材料でよく耳にするのではないでしょうか?
砂糖を銀箔で包んであるもので、フランス語由来なのだそう。
キラキラ感がたまりません…!
フランス語で「銀」という意味。砂糖の粒を銀箔で包んだもので、主にケーキなどのデコレーションに使われる。
■幻想的なお菓子作りにチャレンジ!

楽天レシピ:「青と白のコントラストが可愛い!銀河系杏仁豆腐」より
アラザンを使ったスイーツレシピをご紹介。
こちらはバタフライピーを使った杏仁豆腐のレシピ。
アラザンを追加することでグッと幻想的に、まるで宇宙のような世界観になりますね。
美しい色合いに釘付けです!
材 料(2人分)
バタフライピーティーティーバッグ1個
粉寒天2g
水(寒天に使用)300cc
杏仁豆腐の素1個
牛乳250cc
水(杏仁豆腐に使用)100cc
トッピング用アラザン適量
2▷アイシング

出典: snapmart.jp
2つ目の用語は「アイシング」。
こちらの言葉もよくレシピなどで聞きますよね。
アイシングは粉砂糖と卵白を混ぜ合わせたものを使って、クッキーなどをコーティングすることです。
クッキーやパンなどの表面を、粉砂糖と卵白を混ぜたものでコートすること。アイシングによってデコレーションを施す場合もある。
¥464
カラフルなアイシングを作りたい場合はこちらのような食用着色料などを使うのがベスト。
ジェル状のテクスチャを適量取り、アイシングに混ぜ合わせることで色づきます。
■いつものクッキーがより可愛らしく♡

楽天レシピ:「アイシングクッキー」より
使い方を知ったら、アイシングクッキー作りにチャレンジ!
こちらのレシピは食用色素で色づけをしたアイシングを使って、可愛らしいクッキーたちを作ることができます。
たくさんの色を使えば使うほど、食べるのがもったいないくらいキュートな見た目に仕上がるかも。
材 料(120g人分)
バター50g
砂糖20g
アーモンドプードル20g
薄力粉80g
☆アイシング☆
☆卵白1/3個(10g)+α
☆パウダーシュガー60g
☆食用色素(お好みで赤・青など)少々
3▷アングレーズソース

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3つ目は「アングレーズソース」。
カスタード風味のソースを指し、頂く時は焼き菓子や果物などに添えます。
聞きなれない言葉かもしれないですが、聞いたらパッと添えられているシルエットを思い出す方も多いでしょう。
アングレーズソースは、主にお菓子作りで使うカスタード風味のソースです。フランス語で「イギリス風のクリーム」という意味で、フランスでは「クレーム・アングレーズ」と呼ばれています。フランス料理のデセール(デザート)で使われることが多く、アイスクリームやプリン、焼菓子のほか、果物などにも添えられます。
■焼きリンゴの周りにたら〜っと添えて

楽天レシピ:「フライパンで焼きリンゴ 〜アングレーズソース添え〜」より
たら〜っと焼きリンゴに添えてみるのはどう?
卵黄と砂糖、牛乳を混ぜ合わせてアングレーズソースを作り、フライパンで一口大に切ったリンゴに軽く焦げ目がつくまで焼いたあと、お皿に移してソースをかけたら完成です。
焼きリンゴの美味しい食べ方がまた一つ増えるかも。
材 料(1〜2人分)
りんご1/3
はちみつ小さじ1/2
バター (マーガリン)5g
A.卵黄1個分
A.砂糖(スティックシュガーでもOK)12g
A.牛乳60ml
4▷テンパリング

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4つ目は「テンパリング」。
テンパリングはチョコレートを艶やかにかつ滑らかにするために行う工程のこと。
これをすることにより温度調節の役割を果たします。
冷水と湯せんを使い分けることで、チョコレートが理想の仕上がりになるでしょう。
つやのあるなめらかなチョコレートを作るために行う温度調節のこと。冷水にあてたり、湯せんしたりして行います。チョコレートは水分が苦手なので途中で中に水が入らないように注意しましょう。
出典:tomiz.com
■テンパリングしたチョコレートでコーティング

