この柄のタイルが気になる__
今回は台湾と日本に所縁のある「マジョリカタイル」というものを紹介したいと思います。
とっても可愛い柄なので是非チェックしてみて下さいね。
What's マジョリカタイル?
台湾に残る伝統的なタイル
「マジョリカタイル」は台湾の伝統的なタイル。
もともと大正~昭和初期にかけて、イギリスのタイルを模倣して日本で作られていたタイルが、台湾に輸出されたのがきっかけで広まったそう。
残念ながら、日本ではあまり流行らず、台湾独自のデザインになり現在も残っているようなんです。
こんなに素敵なタイルが実は日本とも関わりがあるなんてときめきませんか?
「和製マジョリカタイル」とは、大正~昭和初期にかけて、日本で生産された「和製ビクトリアンタイル」のことを指します。このタイルは、近代イギリスの装飾タイルを模倣したもので、当時イギリスのタイルメーカーが「マジョリカタイル」という商品名で売り出したことから、この名称が日本でも広く使われるようになりました。
出典 www.travel.co.jp
もともとイギリスのヴィクトリアンタイルを模したデザインが明治維新以降に日本に入ってきたのが「マジョリカタイル」の始まりだと言われています。
出典 jp.pinkoi.com
台湾に行ったら探してみて◎
お次は『西門紅樓』という台湾の建物にある「マジョリカタイル」です。
色鮮やかなタイルがお洒落ですよね。
「西門紅樓」は日本が台湾を統治していた時代に建てられたそうで、歴史や建造物が好きな方は訪れてみる価値がありそうです。
「西門紅楼」が建設されたのは日本統治時代の1908年。台湾で初めて建設された公設市場で、冷蔵施設を備え、新鮮な食材を長期間保存できる画期的な建物でした。
出典 www.taipeinavi.com
台湾花磚博物館
『台湾花磚博物館』は現在では貴重となった「マジョリカタイル」を集めた博物館なんです。
館内に入ると、壁に貼られた多くのタイルを目にすることができます。
博物館は二階建て。
台湾全土から集められた美しい「マジョリカタイル」に心奪われるはずです。
博物館では復刻タイルやコースターなどの販売もしているそうです。
台湾のお土産にぴったりなの
せっかく台湾を訪れたのなら、タイルをおひとつ買ってみては?
「マジョリカタイル」はお土産の新定番になるかもしれませんね。
日本でも見かけることができます
さらさ西陣(京都)
そんな「マジョリカタイル」ですが、なんと現在の日本でも見ることができるんです。
京都にある『さらさ西陣』というカフェは、「和製マジョリカタイル」が全面張りなんだそう。
美味しいスイーツとドリンクを飲みながら、貴重な「マジョリカタイル」を見ることができるなんて贅沢な時間ですよね。
またこのカフェは築80年の銭湯をリノベーションしているそうで、趣のある外観も素敵ですよね。
◎information
住所:京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
営業時間:12時〜23時(L.O.|22時)
※不定休
船岡温泉(京都)
「さらさ西陣」と同じ通りにある『船岡温泉』は、国の重要文化財にも登録されている豪華な銭湯。
大正〜昭和時代の趣を深く残していて、日本で初めて導入された電気風呂や色鮮やかな「マジョリカタイル」が見所なんです。
◎information
住所:京都府京都市北区紫野南船岡町82
営業時間:(月~土)15時~25時(日曜日)8時~25時
:通販でもゲットできちゃうよ
>>こんな使い方はいかが?
「マジョリカタイル」の使い道は色々。
このようにコースターとして使うのも良いですし、両面テープなどで壁に貼ってあげるのもおすすめです。
色とりどりのタイルに、お部屋も明るくなりそうです。
ステッカー
台湾タイルステッカー
¥2,370
(1箱8個入り、8パターン)
便利なステッカーになったマジョリカタイル。
春の訪れを感じられるロマンチックなピンク色のタイルステッカーです。
洗面所やキッチンなどに飾るのがおすすめです。
スマホケース
歴史的なタイルに魅せられて__
今回は台湾と日本に所縁のある「マジョリカタイル」を紹介しましたが、いかがでしたか?
伝統的な可愛らしい柄に心奪われてしまいますよね。
是非、タイルをゲットしてみて下さい。