矯正はたった数年、されど数年

歯列矯正を決断するまでに時間がかかった。
もちろん今の歯並びを直したいのは山々だけれど、数年間あのワイヤーをつけるのが少し億劫だった。
平均的に1〜3年で終わるというし、長い人生で見たら「たった数年」かもしれない。しかしまさに矯正中の身としては「されど数年」だろう。
──とはいえ、実際に矯正を始めて✕年目。
ゆっくりだけれど確実に見違えるほど歯並びが良くなっている。
いつかワイヤーを外せる日を夢見て、あともう少しの辛抱。
歯列矯正の悩みあるあるに合わせて、可愛くいられるポイントをご紹介。
矯正中の悩みあるある二大巨頭

歯列矯正中の悩みは様々だと思いますが、この記事では大きく2つに分けてご紹介します。
1:存在感の大きさに困る
2:写真を撮る時の表情に困る
に悩んでいる方が多いのでは?この悩み二大巨頭を恐れず、歯列矯正ライフを楽しもう。
1-1:血色が良く見える口紅をチョイス
矯正のワイヤーの存在感をできるだけ抑えるには、口紅のカラーチョイスが重要かも。
ワイヤーではなく顔全体に意識が向くように「明るめ×はっきり×血色感UPを狙える」カラーを選んで。
ベージュなどの彩度の低い色よりも、パッと顔周りを華やかにしてくれるような明るくてはっきりした色を選んだ方が、ワイヤーの存在感を抑えられるかも。
プチプラで、中高生の方でも手に入れやすいのは『CEZANNE(セザンヌ)』の「ラスティング リップカラーN」。500円程度で買えちゃいます。
特に、明るめのレッドが可愛い402と、少しだけ落ち着いた大人っぽレッド407がオススメ。「粘膜リップ」と呼ばれるのも納得な、スルスルとした塗り心地です。
歯紅ならぬ「ワイヤー紅」を阻止せよ

歯紅ならぬ「ワイヤー紅」もあるあるですよね。
口紅がついてしまう原因として……
・塗ってる口紅の量が多い
・唇の内側まで塗ってしまっている
・歯の表面が乾燥している
が挙げられるため、量や塗り方などを意識してみて。こまめに水分補給をすると口内の乾燥も抑えられ、ついてしまった口紅も落ちますよ。
1-2:歯医者帰りをできるだけキープ

ワイヤーなどの矯正器具の存在感を抑えるには、歯医者帰りのピカピカな状態を保つのがコツ。
カレーやコーヒーなどの色が濃い食べ物は、器具やゴムに色が染みてしまうことがしばしば。ほのかに茶色くなった矯正器具は目立ちます。
矯正期間はできるだけ避けた方が無難。
また、ワイヤーのせいで歯磨きがしづらいですが、歯本体もきちんと磨きましょう。
虫歯になってしまったら元も子もありません。
こまめに歯磨きをするが吉

しかし、色の濃いものが食べたい時だってありますよね。もちろん食べたってOK。そんな時は食後にできるだけ早く、歯磨きをしましょう。
どうしても時間がない時は、軽く口の中をゆすぐだけでも着色を抑えられるかもしれません。
▷ 歯ブラシポーチを持ち歩いていつでも磨けるように
2-1:口角をキュッと上げて美人笑顔
写真を撮る時におしとやかに口を閉じてにっこり笑うか、それとも思いっきり歯を見せて笑うか、表情のチョイスに悩んでしまいますよね。
口を閉じて笑う際は、口角の上がり方を意識して。
座って写真を撮る時は、肘を机にのせて手を口元に添えると表情を出しやすいですよ。
鏡の前で笑顔の練習をしよう

笑顔も練習あるのみ。
お風呂や歯磨き中など鏡の前に立つ機会があるたびに、自然に口角を上げられるように笑顔の練習をしてみて。
舌の位置を意識すると良さそう。上の歯茎の裏側を定位置にすると、笑顔が作りやすいかも。
矯正が終わってワイヤーを外せば、口元の突出感も抑えられて、もっと自然な笑顔になるはず。
今のうちにたくさん練習しておきましょう。
2-2:思いっきり笑うのもキュート
もちろん、思いっきり笑うのだってとてもキュート。
今時、歯列矯正をからかう人はいません。気にしなくてOK。
口の形を思いっきり「イ」にして全力スマイル。目を細めて微笑むのもとても可愛いですよね。
カラーモジュールがめっちゃ可愛い
矯正器具は今や隠すものではなく「見せる」もの?
器具がカラフルになった、カラーモジュールはご存知でしょうか。
好きに色を選ぶことができて、海外ではお洒落感覚で楽しんでいる方も多いのだとか。

矯正中は月に1回ほどで、定期的に歯医者に行きますよね。そのたびに色を変えている方も多いのだとか。
フェスや推しの現場などのイベントがある方は、それに合わせて色を変えるのも楽しいですよね。みんなとなかなか被らないお洒落です。
綺麗な歯並びは一生の財産に
確かに矯正中はちょっとブルーになることもしばしば。
けれど晴れて矯正が終わったら、綺麗になった自分と対面できるはず。
ワイヤーを外す日を夢見て、しばらくの間だけ矯正器具と仲良く付き合おう。