「あっ、ストロー変わってる……!」
久しぶりにお気に入りのカフェに行ってみたら、ストローが紙ストローに変わっていた。
世界的に紙ストローが広がっているとは小耳に挟んでいたけれど、自分の周りでは初めて見た。今までプラスチックのストローが主流だったから、なんか新鮮。
どうして、こんなに紙ストローのムーブメントが巻き起こっているのだろう?
紙ストローは‘環境’に良い
今までストローといえばプラスチック製でした。
プラスチックは耐久性が高く、腐らないというメリットがある反面、そのメリット故にきちんとゴミ処理が行われていない地域ではプラスチックゴミが残り続けるという事態が。海などを汚してしまっているそうです。
そんな中で注目を集めたのが、紙。
そのような地域でそのまま廃棄されても、紙は分解されやすいのが特徴です。
身近な多くの飲食店も、続々と紙ストローに変わってきています。まだ見たことがなくても、近いうちに紙ストローをたくさん見かけるようになるかもしれませんね。
緑色だったStarbucks(スターバックス)
緑色のプラスチック製ストローだった『Starbucks(スターバックス)』も続々と、今までのストローを廃止しています。優しい色合いの紙ストローにチェンジ。
スタバの写真を撮る方も多いと思いますが、淡色のストローもこれはこれで写真映えしますね。
黒色だったセブン-イレブン
また安さと美味しさで人気の高い『セブン-イレブン』のカフェでは、かつて黒いプラスチックストローが使われていましたが、今や白い紙ストローに変わっています。
一瞬紙で作られているとは気づかないほど、丈夫なストローになっています。
黒色で太かったTHE ALLEY(ジ アレイ)
ついにタピオカ屋さんのストローも紙製に!
鹿がシンボルマークの『THE ALLEY(ジ アレイ)』では、タピオカが通るサイズの紙製ストローが使われています。こんなに太い紙ストローはちょっぴり珍しいですよね。
悩み1:なんだか紙の味がする
しかし「紙ストローと相性が合わない」と悩んでいる方も多いのでは?苦手意識がある方はきっといるはず。
よくあるお悩みは「紙の味が気になる」というもの。
まだ慣れないうちは、口に含んだ時の‘紙感’が気になってしまいますよね。
ストローに舌をつけない
できるだけ紙感を感じないためには、接触部分を減らすのが効果的。紙ストローに舌はつけずに、唇だけが触れるように飲んでみて。
また、紙ストローがもっと普及して慣れてくると、そのうち紙感もあまり気にならないようになるかもしれませんね。
紙コップと同じものだと考える
マインド的な提案になりますが「同じように材料が紙なんだから、紙コップみたいなものだ」と思ってみるのはいかがでしょうか。
紙コップはあまり紙感が強くないですよね。紙コップを使っているような感覚で、紙ストローも使用してみるとちょっとだけ嫌な感じが紛れる……かも?
悩み2:ついた口紅が目立つ
「プラスチックよりも紙の方が口紅がしっかり付着してしまっている」と感じる方も。
紙ストローの中では黒や赤など口紅が目立たないような濃い色よりも、白などの淡い色の方が多いイメージがあります。だからこそより口紅が目立ってしまいますよね。
やっぱりリップコートが効果的
リップが落ちてしまう問題にはやはり、リップコートが効果的。色持ちを持続させてくれる効果があります。
例えば『キングダム』の「リッププロテクトジェリー」は人気のリップコートのうちの一つ。唇に密着することで色落ちを抑え、さらに艶も与えてくれるのだとか。
悩み3:だんだんふやけてきてしまう
ゆっくり飲み物を飲んでいると、気づけばストローがふにゃふにゃに……。紙なのである程度は仕方ないことですが、飲みづらくなって少々不便ですよね。
また、飲み物を紙ストローでかき混ぜることで真ん中部分で折れてしまうこともしばしば。
ストローは長い間口に含まない
飲み物に触れている部分はまだしも、せめて口元の部分はふにゃふにゃしないように。
ストローの噛み癖がある方など、ストローをずっと口に含んでしまっていませんか?口内の水分で紙ストローがふやけてしまいます。ストローに口をつけるのは飲む時だけ。これを機会にぜひ噛み癖を直してみて。
かき混ぜるなら別のもので
飲み物をかき混ぜるなら、ストローじゃないもので。
例えばスタバにもセブン-イレブンにも「マドラー」があるはず。飲み物をかき混ぜる専用のものを使うようにすることで、ストローの折れを防げるかも。
環境に良し、相性も良しが理想
環境に良い、紙ストロー。
私との相性も良くなってくれたら嬉しい。
紙ストローへの苦手意識を少なくできるような方法をご紹介しました。