楽天レシピ:「素朴なお菓子*レモンケーキ」より
レモンケーキを作ることができる、こちらのレシピ。
ホワイトチョコレートとレモンチョコレートをテンパリングをしたものをケーキにコーティングします。
テンパリングで綺麗になったチョコレートで、表面をコーティングするとビジュアルは◎
材 料(約4人分)
アルミエンゼル型17cm1台分の材料です
(レモン型の場合約8個分です)
卵100g
グラニュー糖60g
はちみつ10g
薄力粉(ファリーヌ)70g
ベーキングパウダー0.5g
無塩バター55g
*コーティング用チョコレート*
コーティング用チョコホワイト50g
彩味レモンチョコレート100g
テンパリング剤1.5g
5▷ピケする

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5つ目は「ピケする」。
パイ生地に細かな穴を開けることを意味します。
穴を開けることは加熱時に均等に膨らませるために必要な工程なので、忘れずに押さえておきたいところ。
パイ生地を加熱すると、バターが溶けて空気が入り、層を押し上げるためにふくらむ。このときふくらみ具合はけっして均一にはならず、部分的にふくらみすぎたり、火の通り具合にも差が出たりする。これを避けるために、焼く前の生地に細かい穴をあけることをピケするという。
■たっぷり贅沢感を味わえるいちごタルト

楽天レシピ:「贅沢いちごタルト」より
いちごをふんだんに使ったタルトのレシピをご紹介。
作ったタルト生地は半日寝かせてから伸ばすといいみたい。
見ているだけでワクワクして、お腹がなってしまいそうな豪華ないちごタルトは味わいたくなりますね。
材 料(6人分)
<直径18センチタルト生地>
バター75g
粉糖50g
卵黄1個
A 薄力粉120g
A アーモンドパウダー10g
A 塩ひとつまみ
<タルトに詰めて焼くアーモンドクリーム>
バター60g
砂糖60g
卵1個
ラム酒大1
B 薄力粉20g
B アーモンドパウダー60g
<カスタードクリーム>
卵黄1個
砂糖20g
薄力粉10g
バニラビーンズ1/4本
牛乳80ml
バター8g
ラム酒大1/2
<飾り用フルーツ>
いちご1パック
6▷ピューレ

出典: shutterstock
6つ目は「ピューレ」。
ピューレはフルーツや野菜をつぶしたあと、裏ごしをすることによって滑らかな仕上がりにしたもののこと。
作っておくだけで、いろいろな食べ物にかけて食べることができそう!
ピューレ(ピュレ)とは、野菜や果物などの食材をすりつぶし、さらに裏ごしをして滑らかに整えた半液体状の加工食品を指す名称です。
■マンゴーでトロピカルなピューレ

楽天レシピ:「マンゴーのピューレ」より
こちらではマンゴーのピューレの使い方をご紹介。
マンゴーの種の周りや綺麗に取れなかった部分を使うことで、最後までしっかりと味わうことができます。
ヨーグルトやスイーツなどにかけて頂いてみてくださいね。
材 料(5〜6人分)
マンゴー(きれいに形がとれなかった部分)1個分
砂糖小さじ2
レモン汁小さじ1
熱湯消毒したガラス瓶1個
7▷マルブラージュ

出典: shutterstock
最後、7つ目は「マルブラージュ」。
大理石の模様をつけることを表す言葉なのだとか。
もやもやっとした模様を出したお菓子を作りたい時に知っておきたい言葉ですね。
チョコレートや練った砂糖生地を使えばマルブラージュを作ることができます。
菓子に大理石模様をつけること。チョコレートや練った砂糖生地で作る。
■マーブルの生チョコタルトは食欲がそそられる

楽天レシピ:「バレンタインに♡マーブル模様の生チョコタルト」より
生チョコレートを使ったタルトもマーブル模様で彩ってみましょう!
ミルクチョコレートとホワイトチョコレートを使うことでこのような仕上がりに。
竹串を使って、上手に模様を描いてみてくださいね。
材 料(4人分)
【マーブル生チョコ&トリュフ】
ミルクチョコレート2枚(100g)
ホワイトチョコレート1枚(45g)
★牛乳50ml
★バター(無塩)15g
☆牛乳20ml
ココアパウダー適量
【ボトム】
ビスケット50g
◎バター(有塩・無塩)30g
お菓子作りの時に役立ててみて
今回は知っておきたい7つの専門用語と作りたいレシピをご紹介しました。
一度は耳にしたことがある言葉もそうでないものも、理解することができたらお菓子作りのやる気がでるかも。
美味しいスイーツができ上がりますように♩